刑事事件と少年事件の弁護活動に特化 自身の内面に向き合えるよう働きかけ、更生をサポート
事件を起こした人たちの更生を手助けしたい
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
大学時代は刑事司法について学ぶゼミに入っていました。そのときに、以前、服役した経験のある方のお話を聞いたことをきっかけに、罪を犯した方の更生を手助けしたり、罪を償った後の社会復帰のサポートをしたりする仕事に携わりたいと思い、刑事事件や少年事件を担当する弁護士に興味を持ちました。
ーー注力分野を教えてください。
刑事事件と少年事件です。加害者を適切に弁護し、更生の手助けをしたいと思い、取り組んでいます。
刑事事件・少年事件は、事件の内容やタイミングによって、対応を急ぐ必要に迫られることがあります。依頼者が拘束されている場合など、すぐに対応しなければならないこともあり、迅速に動く必要があります。時間との勝負であることを意識しながら対応しています。
ーー仕事をされるときに心がけていることは何でしょうか。
厳しい現実や見通しもきちんと伝えることです。
刑事事件や少年事件の弁護をするうえでは、甘いことだけを言っても仕方ありません。罪を犯してしまったときは、自身の内面に向き合い、何が悪かったのかを考える機会も必要だと考えています。表面的ではなく心から反省して取調べや裁判に臨んでほしいので、考えるきっかけを与えられるようにと意識しています。
特に少年事件では、少年の弁護をするだけでなく、二度と罪を犯さないための手助けという視点をより意識しています。話をしっかり聞いて、言わなければいけないことを伝えるとともに、弁護士としてだけではなく、ひとりの大人として接することも心がけています。これは親御さんに対しても同様です。本人とその家族が事件に向き合えるようにサポートをしています。
人生のターニングポイントに立ち会えることがやりがい
ーー弁護士として活動してきたなかでうれしかったことを教えてください。
事件が終わったあとに、依頼者から感謝の言葉や気持ちを伝えていただいたときは、やはり嬉しいですね。特に少年事件では、この少年の人生のターニングポイントになれたのではないかと感じることもあり、携われてよかったと思います。
ーー今後の展望をお聞かせください。
今後も、少年事件と刑事事件を主軸にさまざまな事件に取り組んでいきたいと思っています。
最近は、インターネットを使った特殊な犯罪など、新しい形の事件も増えてきました。ただ、更生の手助けをするうえでは、どんな事件であっても、加害者が自身の内面にしっかり向き合えるように働きかけるという本質は変わらないと思っています。そのことを忘れずに、これからも、一つひとつの事件に丁寧に取り組んでいきたいと思います。
ーー最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
トラブルには大きいものから小さいものまで、さまざまなケースがあります。法律的に解決できる問題もあれば、特効薬のような解決方法がないものも、もちろんあります。
そんなとき、第三者に相談することで、悩みに押しつぶされそうな気持ちが軽くなったり、解決の糸口を掴んだりすることもあるでしょう。
「弁護士にこんなことを相談してもいいのかな」と悩む方もいらっしゃいますが、まずは法律事務所に電話かけてみてはいかがでしょうか。相談に乗ってもらえるかと話をすることで自分のニーズが明確になることもあるでしょうし、「うちでは取り扱えない事件ですが、こういう事務所を探してみてはどうですか」と提案できる場合もあります。ひとりで抱え込まずに早めにご相談ください。