プロフェッショナルとして、当たり前のことを確実にやる
社会正義を体現できる仕事に就きたかった
私は現在弁護士をしていますが、子供の頃は警察官になりたいと思っていました。犯罪捜査の番組などで警察官が犯人を追い詰め正義を追求する姿がとてもかっこよく眩しく感じていました。
警察官になるための公務員試験に有利だからと人から勧められたことがきっかけで法学部に進学したため、入学当時は司法試験を受験して弁護士になろうなんて全く考えていませんでした。 でも、法学部の講義が始まり法律を勉強し始めると、その面白さに魅了されていき、また、法学部の友人には司法試験の勉強を始める人が多く、弁護士を目指して勉強をしている友人から話を聞く中で「弁護士」という仕事にも興味を持つようになりました。
警察などの捜査機関は大きな国家権力を持っている反面、基本的には何か事件が起こってからしか対応できませんが、弁護士であればトラブルが起こる前や状況が悪くなる前の段階から問題に関わることができることに大きな魅力を感じました。
このような経緯の中で大学3回生頃から漠然と「弁護士を目指してみようかな」と考えるようになりましたが、やはり元が警察官志望でしたし司法試験の難しさを考えると進路の決心がつきづらかった時期がありました。 でも、本物の弁護士の先生から色々な事件の話や活躍された話を聞くうち「弁護士になりたい」という想いが次第に強くなり、大学4年生頃から司法試験の勉強を本格的に始めました。
弁護士の仕事を始めてみると、自分にとって予想以上に天職だったと感じることが多く、自分が磨いてきた能力やスキル、培ってきた知識や経験をフルに使ってトラブルに巻き込まれて人生に迷っておられる依頼者や傷ついた状態から立ち直ろうとする依頼者の問題を解決し、感謝のお言葉をいただいた時には言葉に言い表せない喜びを感じます。 これから少しでも依頼者と喜びを分かち合うことができるよう精進していきます。
法律の知識だけで解決できるとは限らない
弁護士として活動する上で私が大事だと思うことは二つあります。
一つ目は、「依頼者の将来を少しでも前向きなものにすること」です。
法律事務所にいらっしゃる方は、個人の方にせよ企業様にせよ、何かしらのトラブルを抱えておられます。 中にはトラブルに巻き込まれ「誰も信用できない」「未来に希望を描けない」というような精神状態に陥ってしまっている方も少なくありません。
しかし、私と関わることで前向きな新しい一歩を踏み出していただき、将来を少しでも前向きなものにすること。 それこそ、弁護士に求められていることだと考えています。
そしてそれは法律の知識だけで実現できるとは限らず、社会保障の知識、税金の知識、業界の取引慣行などの幅広い社会知識はもちろん、それ以上に「人間」を深く知ることが大切であると考えます。「人間」を深く知らなければ、依頼者との対話は表面上のものとなり、本当の意味での対話ができず、依頼者が抱える本当の悩みや理想を共有することができません。
ですので、弁護士は、法律だけでなく法律を取り巻く社会の成り立ちやシステムを勉強することはもちろん、「人間」を深く知るために幅広い社会経験を積むことが大切であると思います。
このような姿勢を持って日々の事件に取り組めば、トラブルそのものはすぐに解決できなくても、依頼者に安心感を与え依頼者が冷静な判断ができる状態で適切な解決策を提案させていただくことができ、結果として依頼者に前向きな将来への第一歩を踏み出していただけると考えています。
もう一つは、「必ず依頼者と二人三脚で活動すること」です。 どんな分野のどんな事件であっても、弁護士は依頼者の代理人にすぎず、依頼者本人の人生を生きることはできませんし、依頼者の意思や価値観に反した活動をすることはできません。
弁護士が「依頼者はこうしたいに決まっている」「一般的にはこうするのが普通だ」といった先入観を持つことは大変危険なことです。 このため、私は、依頼者の望む結果は当然のこと、結果を得るためのプロセスについても依頼者の意向を細かくチェックして、二人三脚のように事件を進めていくことを心がけております。
また、企業経営者などの社会的エリートの方であったとしても、トラブルを抱えた場合には日によって心の持ちようが変動することも多いです。 そんな依頼者の気持ちの変化に気を配り、精神状態に見合った無理のない進め方で解決することも重要になります。 ここでも、やはり「人間」を深く知ることが大切になります。

どこから反論されても証明できるように、必死で勉強する
これまで担当したどの事件でも人の生活や人生が懸かっていました。
それぞれ深刻ですが、その中でも特に、交通事故や医療過誤によってご家族を亡くされた方や思い後遺障害を負ってしまった方からの依頼には、毎回心が痛みます。
交通事故等はニュースなどで報道される一方で、医療事故が疑われる状況で患者さんが重大な被害を被ったという事件はあまり報道されません。 しかし、実は、医療事故に関しては驚くほど多くの法律相談があり、私は、取り扱い分野の1つとして患者さん側の医療事件で、多くの法律相談を受けます。
医療事故が疑われる事故で家族が亡くなり非常に苦しい思いをしている上に、病院や医師などにぞんざいな扱いを受けて更に大きな精神的苦痛を受けたという相談も少なくありませんが、そのような方々の心労というものは、想像を絶するものがあります。特にお子様を亡くされたご両親からの相談をお受けするときには非常に心が痛みます。
交通事故や医療事故に限らず、どのような分野の事件でも、「せめて真摯に謝罪をしてほしい」、「無念を晴らしたい」という依頼者は少なくありません。
弁護士が介入することで依頼者のそのような希望が実現できるかどうかは別として、そのような気持ちを受け止めないとしたら「やり場のない苦しみ」をたらい回しにすることになります。 だから、ご相談をいただいた方からは、じっくりと話をお聞きしています。
どんなトラブルを解決する時でもそうですが、私はできるだけ裁判などの法的手続きではなく、交渉により早期解決する方法にこだわります。裁判などにもちこまず解決できれば、依頼者の精神的負担と経済的負担の両方を軽減できるからです。
しかし、交渉で解決するためには相当な裏付けが必要となるため、専門的な知見が必要となる事件では事前の準備や調査を、かなり入念に行います。 例えば医療事件では医学部の図書館に通い詰め、事件に該当する文献や論文を読み漁り、想定される相手方(病院側)からの反論に対抗できる自信がつくまで、突き詰めて調べます。
その甲斐あって、これまでに専門的知見を必要とする多くの事件において示談交渉により依頼者が納得できる和解に成功しています。
ほんの少しの勇気で、人生は劇的に変わる
このページを誰がいつご覧になるか分かりませんが、私が発信したいメッセージはただ一つ。 「悩んだきとには勇気を持って早く誰かに相談してみてほしい」ということです。
悩みごとを長い間抱え続けるのは心にも体にも大きな負担がかかります。 悩んでいるうちに気分も落ち込んでお仕事や生活に支障がでてきてしまう人も少なくありません。
でも、人生は有限です。
「誰にも会いたくない」「誰とも話したくない」という状況の中でも、少しだけ勇気を持って、信頼できる誰かに相談してみてください。人生が大きく好転するきっかけになるかもしれません。
雨の日がいつまでも続かないのと同じで、あなたの人生においても、必ず晴れる日がやってきます。
個人の方か企業様であるかを問わず、お悩みの内容が法律問題か分からない場合でもお早めにご相談にいらっしゃってください。 あなたがまた快適な毎日を送れるよう、心をこめたリーガルサポートをお約束いたします。
