依頼者自身が気づいていない、一人ひとりに最適な解決を提示できる弁護士でありたい
交通事故の解決実績多数 経験が「弁護の質」と「解決までのスピード」を左右する
ーー交通事故関係の事案を多く手がけているそうですね。
私が手がけている案件の中で絶対数が多いというより、ほかの弁護士に比べると、手がけている事案数の中で交通事故案件が占める割合が多い、ということは言えると思います。
交通事故案件は、経験がなければできないわけではありませんが、保険実務の理解が非常に大事ですし、意見を聞ける医療機関との連携も必須です。医師の話を理解できる程度の医療知識も必要なので、やはり弁護の質や解決までのスピードを考えると、経験がものをいう分野ではないかと思います。
私は保険会社の代理人として交通事故案件に携わってきたキャリアがあり、連携を依頼できる医療機関や、鑑定を手がける専門機関とのつながりもあります。被害者、加害者どちらに対しても、お力になれると自負しています。
余談ですが、自動車保険に弁護士費用特約が付いていると、場合によっては交通事故鑑定人に依頼するなど、費用に余裕がある分、事件解決のための選択肢が広がります。自動車保険に入る際は、ぜひ、弁護士費用特約を付けることをお勧めします。
離婚案件は事後の安心も含めて最適な解決を目指していく
ーー他に注力しているのはどんな分野でしょうか。
離婚問題も比較的多く手掛けています。離婚問題は我々弁護士が扱う案件の中でも、特に、法律だけではスパッと答えの出ない分野です。一人ひとり望む解決は違います。とにかくよく話を聞いて、依頼者の混乱した気持ちを整理しながら「あなたがどうしたいのか」を聞いていきます。
依頼者の中には「一刻でも早く離婚したいから」などの理由で、自分に不利な選択をしようとしてしまう人もいます。
私としては、「果たして、依頼者の選択は最適解なのか?」ということをよく考えます。依頼者の希望はもちろん踏まえますが、それだけではなく、現実的に見た落としどころや、離婚後に約束が守られなくなるリスクなど様々な事情を加味して、俯瞰的な視点で、その人に最も適した解決策を提示するように心がけています。
法的な解決が難しいとしても力になれることがある
――法律相談では、ときに、依頼者自身が言いにくいことも打ち明けてもらわなければならない場合があると思います。
そうですね。弁護士なら誰でも最初の面談を特に大事にしていると思いますが、私が心がけているのは本音で話せる空気づくりです。相談に来た人がどんな人か、その人に伝わる言葉は何か、そうしたことを推し量りながら、会話していきます。
相談に来る方がよく「こんなこと関係ないかもしれないですが」「こんなこと弁護士さんに聞くことじゃないかもしれませんが」と言いますが、私はそうは思いません。
まずは相談してみる。せっかく相談に来たのだから全部話してみる。そのうえで、こちらが法的にできることがあるか考えます。何かできることがあれば、「こういう選択肢があります」と説明しますし、法的な解決が難しい場合でも、対策として何かアドバイスしたり、あるいは弁護士以外の相談先を紹介したりすることもできます。
人に相談することで、一歩前進できます。一人で悩まず、気軽に相談に来ていただけたらと思います。