「身近な問題を解決したい」依頼者の思いをまっすぐ受け止めつつ冷静にトラブルを解決に導く
離婚・相続・不動産トラブルに注力
ーー弁護士を目指したきっかけは何ですか
大学は法学部でしたが、学生のころは弁護士になろうなんて考えていなくて、仲間とサッカーに明け暮れ、バイクでツーリング旅行にでかけたりして過ごしました。卒業後は住宅メーカーに営業として就職。仕事はやりがいがあって、仲間にも恵まれていました。
社会人になってしばらくして、子どもの頃から親しくしていた叔父が60代の若さで亡くなったことが自分の中での転機でした。親しかった叔父の死をきっかけに、この先の自分の人生を見つめ直して、生涯に渡って活動できるような仕事につきたいと思うようになったんです。
そのときに浮かんだのが弁護士という選択肢でした。
ーー現在注力している分野と、注力している理由を教えてください。
身近な悩みを解決したいという思いで、離婚・相続などの家事事件に注力しています。また、不動産分野で欠陥住宅の問題などにも取り組んでいます。最近では消費者被害の問題にも関心があります。
離婚や相続の問題は、親しい間がらでのトラブルだからこそ、感情的な対立から長期化しやすい傾向があります。弁護士として間に入ることで感情面に配慮しながら早期に解決したいという思いで取り組んでいます。相続は、税理士や司法書士など他士業の方と連携してスピーディーな解決を目指しています。
不動産分野は、住宅メーカーで働いていたときには現場にも足を運んでいましたので、そのときに得た知見を活かせることもあり注力しています。
消費者問題は、京都弁護士会の消費者委員会に入ったことをきっかけに関心を持つようになりました。京都は消費者問題に熱心な弁護士が多いので、大きな刺激を受けています。
ーー弁護士としてのやりがいはどんな時に感じますか
最終的に問題が解決したときに、「先生に依頼をして良かった」と言われた時は、やはり大きなやりがいや達成感を感じますね。依頼者からの感謝の言葉が活力になります。
ーー仕事をされる上で心がけていることは
まず当たり前のことですが、依頼者の話をしっかり聞くことです。法的に関係のない話でも話を遮ったりせず、最後まで耳を傾けます。
特に離婚や相続などの家事事件では感情的になっている方もいます。まずは愚痴でも、怒りでも気持ちを吐き出してもらうことが大切だと考えています。
もうひとつは、依頼者の意見のみで判断しないことです。弁護士は依頼者の味方ではないという意味ではありません。弁護士は依頼者の代理人ではありますが、問題となっている事案全体を相手方の言い分を含めて俯瞰的に見つめることで、結果的に依頼者にとってバランスの良い解決につながると考えています。
この2つは営業マン時代にお客様とのコミュニケーションでも心がけていたことです。
消費者問題にも積極的に取り組みたい
ーー休みの日はどのように過ごされていますか
家族との時間を大切にしています。子どもが2人いるので、近所で遊んでのんびりと過ごしたり、ゲームも一緒にしたりします。
小学生の長女がサッカーをやっているので、試合に連れて行くことも増えました。最近は一緒にプレーすることもあります。自分自身サッカーが大好きな子どもでしたが、親になり子どもとサッカーできるとは思っていませんでした。子どもが上達していく姿を見るのは何よりの喜びです。
弁護士会のゴルフの集まりに参加したいと思い、ゴルフも始めました。弁護士仲間を中心に月に2回ぐらいのペースでプレーしています。せっかく始めたからにはコンペでも良い成績を目指しています。
ーー今後の展望についてお聞かせください
これまでと同じように、今後もひとりひとりの依頼者のために全力を尽くして、一人でも多くの依頼者の悩みを解決していきたいと思います。
また、消費者問題については、今後より注力していきたいと考えています。個々の依頼への対応だけでなく、消費者委員会を通じた、消費者法の改正に向けた啓発や、一般消費者向けのシンポジウムなど、そもそも消費者被害を生まないための活動にも関わっていきたいと思います。
ーートラブルを抱えて、悩んでいる方へメッセージをお願いします。
悩みを抱えていたら、法律相談を受けることをぜひ選択肢に加えてください。
これまでたくさんの法律相談を受けてきましたが、たった1回の法律相談を受けただけでも、晴れやかな表情で帰っていく方は大勢います。
相談内容をうまく整理できなくても構いません。「こんなこと弁護士に聞いてもいいのかな」と悩む必要はありません。
ぜひ気軽に弁護士に相談してほしいと思います。