中小企業法務と相続に注力〜プロとしての冷静さと人情味を大切に、悩める依頼者のため全力を尽くす
困っている人や企業を助けるため、弁護士の道へ
ーー弁護士になった経緯を教えてください。
子どもの頃、経済的にかなり苦しい環境で育ちました。当時、親が苦労していたことがあるかと思いますが、今思うとその苦労のおかげで弁護士として働くことができたので、親には感謝しています。
野球で推薦を取って高校に進学し、3年間、朝から晩までひたすら練習に打ち込みました。大学は、「就職に有利そうだ」という理由で商学部を選びましたが、学費や生活費を稼がなくてはならなかったので、勉強よりもアルバイトに奔走していましたね。
弁護士を目指そうと考えるようになったのは、大学4年生の頃です。当時、家庭の事情で住む家がなくなってしまって、そのときに「もっと法律や社会のことを知っていれば、こんな苦境には陥らなかったかもしれない」と思ったんですね。
法律を勉強して、自分と同じように困っている人や企業をサポートできる仕事に就きたいと考えるようになり、弁護士を志しました。それまで野球とアルバイト中心の生活でほとんど勉強をしてこなかったので、遅れを取り戻そうと毎日図書館で猛勉強していました。
ーー注力分野を教えてください。
中小企業法務と相続に注力しています。
独立する前に所属していた事務所では、扱う案件のほとんどが中小企業法務だったので、自然とこの分野に強くなりました。
会社を発展させるために頑張っている中小企業に対して、どこか親近感を抱いているんです。
というのも、僕は全く勉強していない状態でかつ商学部出身でいきなり司法試験を目指し始めたので、周囲にいろいろ言われることが多かったんですね。「諦めて就職した方がいいんじゃない」と言われたりしたことで逆に奮起して、絶対に合格しようと必死で勉強しました。
がむしゃらだった当時の自分と、事業を盛り上げようと燃えている中小企業の姿が重なるんです。頑張っている企業を応援したいという思いで、力を入れて取り組んでいます。
もう1つの注力分野である相続では、「財産を相続することになったが、法律について全然知らないので、どうしていいかわからない」と悩んでいる方が相談に来ます。法律のルールや手続の流れを1から丁寧に説明し、相続人間で円満に財産を分け合うための方法を依頼者と一緒に考えていきます。
以前、「亡くなった夫の相続手続をお願いしたい」と依頼されたことがあったのですが、手続が一通り終了した後、依頼者が泣きながらお礼を言ってくれたんです。
人生の節目に立ち会い、亡くなった人が遺したものを整理し、残された側が新たな生活のスタートを切るお手伝いができること。これは、相続分野ならではのやりがいだと思います。
依頼者が萎縮しないよう、スーツは着ない
ーー仕事をするときに心がけていることは何ですか?
スピードには自信があります。依頼者は不安を抱えているので、迅速に仕事を進め、できるだけ早くトラブルが解決に向かうように意識しています。
雰囲気作りとして、あえてスーツは着ないようにしています。弁護士がスーツ姿だとどうしても堅苦しい雰囲気が出て、依頼者が萎縮してしまうので。自分の感覚としても、スーツを着ないほうが身体が楽で、仕事も捗るような気がしています。
また、依頼者に対しては、人間味や人情をもって温かみのある対応を心がけるとともに、専門家としての冷静な視点で案件を見つめる、そのバランスも大切にしています。
専門家に相談することで解決の糸口を見出せる
ーープライベートについても伺います。ご趣味を教えてください。
野球とゴルフです。
高校時代は正直、野球が辛くて仕方なかったのですが、今はようやく野球を楽しめるようになりました。京都弁護士会の野球仲間と楽しく、でも真剣に、全国大会優勝を目指して頑張っています。
ゴルフは去年から始めたばかりですが、上達したいので、今日も仕事終わりに打ちっぱなしに行く予定です。
あとは動物が好きで、ダックスフントとプードル、猫も1匹飼っています。弁護士ドットコムのプロフィールページに愛犬の写真を掲載したところ、「犬好きに悪い人はいないから」という理由で相談に来てくれた方もいました。
ーー今後の展望について教えてください。
既存のクライアントを大事にしたいです。私を信頼して依頼してくれた方の案件を、1つ1つ、一生懸命解決していきます。
また、いつでも質の高いリーガルサービスを提供するために、勉強を続けて、常に社会の変化をキャッチできるようにしたいですね。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる人にメッセージをお願いします。
まずは、気軽に連絡してください。法律の専門家のアドバイスを聞くことで解決の糸口が見出せると思います。
たとえば、親族がお亡くなりになったものの何をしてよいか分からない方。お亡くなりになった方に借金があるかもしれない、不動産があるけどどのように処理するのが適切か、遺産をどのように分けるのが平等かなどのお悩みがあればすぐに弁護士に確認したほうがすっきりするかと思います。
また、事業を立ち上げたけど法的な問題はないのか、契約書やプライバシーポリシーやサイトなどに問題はないか、他社と揉め事が発生したなどについても、取り返しのつかない状況になる前に弁護士に相談することをお勧めします。
法律や制度を知ることで、今抱えている悩みは解消できるかもしれません。1人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。あなたに一番合った解決方法を一緒に考えていきましょう。