

遠山 大輔
戸田・遠山法律事務所
京都府 京都市中京区高倉通丸太町下ル坂本町702法律トラブルは人生にとっての大きな試練です。私は、この試練を乗り越えるための味方であり続けます。悩むよりも、早くご相談下さい。
どんな法律トラブルに対しても、経験と最先端の知見に基づいた弁護活動を提供します。
法廷でのプレゼンテーションについて先駆けて研究を始め、共著「入門法廷戦略-戦略的法廷プレゼンテーションの理論と技術」を出版しました。
ロースクールで実務科目を教え、講演をしたりもしています。
◆主な取扱事例
刑事事件においては、無罪判決(一部無罪、裁判員裁判含む)5件獲得。裁判員裁判を25件以上担当。
民事、家事事件においては、特に著名事件は取り扱っていないが、交通事故、売掛金請求、不動産関連事件、自己破産等債務整理事件、離婚、相続等様々な事件に対応。
◆著書
共著「入門法廷戦略-戦略的法廷プレゼンテーションの理論と技術」 (2009年 現代人文社)
「刑法判例に登場する事実の形成過程と刑法的処理」 (熊本法学137巻85頁、2016年)
■詳しくはこちら
【WEBサイト】https://www.t-tlaw.jp/
【 一般民事 】https://www.t-tlaw.jp/field/#minji
【 家事事件 】https://www.t-tlaw.jp/field/#kaji
【刑事・少年事件】https://www.t-tlaw.jp/field/#keiji



インタビュー
遠山 大輔 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ
免田事件の再審無罪判決を新聞で知り、刑事裁判に興味を持ちました。「免田死刑囚」が翌日には「免田さん」と呼ばれている。死刑判決を受けていたけど無罪になったらしい。世の中には理解できないことがあるものだ。これが出発点です。それから、狭山事件などを勉強しながら、えん罪に取り組む弁護士をイメージするようになっていきました。
今までの経験と現在の仕事内容
登録当初から、民事、家事、刑事となんでも幅広くやっています。重大な刑事事件を担当したこともあります。警察・検察という国家権力に対抗するのは本当に大変です。有名な事件としては、Winnyを作成した技術者の弁護を、弁護団の1人として担当しました。膨大なネット上の書き込みから、証拠となり得る箇所を見つけ、分析しました。大変でしたが、最高裁で無罪判決が確定して本当によかったです。
弁護士会の委員会活動についても積極的に取り組んでいます。日弁連の裁判員本部、取調べの可視化実現本部に所属しています。
大学やロースクールでは刑事弁護実務を教えています。
取り調べの可視化に向けた活動
取調べの可視化を実現するため、シンポジウムを開催したり、議員要請に行ったりしています。可視化については、例えば志布志事件や足利事件で密室での取調べの問題が明らかになったのに、なかなか実現に向かわないことを非常に問題だと思っています。
理想的な取調べの在り方としては、取調べの「機能」を変えて、捜査機関の作ったストーリーの押し付けではなく、事件についての認識・意見を確認するインタビューにするべきだと思います。そのために取調べの録音・録画は必要だと思います。
弁護士としての信条・ポリシー
2つあります。1つは、「何を」ではなく、「いかに」弁護するか。企業・消費者、経営者・労働者、加害者・被害者、…いずれの立場であっても依頼者の法的利益を確保することです。
もう1つは、あらゆる主張、証拠について常に第三者の視点から検討することです。もちろん事件を扱う中で依頼者の方に感情移入してしまうこともあるのですが、一番大切なのは「裁判で勝つ」ということです。したがって、依頼者ではなく裁判官の立場に立って、主張と証拠を検討する必要があり、その意味で俯瞰する立場が重要なのです。
仕事の中でやりがいを感じるところ
裁判員裁判の弁論です。裁判員裁判ではある意味、自分の姿・表情・話し方から話す内容、ひいては人格まですべて一般人の裁判員に採点されるのです。ですから熱意や自信を持って彼らの心に訴えることが必要です。これは従来の裁判では絶対にありえないことで、やりがいを感じますよ。
関心のある分野
個人的には、やはり裁判員裁判です。まだ経験は少ないですが、この裁判員裁判をよいものにしていくことが、あるべき刑事司法の実現につながると感じています。
弁護士会の活動としては、法教育です。発達段階に応じた法教育を実施していく必要があると考えています。
裁判員裁判について
量刑の判断はプロの裁判官に任せるべきだと思います。というのも裁判員にとっては、やはり被害者の方に共感しやすいので、結果として今までよりもより重い刑を下す傾向が生まれています。
しかしそもそも、何のために刑罰を下すのか考えてみてください。それは世の中を良くするためです。重い刑罰を与えて加害者を排除することも一つの手なのかもしれませんが、それは量刑を終えたとき、加害者を社会性を失わせた状態で社会に戻すことになります。それは結果として再犯につながってしまうのではないでしょうか。
それよりも加害者をできるだけ社会から切り離さない方法を検討すべきだと思います。その意味で、重罰化が必ずしも良いことだとは思いません。
取扱分野
-
借金・債務整理
依頼内容
- 自己破産
- 過払い金請求
- ヤミ金対応
- 任意整理
- 個人再生
-
交通事故
事件内容
- 死亡事故
- 物損事故
- 人身事故
争点
- 後遺障害等級認定
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
-
離婚・男女問題
原因
- 不倫・浮気
- 別居
- 性格の不一致
- DV・暴力
- セックスレス
- モラハラ
- 生活費を入れない
- 借金・浪費
- 飲酒・アルコール中毒
- 親族関係
請求内容
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 離婚請求
- 離婚回避
- 面会交流
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遺産相続
請求内容
- 遺言
- 相続放棄
- 相続人調査
- 遺産分割
- 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
- 相続登記・名義変更
- 成年後見
- 財産目録・調査
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債権回収
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詐欺被害・消費者被害
原因
- 金融・投資詐欺
- 訪問販売
- ワンクリック詐欺・架空請求
- 競馬・情報商材詐欺
- ぼったくり被害
- 霊感商法
- 出会い系詐欺
-
インターネット問題
誹謗中傷・風評被害
- 削除請求
- 発信者開示請求
- 損害賠償請求
- 刑事告訴
-
犯罪・刑事事件
タイプ
- 被害者
- 加害者
事件内容
- 少年事件
- 児童買春・児童ポルノ
- 詐欺
- 痴漢
- 盗撮
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 暴行・傷害
- 窃盗・万引き
- 強盗
- 横領
- 交通犯罪
- 覚せい剤・大麻・麻薬
-
不動産・建築
賃貸トラブル
- 賃料・家賃交渉
- 建物明け渡し・立ち退き
- 借地権
売買トラブル
- 欠陥住宅
- 任意売却
近隣トラブル
- 騒音・振動
- 土地の境界線
自己紹介
- 所属弁護士会
- 京都弁護士会
- 弁護士登録年
- 2002年
経歴・技能
学歴
- 1992年 3月
- 熊本県立八代高等学校 卒業
- 1993年 4月
- 京都大学法学部 入学
- 2002年 10月
- 弁護士登録(55期 京都弁護士会)
職歴
- 2017年 2月
- 戸田・遠山法律事務所開設
活動履歴
著書・論文
- 共著「入門法廷戦略-戦略的法廷プレゼンテーションの理論と技術」(2009年 現代人文社)
所属団体・役職
- 2003年 4月
- 立命館大学法学部 非常勤講師
- 2008年 4月
- 龍谷大学法科大学院 非常勤講師
- 2014年 4月
- 龍谷大学法科大学院 教授
- 2015年 4月
- 京都大学法科大学院 非常勤講師
所属事務所情報
-
地図を印刷する
- 所属事務所
- 戸田・遠山法律事務所
- 所在地
- 〒604-0881
京都府 京都市中京区高倉通丸太町下ル坂本町702 - 最寄り駅
- 丸太町駅
- 受付時間
-
- 平日09:00 - 17:00
- 定休日
- 土,日,祝
- 対応地域
-
関西
- 滋賀
- 京都
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- 兵庫
- 奈良
- 和歌山
電話で問い合わせ
075-256-7500
※お問い合わせの際は「弁護士ドットコムを見た」とお伝えいただければ幸いです。
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