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再現実験にて、起訴内容をひっくり返し、被害品数を半分以下にさせた執念の事例

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 ご依頼者様は、他人の家から複数の物品を盗み出したという窃盗の容疑で起訴されていました。検察官が主張する被害物品の数は、なんと「50点以上」。

現場周辺の防犯カメラには、ご依頼者様が大きな袋を抱えて一度だけ現場から立ち去る姿が映し出されており、検察官はこれを決定的な証拠として「この袋に50点すべてを詰めて盗み出したのだ」と決めつけていました。

しかし、ご依頼者様の記憶とはあまりにもかけ離れた数量です。

解決への流れ 弁護士は、検察官が提出した証拠を鵜呑みにせず、客観的な事実に基づいて徹底的に検証することにしました。

そこで試みたのが、「再現実験」です。
弁護士は、事件で使用されたものと全く同じサイズの袋を用意し、さらに被害物品とされた50点以上の品物と同じ大きさ・体積の「模型」を作成しました。

そして、ご依頼者様の記憶を頼りに、実際にその模型を袋に詰めていく実験を行いました。

結果は一目瞭然でした。どれだけ工夫して詰め込もうとしても、一度に50点もの物品をその袋に収めることは物理的に不可能であることが証明されたのです。

再現実験の内容を報告書にまとめて検察官に交付したところ、検察官は起訴内容の維持が不可能と判断し、起訴内容を変更。被害物品の数が当初の半分以下になりました。

堀川 正顕 弁護士 堀川 正顕 弁護士からのコメント 警察や検察といった捜査機関は、時に決めつけや思い込みで捜査・起訴してくることがあります。それに対して「言っても信じてもらえないから」と諦めてしまうのが、一番危険です。

今回の勝因は、検察の主張に対して、言葉だけでなく「目に見える物理的な証拠」で反論したことにあります。

お困りの際は、どうぞ諦めずにご相談ください。

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