幼少期から抱く「人の役に立つ仕事がしたい」という思いを胸に、依頼者に寄り添った対応を
小学生の頃から一貫して弁護士を目指す
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
子どもの頃から、「将来は人の役に立つ仕事に就きたい」と思っていました。小学生6年生のとき、村上龍さんの『13歳のハローワーク』という本の中で、弁護士の仕事についての解説を読み、興味を持ちました。両親に弁護士や司法試験のことを話したところ、「弁護士は人の役に立てる仕事だし、難しいけどチャレンジしてみたら」と勧められ、将来の夢として固まりました。
その後も気持ちが揺らぐことはなく、大学は法学部に進学しました。授業やゼミで実務家の先生方の話を聞き、法曹はやりがいのある仕事なんだと実感しましたね。司法試験を受けるモチベーションも高まりました。
ーー実際に弁護士になり、やりがいを感じるのはどんなときでしょう。
やはり、問題が解決して依頼者が笑顔になってくれたときに一番やりがいを感じます。解決までに長い期間を要した案件では、依頼者との関係性も深くなっているのでなおさらです。笑顔で「大変だったけど、解決してよかった。やっと終わりました。ありがとう」と言ってくださると、弁護士になってよかったなと思います。
依頼者の不安を取り除けるよう丁寧に対応
ーー注力している分野はありますか。
相続・離婚・企業法務の3分野です。特に離婚は、男性・女性問わず、女性弁護士への相談を希望される方が多く、ニーズが高いので注力しています。
女性からは「同性だと安心する。子どものことや感情的な部分でも共感してもらえるので、何でも話せる」と言われますし、男性の場合は「妻の気持ちを理解したいので、女性目線のアドバイスがほしい」ということで依頼してくださる方が多いです。
企業法務は、顧問業務や契約書チェック、使用者側の労働事件や労働審判など、幅広く対応しています。事務所代表の長瀬が企業法務を得意分野としているため、長瀬の指導のもと、新人の頃から多数の案件に取り組んで経験を積んできました。事務所がある水戸市周辺だけではなく、北はいわき、南は東京の企業からの依頼にも対応しています。
ーー仕事をする際に心がけていることを教えてください。
相談に来る方の多くは緊張されているので、少しでも心をほぐせるよう笑顔で接することと、不安な気持ちに寄り添うことを心がけています。
時間をかけて丁寧に話を聞くことも大切にしています。ご自身の状況をうまく話せない方も少なくないので、そのような方に対しては、私から質問して会話の糸口を探します。例えば、離婚を考えている方には、配偶者と出会ったきっかけや結婚生活、離婚を考え始めたタイミング、お子さんの親権に関する意向など、様々な角度から質問しながら徐々に話を引き出していきます。
弁護士に相談することが解決への第一歩
ーー休日の過ごし方や趣味を教えてください。
幼い息子がいるので、休日は家族で過ごしています。もともと、四国の八十八箇所を巡るなど旅行が好きなので、息子が大きくなったら家族であちこち旅したいですね。
4歳からピアノを始めて、コンクールで賞をいただいたこともあります。今は育児中でなかなかピアノを楽しむ時間が取れませんが、落ち着いたらまた弾きたいなと思っています。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
「茨城県内で女性弁護士といえば母壁」と言われる存在になれるよう、男性・女性問わず多くの相談に対応し、問題解決をサポートしたいと思っています。
今後は、営業秘密やインターネット上の著作権など、知的財産権に関する相談にも応えられるようになりたいです。茨城県内にはこの分野を扱う弁護士がそれほど多くありません。私にとっても新規の分野なので、知見を深めるために、eラーニングなどを活用して勉強しているところです。
ーー法律トラブルを抱えている方にメッセージをお願いします。
悩みを抱えて辛い日々を過ごしている方もいるでしょう。誰に打ち明ければいいのかわからず1人で苦しんでいる方は、選択肢の1つとして、弁護士に相談するという方法を検討してみてください。
相談することは問題解決の第一歩です。弁護士は、あなたが置かれた状況や意向を踏まえて、法律知識と経験に基づいたアドバイスを提供します。専門家の意見を聞くことで、今よりも状況をよくするための方法がきっと見つかるはずです。
私は弁護士として、依頼者に法的なサポートを提供するのはもちろんのこと、精神的な負担も軽くできるような対応を心がけています。「こんなことを相談していいのかな」と不安に思う必要はありません。どなたも気軽にご連絡いただければと思います。