遺産相続の解決事例
  • 遺言

兄弟が相続することを希望しないため、遺言を作成して世話になった介護施設に寄付したケース

80代以上 男性
この事例の依頼主 80代以上 男性

相談前の状況 相談者は配偶者も子供もなく、半年前から入院して闘病生活を送ってきました。兄弟が近くにいたので、入院の際の身元保証人になること、銀行・役所などに出向いて手続をすることなどを兄弟にお願いしたこともありましたが、そのたび冷たく断られてきたそうです。
医師から余命宣告を受け、死後のことを考えたとき、何もしてくれなかった兄弟には自分の遺産を渡したくないと考え、遺言を作成したいと相談を受けました。

解決への流れ 相談を受けた時点でかなり病状が思わしくなかったので、入院先に出向いて相談者と面談し、希望をお伺いしました。入院前に世話になった介護施設に寄付したいと希望されたので、原案を作成したうえで公証人に病院への出張を依頼しました。
入院先で公正証書を作成し、安心されたと思った半月後、相談者は病院でお亡くなりになりました。遺言で当職を遺言執行者に指定していたので、その後介護施設に対して遺産の引渡し手続をおこないました。

福田 大祐 弁護士 福田 大祐 弁護士からのコメント 遺言の執行にあたり、ご兄弟には本人の意向を説明しました。必ずしも納得はされませんでしたが、遺言がある以上どうもできないために、特にトラブルにはならずに終了しました。
逆に遺言を作成していなければ、本人の意向がわかっていたとしても兄弟が遺産を取得せざるを得ないので、すぐに遺言を作成したのがよかったのだと思います。

福田 大祐 弁護士
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