内橋 一郎 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
法曹三者(弁護士、裁判官、検察官)の中で、最も自由度が高いので、弁護士になりました。自分の周囲に法曹になる者が多かったこと、また法律的な論理的思考と紛争解決手段としての有効性に魅力を感じ、将来の進路として弁護士を目指すことが自分の中ではとても自然な流れでした。
修習期には、法曹三者がどのように仕事を行っているかを目の当たりにすることができますが、その時に裁判所や検察庁での仕事は弁護士と比べ、私にはやや役所に近いものだと感じました。
それとは異なり、弁護士はある程度仕事を自ら選ぶことができる立場にあり、言動も自身の責任のもとに自由にできます。基本的には窮屈な上下関係もなく仕事を行えます。こういった点を魅力的に感じ、法曹三者の中でも、具体的に弁護士を志すようになりました。
今までの経験と現在の仕事内容
今日に至るまで一通り様々な業務を扱う機会がありました。具体的にあげますと、弁護士になって最初の5年ほどは交通事故を中心とした保険事故をよく担当しました。当時、交通事故はかなりの数の事件を担当しました。
その後、独立して、自分の事務所を持つようになってからは、一般民事事件(離婚、相続)の外、医療過誤事件、証券取引(過当取引、仕組債、デリバティブ等)、先物取引(商品先物、FX等)、未公開株詐欺等の投資被害事件、交通事故(被害者側)、保険事故、介護事故、フランチャイズ、リース等に取り組んできました。消費者集団被害事件(クレジット、製造物責任等)の弁護団にも多く参加しました。
現在担当している案件では、一般民事事件(離婚、相続)の外では、投資被害事件と医療過誤事件の比重が高いと思います。
弁護士としての信条・ポリシー
与えられた状況でベストを尽くす。依頼者の方の考えを基本的に尊重する。専門的知見を要する事件では勉強を怠らない。初心を忘れない。いま一歩の努力が結論を分けることがある。などなど。
関心のある分野
医療過誤事件、証券等投資被害事件にとりわけ深い関心があります。どちらの分野も、各々の専門的な知識が要求される場面が多々あります。仕事を行うにあたって、自分で新しい知識に興味関心を持って勉強をして依頼者からの案件に備えます。
勉強で得る知識は、当然一朝一夕に一夜漬けなどしても身につくものではありませんので、地道で時間のかかる作業です。資料を集めて勉強をすることや、その分野に詳しい方に教えていただくことで知識を増やしています。
また、扱う仕事の専門性が高い時には、業務をこなす上での一連の流れに対する慣れも必要です。これも、日頃の備えによりよく効率的に順応していくことができます。