成年後見を通じて高齢者に寄り添う〜親しみやすく経験豊富な弁護士が、生活を明るくする支援を提供
社会をより良くする仕事に関わりたい
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
ずっと数学が好きで、高校生になった頃は、理系の進路も考えていました。研究者になり、技術の進歩という観点から社会に貢献することに魅力を感じていたのです。しかし一方で、いくら技術が発展しても、私たちが生活する基盤の社会が良くなっていなければ、人の暮らしは改善されないのではないか、という視点も持つようになりました。
技術の進歩によらず、人々が幸せに暮らせるための仕事に関わりたいと考えた結果、思い浮かんだのが公務員や政治家、法律関係の職に就くことでした。法律を学ぶ上では数学で培った論理力を活かせますし、困っている人のために直接役に立てることにも魅力を感じ、司法試験に挑戦して弁護士を目指そうと決意しました。
大学で法学部に入り、司法試験に苦労しつつも弁護士に。出身は滋賀県ですが、司法修習時代を過ごした福井県に根を下ろすことを決め、2018年3月、敦賀市に事務所を開設しました。
ーー学生時代はどのように過ごしていましたか?
法律の勉強はもちろんしていましたが、数学も相変わらず好きだったので、大学の電算室でコンピューターに夢中になっていました。当時はまだキーボードでコマンドを打ち込んで命令を実行させていたんです。
司法試験の受験生の間は勉強ばかりでしたが、筋トレとランニングを日課にして、体力を落とさないように気をつけていました。
成年後見の経験多数。高齢者に充実のサポートを提供
ーー注力している分野を教えてください。
相続と離婚、そして成年後見の案件に力を入れています。
特徴的と言えるのが、成年後見の案件を多く受けていることだと思います。身寄りがなく、将来の財産管理に不安がある高齢者の方から相談を受けたり、高齢者虐待が疑われるようなケースについて敦賀市から要請を受けたりした場合に、成年後見制度を活用するための手続きを行っています。
注力するきっかけになったのは、弁護士の業務を始めた頃、敦賀市から高齢者虐待に関する会議への出席を依頼されたことです。その会議で、高齢の夫婦が経済的な虐待を受けていると疑われる案件に出会いました。
当時の私は、弁護士としてどんな適性があり、どの分野の専門性を高めるべきかを試行錯誤していた時期でした。何事も経験と思い、依頼された成年後見の事案に必死に取り組みました。あまり馴染みがない分野だったので苦労もしましたが、高齢者に寄り添う仕事が好きだと感じたんです。
裁判で原告や被告の代理人になった場合には、依頼人の利益を最優先させるために、相手側から非難されるというのは当然あり得ることです。しかし、行政から依頼されて行う成年後見などの仕事は、自分が頑張れば頑張るほど周りの方が喜んでくれます。「ああ、良い仕事だな」と思い、それ以来、積極的に成年後見の案件を手がけるようになりました。
ーー成年後見では、どのような手続きを行うのですか?
まずは後見人を立てたいという書類を作成し、裁判所に提出します。弁護士として書類作成業務を代理するほかに、私自身が後見人となることもあります。具体的には、身寄りがない方や、家族はいるけれど遠方に住んでいて後見人になることが難しい場合などです。
弁護士が成年後見人になる場合は、預貯金の管理や年金の請求・受給といった財産管理がメインです。医療における決定などは行いませんが、身上監護、例えば、被後見人の住居の確保や介護施設に入居する際の契約、病院への入退院の手続きなども代理で行うことができます。
ーー仕事をする上で心掛けていることを教えてください。
依頼者が話しやすいようフランクに接することです。どんなことに悩み、今後どうしていきたいと考えているのか、事実関係をしっかり把握するためにも、依頼者が緊張せずに話せる雰囲気づくりを意識しています。
依頼者と話すことが好き。親しみやすく頼りになる弁護士でありたい
ーープライベートについても伺います。休日の過ごし方を教えてください。
年に1、2回、夏の間に南アルプスや中央アルプスに登山することにしています。1泊2日や2泊3日の行程ですが、そのための体力づくりとして近場の山を登ったり、ジムでトレーニングをしたりしています。ランニングマシンに最大限の傾斜を付けて走っています。
夫婦で北アルプスの涸沢に行った際、紅葉の美しさに感動したことがきっかけで山を好きになったのですが、今は妻は同行してくれません(笑)。頂上まで登り切った後の景色は格別です。登るときも下るときも非常にきつく、「なんでこんなことしてんのやろ」と思いながら足を動かしています。しかし、それにも勝る達成感がありますね。
ーー今後の展望をお聞かせください。
引き続き、成年後見や相続案件に力を入れていきます。今、特に注目しているのは家族信託制度です。この制度を活用することで、成年後見制度だけでは足りない部分をカバーできます。様々なメリットがあり、特に、財産を多く持っている方にお勧めの制度です。
必要な方に提案し、税理士や司法書士と連携しながら、制度を有効活用してもらえるようサポートできればと思っています。
ーー法律トラブルを抱えている人に、メッセージをお願いします。
法律事務所や弁護士に対して、敷居が高いというイメージをお持ちの方もいますが、私は常日頃から「親しみやすい弁護士」を目指しています。依頼者と話すことが好きで、私を信頼して相談してくださった方の期待に応えられることが何よりの喜びです。
1人ひとりに寄り添い、解決のため真摯に取り組んでまいります。緊張せず、まずは気軽にお電話ください。