守川 幸男 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
高校3年生の頃、「判決」というテレビドラマを見て弁護士になろうと決めました。社会問題を扱うドラマで弁護士が人を救っていく姿を見て、私も困っている人の味方になりたいと思いました。
弁護士として気をつけていること
お客さんに寄り添うことです。お客さん以上に必死になることも少なくありません。「もっと本気になりなさい!」と強く言うこともあるので、お客さんに「怖い」と言われることもあります(笑)。難しいケースでも打ち合わせに時間をかけて、お客さんと一緒に法律論や反論を含めて考えることを心がけています。
弁護士になってから感じたギャップ
ギャップがあるわけではないと思いますが、皆さんが想像する以上に辛いでしょうね。日程が詰まっていてとても忙しいので、早めに段取りをとることが大事です。
印象に残っている案件
事務所全体として働く人たちの権利を守る事件が多く、企業の中に憲法や法律を守らない職場も少なくありません。弁護団を作って頑張っています。3月11日、国と東電を被告に損害賠償請求訴訟を起こしました。
また、少年事件も結構扱っています。面会する度に少年がよい方向に変わっていくので、弁護士になって良かったと感じることができます。少年とご飯を食べに行き、これからについて話し合うこともあるのですよ。
また、事情を知らないで覚せい剤の運び屋になってしまった外国人の事件を担当したことがあります。事情を知らない運び屋は当然います。無実を信じて頑張ったのに負けてしまった悔しい思い出もあります。
弁護士業以外の活動
弁護士の仕事には、ボランティアも多いですね。例えば、国会で人権を侵害する法律が出た時に反対するのも弁護士の役割です。憲法を守るために活動する団体に属し、日本の平和を守るための活動もやってきました。
今の世の中はよくないので、どうにかして変えたい!という思いがあります。弁護士会主催の「平和憲法の危機を語る~主権者としてどう考え行動するか~」という講演会を企画し、準備に関わりました。
1つ1つの事件を一生懸命するのも大切ですが、「何故こういった問題が起きたの?」とその社会的背景を冷静に考えることも重要です。