明治大法学部は2024年4月から、司法試験に合格した学部生が、3年次修了をもって1年早く卒業できる仕組みを導入する。利用すれば、早期に司法修習を目指すことができる。
法科大学院などへの進学を目指す学生については2005年から同様の制度があったが、大学院を経由しない司法試験合格者へも対象を広げた。ただし、一定の成績基準を満たす必要がある。
司法試験をめぐっては、法科大学院在学中の受験が始まり、2023年に初めての合格者が出た。今年2月に結果発表があった同年の予備試験では史上最年少の16歳合格者(2023年12月31日現在)が生まれるなど、早期化が進んでいる。