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元ロッテ清田さんの契約解除で「選手会」が救済申立て「労働組合の活動を否定された」
千葉ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアム(barman / PIXTA)

元ロッテ清田さんの契約解除で「選手会」が救済申立て「労働組合の活動を否定された」

元千葉ロッテの清田育宏さんの契約解除をめぐり、球団側に組合軽視などの不当労働行為があったとして、労働組合「日本プロ野球選手会」が東京都労働委員会に救済を申し立てていたことがわかった。申し立ては2021年12月9日付。

清田さんは2021年1月、週刊誌に不倫を報じられ、球団から無期限謹慎処分を受けた。謹慎は同年5月に解除されたが、直後に別の女性との不倫疑惑を報じられ、同23日に契約を解除された。

選手会は1月の不倫報道の直後から、処分について球団側に申し入れなどをしていた。弁護士ドットコムニュースの取材に対し、選手会側は次のようにコメントした。

「清田選手個人の裁判とは別に、千葉ロッテが選手会を労働組合として認めず、団体交渉の実施すら認めなかった組合無視の態度を問題にするものです。

選手会は、各球団と様々な問題について協議をしていますが、今回の千葉ロッテの対応は、選手会の労働組合としての意義や活動を真向から否定するものであったことから、やむを得ず、労働委員会への申立てを行なったものです」

一方、球団側は「選手会から都労委に対し救済申立てがなされたことは事実ですが、当球団としては手続きの中で粛々と対応する所存です」としている。

この記事は、公開日時点の情報や法律に基づいています。

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