印税や著作権使用料の未払い・無断使用はどう対処する?

著作物を提供したのに印税や使用料が支払われない、契約書のないまま原稿や写真を無断で使われた、といった悩みが寄せられています。この記事では、印税率や刷り部数の合意、著作権譲渡の有無、無断使用や流用への対応、著作権法114条を踏まえた損害賠償や使用料相当額の請求、分野ごとの権利の帰属と許諾までを整理します。契約書がない場合の考え方や請求額の算定の道筋を確認でき、対処の見通しを立てられます。

印税・使用料の未払いと不当請求

著作物を提供したのに印税や使用料が支払われない、あるいは合意と異なる不当な金額を請求されるという相談が寄せられています。契約書を交わさず慣例で取引していた、印税率や刷り部数の取り決めが曖昧だったといった事情が支払いトラブルの背景になりがちです。実売データの開示請求や内容証明による支払い督促といった対応の考え方を整理します。

著作権侵害に該当するか?

相談者
729397さんの相談
投稿日:

過去に作成しとある企業に印刷・編集・書店販売の取次等を委託した個人出版物について、当初聞いていた委託部数や印税率が実際は違ったことが最近判明致しました。
相手方は、相手方が思う印税率と委託部数で契約していたと主張することが予想されますが、書面は交わしておりません。

こちらは、実際の委託部数を書店を通じて調べましたが既に倒産している会社も多く、委託部数の判明している書店の委託数から類推するしかございません。ですが、相手方が当初委託を予定していた部数よりは多く確認が取れましたので、推定部数による売り上げから経費を差し引いた利益を求め、相手方に不当利得を訴えることで実際の相手方が得た利益・委託部数を立証させようと思っております。

この場合、不当利得は訴えられるとして、著作権侵害は提訴出来るのでしょうか?
著作権利用料たる印税は、相手方が思う率では支払われているのですが、印税率に合意はなく、著作権使用料としては不足していると考えます。
そもそも当初相手方が依頼した際の部数や契約内容が違っておりますので、委託契約そのものが有効かどうか分かりませんが、著作権侵害に該当するのかお聞かせ願えますでしょうか?

著作権侵害が認められるかどうか

相談者
1391061さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
現在クラウドソーシングサイトでクライアントとやり取りしているのですが、40記事分を完納したにもかかわらず3ヶ月以上報酬を支払っていただけていません。
なお、40記事分の著作権の譲渡には一切合意しておりません。
再三返信を求めても一切返信がないので全く話し合いになりません。

さらに、クライアントに完納した40記事分が3つの当該サイトにすべて掲載されていることが判明しています。
このことについて著作権侵害にあたるものとして当該サイトを運営する会社に問い合わせたところ、事実確認をしてから対応するとの回答をいただきました。

しかし、その後の返信で「当社では記事を非公開とさせていただいており、
おっしゃっている損害に関しましては大きく損害がないものと考えており、
損害のお支払いは致しかねます。」との回答をいただきました。

当該サイトの運営者は、知らなかったとはいえクライアントから著作権の譲渡に一切合意していない記事をすべて掲載し、既に2ヶ月以上無断で使用していることになります。

非公開になる前に掲載日が確認できる記事が掲載されていたスクショ、変更履歴がない元記事などをはじめとする著作権侵害として損害賠償を請求できるだけの証拠がすべて揃っている場合、損害賠償を請求することはできるでしょうか。

ご教示のほどをよろしくお願いいたします。

【質問1】
著作権侵害にあたるものとして損害賠償を請求できるだけの証拠がすべて揃っている場合、損害賠償を請求することはできるでしょうか。

著作権侵害および著作者人格権侵害について

相談者
1389177さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
こちらはクラウドソーシングサイトを通してクライアントと契約し、納期に2日遅れで40記事分を納品しましたが、事前に納期に遅れることは報告済みです。
しかし、記事に問題があると言われていないにもかかわらず3ヶ月以上報酬を支払っていただいておりません。

こちらは著作権の譲渡に合意していないにもかかわらず、40記事分が無断で企業が運営している3つのサイトにそれぞれ投稿されていることが判明しました。

現在に至るまでこちらが何度も話し合いをしようとしているにもかかわらず、数週間、1ヶ月以上と返信が来ないことも多いです。
クラウドソーシングサイトに問い合わせても、「二者間で話し合ってほしい」「運営側から介入することはできない」の一点張りで、弁護士に相談してほしいと言われるだけでした。
また、クライアントの氏名や住所は一切分かっていません。

質問なのですが、無断で記事を使用している企業が運営する3つのサイトに問い合わせるにあたり、著作権侵害および著作者人格権侵害にあたるものとし、証拠を提示した上で慰謝料を請求することはできるでしょうか。

こちらは3ヶ月以上報酬を支払っていただけていないにもかかわらず無断で40記事が使用されていることに精神的苦痛を味わいました。

ご回答のほどをよろしくお願いいたします。

【質問1】
著作権の譲渡に合意していない40記事分が3つのサイトに無断で使用されていることが分かったので、著作権侵害および著作者人格権侵害で慰謝料を請求することは可能でしょうか。

著作権譲渡なしの無断使用・流用

著作権の譲渡に合意していないのに、制作した記事や写真、原稿を無断で使用・流用されたという相談が寄せられています。書面がなければ著作権は制作者に残るのが原則で、報酬未払いのまま掲載を続ける行為や契約終了後の販売継続が争点になります。黙示の許諾があったとみられる場面もあり、使用の経緯や契約内容に即した判断が求められます。

著作権侵害について。翻訳出版契約が終了された本がまだ販売されていますが

相談者
728245さんの相談
投稿日:

図書の著作権者です。出版社と翻訳出版許諾契約書を締結しましたが、契約有効期間が満了し、契約終了通知書を送りました。契約書の中に契約終了後、図書の販売停止及び在庫廃棄となっていますが、出版社はまだ該当図書を販売しています。出版社は増版していないので販売できると言っています。契約書には契約終了後販売停止となっています。出版社を著作権侵害で訴えますか。

著作権侵害の責任の所在について

相談者
962697さんの相談
投稿日:

定期刊行物の制作の依頼をうけており、ほぼ毎回、明らかに著作物であるもののトレースの指示をうけ、それが掲載されたものが発行されております。
著作者である会社と当社へ作成依頼している会社の中でトレース掲載の許諾を得ているものかと思っていたのですが、気になり著作側の規約を調べてみると、クレジットを入れるとか改変しないとか、掲載にあたって条件を満たしていない表記がされていました。
恐らく著作権侵害にあたる行為の依頼を受けているのかと思いますが、この場合、非は依頼主にあるのでしょうか?それとも当方のような制作会社にあるのでしょうか?

少額提訴と著作権侵害について

相談者
52040さんの相談
投稿日:

私は会社勤めをしているデザイナーです。
昨年の11月に、普段はうちの会社に仕事を出してくれている人(A)から、
個人的に受けて欲しいということでWEBサイトの制作を依頼されました。
(私の会社では社員の二重就業は禁じています)

(A)はブローカーのような存在で、
私の会社のような制作会社とクライアントの間に入って
マージンを取る、というような仕事の形をとっており、
今回も(A)がクライアントというわけではなく、
私は面識がまったくない東京のサロンのお仕事でした。

制作費は50万円。
契約書は交わしていませんが、口頭で12月半ばに半金、
1月半ばに残りの全額を支払うと約束していました。
しかし、12月の半ばの支払いはなく、
その後連絡をしてもつながらない状態になり、
ようやくつながったあとも、のらりくらりとかわされつづけ、
4月12日現在、支払いは当然一切なく、連絡も全く取れなくなりました。

制作のやりとりのメールはすべて残っていますし、
支払いについての督促の内容も残っています。
サイトは12月にアップしてから、向こうですこしづつ改変しているようです。

(A)は、常に何件かの訴訟を抱えていても平気なタイプで、
時折、裏社会とのつながり(いわゆる「ケツモチ」)の存在もちらつかせていました。
あと、私が会社に内緒で個人で受けていることから
何もできないだろうと高をくくっている節があります。
ちなみに、会社と(A)の取引も今は完全になくなっています。

相手の住所や銀行口座などは調べが付いています。
まずは少額提訴が妥当なのでしょうが、
強制執行でも回収できなかった場合、
著作権の侵害でも訴えることはできますでしょうか?
あと、少額提訴でも弁護士の方に相談した方がいいでしょうか?

なにとぞ、よきアドバイスをお願いします。

無断使用の損害賠償と使用料請求

無断で著作物を使われた場合に、どこまで損害賠償や使用料相当額を請求できるのかという相談が寄せられています。日本では懲罰的な賠償は認められず、請求できるのは実際の損害額が基本です。著作権法114条は侵害者の利益や通常の使用料を損害と推定する規定を置いており、その考え方に沿った請求額の算定方法を整理します。

大手出版社を訴える。著作権侵害

相談者
618302さんの相談
投稿日:

私はフリーの翻訳者です。
海外小説の翻訳を、原作者の著作権エージェントであるA社から受託しました。目的は、A社が運営するスマホアプリで連載するためです。
ところが、私の翻訳した小説が、いつの間にか書籍化販売されていました。
著作権の譲渡をする類の契約はしていませんし、A社もそれを認め謝罪と示談金を提示されました。ですが納得いかなかったため

質問① 出版社Bに、あらためて出版契約と印税の支払い、新たに印刷する本に翻訳者名の表記を申し入れました。この請求は妥当ですか?

B社は電話で「結果的に著作権侵害を行なっている」と認めたものの、契約については「会社として然るべき対応をする」と はぐらかすばかりで、結局その後も続巻や電子書籍が発売されてしまいました。

質問② 読者のために出版差し止めはしたくないのですが、もう、訴訟を起こし、差し止めと損害賠償請求をするほかないのでしょうか。

質問③ 出版社の対応が横柄なのは、なぜでしょう?算段でもあるのでしょうか?逆に私が訴えられたりする可能性もありますか?

本は数万部印刷されています。

デザインデータ流用による著作権侵害について

相談者
770376さんの相談
投稿日:

デザイン事務所を経営しております。
数年前、出版社からの依頼で書籍のデザインを担当しました。

表紙から中のデザインまで丸ごと1冊担当しました。
数年経って最近になり、その書籍の「新装版」が出版されていたのですが
弊社が制作したデザインのデータを
そのまま改変(写真の入れ替えや色替え、テキストの変更のみでデザインは流用)したものであり、

「新装版」でフォーマットを流用する旨の連絡も、
出版する連絡もなにも無かったにもかかわらず、
奥付の制作スタッフに弊社の名前が記載されていました。


弊社で制作した書籍のギャラはあくまでその本一冊分の金額であり、
「次回作を出す時はフォーマットを流用する」等の契約は一切交わしておりません。

また、クオリティも前作と比べ格段に劣っており、
弊社制作と記載して市場に出されることもかなりのマイナスになると判断したので、
版元に対し抗議をしようと思っております。

上記と同様の抗議を他のスタッフが出版社の代表(その書籍の出版に実務で関わってもいる)にメールしていますが、

代表者がその抗議メールはすでに確認している事、またその出版社の社員からも「こういったことは倫理上良くないことですよ」と咎められた、との情報を得たのですが、一切代表者からの返答はありません。

違法性を認識していながら無視を決め込んでいる状態です。

デザインデータは言うまでもなくデザイナーにとって商品であるため、
著作権侵害であると思っております。
デザイン使用料の請求や謝罪、増刷分から弊社の名前を消すことの確約などを
先方に要求したいと思っております。

弊社から抗議の文書を送ったとしても同様に無視されることが容易に予想できますので、
弁護士の方のお力をお借りしたいと思った次第です。

どうぞ宜しくお願い致します。

著作権侵害損害賠償を請求したいと思っています。アドバイスをお願いします。

相談者
589891さんの相談
投稿日:

著作権侵害損害賠償についてお尋ねします。
私が2007年から2009年の間に作ったある教育法の教材を出版社が勝手に使って
この10年近く売っていたことをつい先日知り、
その間に得た収入を私に返して欲しいというものです。
私が作った教材の販売されているのは出版社のWEBカタログで見ることができます。

カタログページに載っているシンメトリック図形切りの教材は
私が個人的に作り、幼稚園・保育園で勤めている友人に2009年5月頃に使ってもいいよと渡したものが
流れに流れて出版社のところに行ったようです。
友人には使っていいよと言ったのですが、出版社には使っていいよとは言っておらず
まして許可も得ずに勝手に売ってよいとは言っておらず、怒り心頭です。

また、出版社で売られているこの教材の元のファイルを私は現在も所持しており
それにはきちんと作成日時なども載せてあります。作成日時は(2007年2月16日から2月17日です。)
出版社で販売されたのは2009年以降なので私が先に作成し所持していたことの証明になります。
出版社はこれ以外の図形切りの教材は作成しておらず、私のファイルと全く同じデザインです。
すぐに使用を禁止するか、今後も教材として売り続ける場合には
最低でもこれまで得た利益とこれからの著作権料を支払って欲しいです。
また出版社は法人なので対法人の罰金を支払って欲しいです。
どうしたらよいでしょう。

私は現在海外在住なのですが、海外から訴えても損害賠償をもとめられるのでしょうか。
アドバイスのほどよろしくお願いいたします。

友人の弁護士さんに聞いたところ、彼女は知的財産については詳しく分からないということなので
こちらで知的財産を特に扱っている方にアドバイスをいただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします!

制作分野別に見る著作権の帰属と許諾

出版や写真、Webコンテンツなど制作の分野ごとに、著作権が誰に帰属し、どこまでの利用が許諾されているのかという相談が寄せられています。著作物利用許諾契約書で確認すべき点や、利用規約に基づく出版の可否、契約終了後の権利の扱いなどが問われます。分野ごとの取引慣行を踏まえ、書面で権利範囲を明確にする視点を整理します。

出版に際して「著作権」について

相談者
319710さんの相談
投稿日:

私は、とある協会で発行している「資格」のカリキュラム・教科書を制作しています。
今回、その協会で出版をすることになり、私が書いた教科書の一部を使用することになりました。

教科書の著作権は、協会との契約で私に帰属しています。(協会が「監修」)

また、本に掲載する内容も殆ど私が考えた事で本のページ数の2/3程を占めます。
(他は協会で資格を取った方が十数名ほど1ページずつ受け持ちます)

出版に際して、協会側は本を数百冊仕入価格で購入しないといけないので
数十万の経費がかかる為、私が本の内容を考える為に使った経費(数万円)は支払えないと言われました。(協会が「監修」というかたち出版します)

しかし実際はその数百冊の一部を、私と、掲載する十数名、他希望者で買い取ることになっており、少なくとも半分は買い手が付くはずです)
印税も協会に入ります。

こういう状況で、私は
・印税の一部をいただく権利はあるのか
・経費を請求する権利はあるのか
・・・以上ご意見をいただきたくお願い致します。

会長は「本を出せばあなたの知名度も上がるのよ(だから持ち出しでも我慢して)」と言います。確かにそうかも知れませんが、時間も経費もかけて考えたもの全て持ち出しというのはちょっと納得いかず・・・今後しっかり交渉したいと思っているので、どうぞ宜しくお願い致します。

自身の著作物の販売について、権利の侵害に相当する場合があるかどうか

相談者
676276さんの相談
投稿日:

初めまして。

先日、漫画の持ち込みをし、運良く担当編集が着くこととなりました。
編集の方と、一緒にお話を作り上げ、掲載までこじつけることができた場合、
雑誌掲載後に、その作品を編集社への相談なしにコミケなどで自費出版物として販売する事は可能なのでしょうか?
もしくは、WEB上で無料公開する事は可能なのでしょうか?
(雑誌掲載時は特に契約書などへのサインはなく、コミックス発売となった時に初めて契約書が作成されるようです)

著作権は私にあるはずなので、著作権の侵害には当たら無いとは思うのですが
何か権利に違反する可能性がある場合、お教えいただけると嬉しいです。

著作権)第三者の権利の侵害について

相談者
176624さんの相談
投稿日:

ダンスエキササイズのインストラクターをやっている者です。

エキササイズDVDの出版をある出版社から持ちかけられており、その契約書案の著作権に関する文言で下記のような記載があります。(甲=私、乙=出版社です。)

①商材の著作権等の権利は、甲に帰属する。
②商材が第三者の権利を侵害するに至ったときにおいても、乙はその侵害についての責任は負わない。


質問ですが②の内容がイマイチ理解できないためお聞きしたいです。

「第三者の権利を侵害する」というシチュエーションには具体的にどのようなものが想定されるのでしょうか?

また、仮に第三者の権利を侵害した場合、乙(出版社)は責任を負わないとなっているということは、私がなにかしらの
賠償等に応じる必要があるのでしょうか?

ご教示ください。
よろしくお願い致します。

著作権の法律相談まとめ