現在お使いのブラウザ(Internet Explorer)は、サポート対象外です。 ページが表示されないなど不具合が発生する場合は、 Microsoft Edgeで開くまたは推奨環境のブラウザでアクセスしてください。    
弁護士ドットコム ニュース
  1. 弁護士ドットコム
  2. 犯罪・刑事事件
  3. 「収容中のカルテ」は開示請求の対象、最高裁が初判断 刑事施設の処遇めぐる国賠訴訟
2021年06月15日 18時35分

「収容中のカルテ」は開示請求の対象、最高裁が初判断 刑事施設の処遇めぐる国賠訴訟

「収容中のカルテ」は開示請求の対象、最高裁が初判断 刑事施設の処遇めぐる国賠訴訟
代理人の浦城知子弁護士(2021年6月15日、司法記者クラブ、編集部撮影)

刑事施設に収容されている人が、自身が収容中に受けた診療記録(カルテ)の開示を求められるかどうかが争われていた国賠訴訟で、最高裁第三小法廷は6月15日、診療記録も開示請求の対象になると初判断した。

請求の対象外とした原審を破棄した形で、東京高裁に審理を差し戻し、国賠法上の責任の有無などを審理する。

訴えていたのは当時、東京拘置所に未決拘禁者として収容されていた男性。歯の不調を訴えたものの、治療してもらえなかったことから、カルテを請求したが不開示とされていた。

「行政機関個人情報保護法」では、本人であっても刑事裁判などについての保有個人情報は開示の対象外とされており(45条1項)、拘置所内のカルテがこれに該当するかが争われていた。

判決後の会見で男性側代理人は、

「被収容者自身のカルテという、入手できて当然の医療情報の開示を、これまで長い間、国が拒んできたことは重大な問題である」

「カルテの開示が本人になされることで、一般社会と同水準の医療が提供されるようになることを望む」

などとコメントした。ただし、開示請求の対象とは認められたものの、常に全面開示とはならない可能性もあるとの見解を示した。

情報をお寄せください!

弁護士ドットコムニュースでは「LINE」で情報募集しています。働いていて疑問に思ったことや、法律に関するトラブルなど、弁護士ドットコムニュースの記者に取材してほしい社会問題はありますか。

以下からLINE友だち登録をして、ご連絡ください。

友だち追加

[弁護士ドットコムからのお知らせ] アルバイト、協力ライター募集中!

弁護士ドットコムニュース編集部では、編集補助アルバイトや協力ライター(業務委託)を募集しています。

詳細はこちらのページをご覧ください。
https://hrmos.co/pages/bengo4/jobs/0009608

  • 判決後に会見する木本茂樹弁護士(左)と浦城知子弁護士

関連記事