
若山 哲史
若山法律事務所
愛知県 名古屋市昭和区曙町2-1-1インタビュー
若山 哲史 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ
私は、昔から人の話を聞く事が好きで、中学校の頃から、弁護士になりたいと思っていました。
大学生になると、友人の悩み相談を聞いて、一緒に解決したりしていました。解決したときの友人の顔を見るのがとても嬉しかったです。
このように人の話をよく聞いて、一緒に解決していく仕事がしたいと思い、弁護士になりたいと思うようになりました。
今までの経験と現在の仕事内容
これまで、一般民事事件、商事事件、家事事件、倒産事件、刑事事件、労働事件等幅広く手がけてきました。現在も、離婚、相続といった家事事件、建築関係、損害賠償請求事件等の一般民事事件、刑事事件等をしています。
この中でも、印象に残っている事件は、ある中国残留孤児の帰化についての案件です。帰化をするための要件を満たすためには、親子関係不存在確認の訴えという裁判をする必要があったのです。もっとも、その裁判は、実際の相手方はすでに亡くなられていたので、訴えた相手方(被告)は検察官でした。
そのため、実質的には争う相手方が存在せず、しかも判決で親子関係が不存在であると確認され、クライアントは無事帰化することができました。
多くの事件は、勝者がいれば必ず敗者がいるわけで、後ろめたい気持ちにもなることもあります。しかし、この裁判ように、裁判の結果によって不幸になる人がおらず、裁判の結果で幸せになれるような事件は、正義を実現したような気分になって、本当にやって良かったと心からうれしく思うとともに、非常にやりがいを感じます。
弁護士をやっていて大変だと感じるのは、法律の壁にぶち当たるときです。本当は救われるべき人々が、現在の法律では救われないということがしばしばあります。そんなときは、大変辛く、やるせない気持ちになることもあります。
弁護士としての信条・ポリシー
クライアントの話をよく聞いて、その人にあった事件の解決を心がけています。
クライアントがどのようなことを望んでいるのかを汲み取ることが大切だと考えています。例えば、クライアントが争わずに解決することを望んでいるのにも関わらず、こちらが「裁判をすれば勝てますからやりましょう」と言って強引に裁判をするようでは、クライアントの気持ちを無視していることになります。
クライアントにも、いろいろな人がいます。必ずしも話し上手な方ばかりではありません。じっくりと話を聞いて、どのような解決が一番望ましいかということを考えるように心がけています。
関心のある分野
建築関係の分野です。昔は、弁護士にならなかったら、設計士になりたいと思っていたくらい、建築には興味がありました。実際に設計の勉強をしていた訳ではありませんが、家を建てた際には、自分でも設計図面を作成したりしたこともあります。
建築関係の案件で出てくる設計についての専門用語や、図面などを見ると楽しいと感じます。これから事件を通して、建築の知識もさらに身につけていきたいと思っています。
自己紹介
- 所属弁護士会
- 愛知県弁護士会
- 弁護士登録年
- 2006年
所属事務所情報
-
地図を印刷する
- 所属事務所
- 若山法律事務所
- 所在地
- 〒466-0003
愛知県 名古屋市昭和区曙町2-1-1 - 最寄り駅
- 吹上駅