相談者に「安心してもらうこと」を大切に、地域密着の事務所として幅広い分野に対応
男女問題や債務整理、刑事弁護、企業法務など幅広く対応
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
中学生のころに映画で弁護士が活躍する姿を見て、人を助ける弁護士の仕事に興味を持ち、憧れを抱いたことがきっかけです。大学進学を考えるころには、将来は弁護士になろうと決めていました。
ーーどんな学生生活でしたか?
弁護士を目指すことは決めていたものの、大学は法学部ではなく農学部に進みました。当時、バイオテクノロジーや遺伝子といった分野が注目を集めていた頃で、その世界をもっと見てみたいという思いがあったからです。司法試験の勉強は大学卒業後にロースクールで集中的に取り組むことに決め、大学4年間は興味のあった農学の分野を学びました。
大学時代は勉強だけでなく、サークル活動も遊びも全力でしたね。印象に残っているのは、英会話サークルに入って英語劇に挑戦したことです。既存のサークルに所属するだけでなく、自分でも新たにテニスサークルを立ち上げて運営に携わりました。この経験は、現在法律事務所を開業しマネジメントする上でも生かされているなと感じています。
ーー注力分野を教えてください。
個人の方からの依頼で多いのは、離婚や男女問題、債務整理、刑事弁護です。
事務所全体では、企業法務も多く手がけています。企業法務では、契約書の確認から労使紛争まで、幅広く対応しています。企業が大きな契約を結ぶ際には、契約交渉の間に入ることもあります。顧問先は、IT企業から社会福祉関係、産廃業者、派遣業者などさまざまで、業種に応じて最新情報や法律にあたりながら対応しています。
ーー依頼者と接するときに心がけていることは何でしょうか。
相談者は、不安で押しつぶされそうな状況にあることが少なくありません。そういった方には、何よりもまず安心していただくことが大切です。お話をしっかり聞いて「もう心配しなくていい」ということをお伝えし、これ以上思い詰めることがないような対応を心がけています。お帰りになるとき、「元気が出ました」「とりあえず肩の荷が下りました」「安心しました」などと言ってくださる方が多く、私も安心します。
あとは、当たり前のことをきちんと対応することでしょうか。抱えている案件が多くなると、依頼者への連絡や報告が遅くなり、不安な気持ちを抱かせてしまう場合も起こり得ます。そのようなことがないよう、事務所全体で情報をシェアし、案件をリスト化して連絡や報告の取りこぼしがないように気を配っています。
ーー弁護士として活動をされてきた中で、印象に残っているエピソードを教えてください。
相続案件で印象に残っている事案があります。もともと仲の悪かったご兄弟が、相続をきっかけにさらに亀裂が深くなり、依頼をいただきました。
相続は家族や親族間で疑心暗鬼になりやすく、争いに発展することが多い分野です。私は、依頼者はもちろん、相手方の元へ何度も訪問して直接話を重ねて対応しました。そのなかでお互いに勘違いやすれ違いがあることがわかり、両者の間で話すことで少しずつわだかまりが解けていきました。
最終的に、調停へ進むことなく遺産分割の合意ができ、さらに仲直りをすることもできました。相続分野ではなかなかない円満な解決となり、今でも印象に残っています。
ーー先生ご自身が思う先生の強み、また事務所の強みはどんな部分にありますか?
私自身は「相談しやすい」とよく言われます。中にはせっかく弁護士に相談したのに話を聞いてもらえなかったと言って、私の元に相談に来る方もいます。そのため、私はまず依頼者の話をきちんと聞くことを大切にしています。話しやすいオーラも出ているようで(笑)、その点は強みだと感じています。
事務所の強みとしては、私を含めた事務所の弁護士3名にそれぞれ得意分野があり、多岐にわたる依頼にバランスよく対応ができるところです。ケースによっては3人で進めることもあり、チームとして動けることは強みの一つだと感じています。
地域密着の法律事務所として尽力
ーープライベートについても伺います。休日はどのようにお過ごしですか。
旅行や飛行機に乗ることが好きなので、休みができると沖縄や北海道など、いろいろな場所に出かけます。知り合いの船に乗せてもらって釣りを楽しんだり、フットサルなどのスポーツをして過ごしたり、休日もアクティブに過ごしています。
一方で、インドアで過ごすことが苦手なわけではありません。将棋が好きで、知り合いの将棋好きを15人ほど集めて、定期的に将棋の対戦やトーナメントを主催しています。
楽器を弾いて過ごすことも好きです。ピアノは電子ピアノをもらったことをきっかけに練習を始めました。知り合いの音楽教室の先生から演奏会のゲスト出演をしないかと誘われ、練習を重ねるうちに段々と弾けるようになってきました。学生時代から好きだったギターもときどき弾いて楽しんでいます。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
事務所を成長させつつ、自分自身も弁護士としてしっかり成長していきたいと思っています。これからもファミリーのようなチームワークの良さで、地域密着の法律事務所としてがんばっていきたいと思っています。
また、時代の流れに合わせて、さらに幅広い依頼に対応できるよう、事務所を増強していくことも視野に入れています。未来を見据えながら、新しい情報や技術を取り入れていきたいです。
ーートラブルを抱えて悩んでいる方へ、メッセージをお願いします。
悩みを抱えていると、視野が狭くなりひとりで抱えて思い詰めてしまいがちです。弁護士に相談することで、それらの悩みやトラブルが「何とかなるもの」「なんとでもなること」だと気づくことができます。困ったときはまず、弁護士に相談をしてみてください。