質と速さを追求した事件対応が信条〜交通事故被害者をサポートし、最大限の利益を実現
法律知識を武器に、身一つで人生を切り開く
ーーなぜ弁護士になろうと思ったのですか?
学生の頃から自立した生き方をしたいと強く思っていました。会社の従業員として働くと自分の人生が会社に左右されてしまうように感じ、そこに違和感を覚えていました。だからこそ、専門的な資格を取得し、自分の力で人生を築いていける道を選びました。
その中で弁護士を選んだ理由は、法律の知識が力になると確信していたからです。
私たちは、生活の中で不当な要求や不正な行為に遭遇することがあります。そのような場面でどのように対処すればいいかわからず追い込まれることもあるでしょう。しかし、法律の知識を持っていれば、それに対抗する力を手にすることができると感じました。
自分を守るための力を持てば、大切な人を助け、また、より多くの人々を支えることができると思います。そういった考えから、法律の専門家である弁護士を目指しました。
ーー学生時代はどのように過ごしていましたか。
私は自然と物事に深く集中する性格で、一度興味を抱くと、その対象に全力を注ぐことができます。
高校時代は弓道部に所属し、毎日遅くまで練習に明け暮れていました。大学入学後はバンド活動に熱中し、毎日5、6時間をドラムの練習に費やす生活を送っていました。
司法試験の準備を本格的に始めたのは、ロースクールに入学してからで、弓道や音楽活動にかけていた情熱を全て勉強に注ぎ込みました。
1件1件に妥協せず、速さと質、結果にこだわる
ーー注力分野を教えてください。
交通事故です。これは私がキャリアをスタートさせた弁護士事務所が主に保険会社側の交通事故を扱っていたからです。
その事務所は長年にわたる実績と信用を保険会社から得ており、難解で複雑なケースを扱うことも多くありました。それぞれのケースに高い品質の仕事が求められ、その厳しい基準を満たすためのスキルと知識を身につけることができました。
次に入った事務所では、交通事故の被害者側の案件を多く担当しました。最初の事務所に比べて事件の数が多く、迅速な対応が必須となりました。しかし、以前からの品質重視の姿勢を維持し、多くのケースを扱わなければいけない中でも1件1件手を抜かず、常に質にこだわっていました。
このように、被害者と加害者の両方の視点から交通事故事件を経験し、品質と迅速性にこだわった結果、自信を持って交通事故の事件に取り組むことができています。これらの経験を活かし、交通事故関連の問題に対して最適なサポートを提供しています。
ーー仕事をする上で大切にしていることはありますか。
交通事故の被害者への適正な損害賠償を追求することを一番に考えています。交通事故被害者の案件に携わる際、保険会社との示談交渉が重要になりますが、保険会社が提案する賠償額は過去の裁判例を元にした裁判基準よりも低い傾向にあります。
裁判になると、解決までの時間が長引き、被害者の精神的・経済的な負担が増えます。保険会社もこれを理解しているため、示談による早期解決を理由に賠償額の減額を求めてくることが多いのですが、そのような状況でも、裁判基準に近い適正な賠償額を得られるように最善を尽くしています。
また、依頼者が自分の話を安心してできる環境作りにも注力しています。弁護士事務所に相談に訪れる方は、事件の影響で感情的になっていたり、心身ともに疲れていることも少なくありません。そんな依頼者の感情を理解し、共感しながら対話することを心掛けています。
ただ、法律の専門家としての冷静さも忘れてはいけません。依頼者の感情に共感しつつも、法律的に難しい点があれば、その事実を正確に説明し、理解してもらうようにしています。
ーーこれまでの仕事で特に記憶に残っているエピソードはありますか?
一つ特に記憶に残るケースとして、バイク事故で後遺障害が残った男性の件があります。
この男性は事故により関節の可動域が制限され、労災保険の後遺障害等級認定で12級と認められました。この段階で約1000万円の損害賠償が見込まれていました。しかし、私が案件を引き受け、病院の検査記録を再検証した際、腎臓の数値に異常があることを発見しました。
男性自身にはこの問題に気づく自覚症状はなかったのですが、再検査を勧め、腎臓内科医の診断書を取り寄せました。そして、その結果をもとに、今度は自賠責保険の後遺障害等級認定を申請しました。その結果、労災保険よりも高い9級が認定され、賠償金は驚くことに6000万円ほどにまで上がりました。
もし弁護士が腎臓の異常を見逃していたら、この男性は正当な賠償金を得られなかったかも知れません。全ての文書を慎重に読み、疑問が生まれたときは確認するという基本的な作業の大切さをこのケースは再確認させてくれました。
人生の再出発をサポート
ーー趣味や休日の過ごし方を教えてください。
趣味は読書で、特に喫茶店でのんびりとした時間を過ごしながら本を読むのが好きです。最近では、読書を通じて人々と繋がりを深めるために、SNSで出会った他の読書愛好者と一緒に読書会を開くようになりました。毎回課題となる本を一冊決め、それぞれが感じた感想を共有するのは、とても楽しい時間です。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
まだ新しい事務所なので、まずは一件一件の案件に真剣に取り組むことが最優先事項だと思っています。そして、法律の問題で困っている方々が気軽に相談できるような事務所にしていきたいです。
事務所名の「六花」は雪を象徴しています。雪は溶けて水になる。その変化を人生の再生に重ねてみています。事故や法律トラブルによって人生が一変してしまった人々が、新たな人生へ再スタートできるように全力でサポートしていきたいと思っています。
ーー最後に、法律トラブルを抱えている方に向けてメッセージをお願いします。
相談するだけで気持ちが軽くなることは多いです。新たな視点で考えることができ、問題解決の糸口を見つけることができるかも知れません。一人で悩むよりも、一歩踏み出す勇気を持つことが大切です。何か問題や困りごとがありましたら、遠慮せずにご相談ください。