平野 由梨 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
一番最初に弁護士に興味を持ったきっかけは、2時間ドラマに登場する弁護士の姿が純粋にかっこよかったことです。小学校の卒業文集にはすでに、将来なりたい職業の1つとして、弁護士を挙げていました。
その後、「都会の森」という一生懸命で正義感あふれる弁護士が主人公のドラマを見て、こういう弁護士になりたいと思うようになり、また、自分の周りで相続問題で苦労していた人が居たので、自分の身近な人たちの力になれる仕事に就けるといいなと思い、弁護士を目指すようになりました。
ドラマで描かれる弁護士と実際の仕事の違い
全然違うと思います。どこが、というのは難しいですが実際の弁護士の仕事は、やはり地道な作業が多く、生身の人間を相手にする仕事ですので、同じ種類の案件であっても、一つとして同じ案件はありません。
日々、悩み、試行錯誤の連続です。仕事を離れた休日でも、頭から仕事が離れないということもよくあります。しかし、依頼者の方から感謝の言葉を頂いた時の喜びや充実感はドラマでは描ききれないものだと思います。実際の業務は重く、やりがい、喜びがより大きいものだと思います。
弁護士になるまで経験した仕事
私は、大学卒業後、司法試験に合格するまでの間は、就職はせず、アルバイトをしていました。
大学時代から、塾講師、家庭教師のアルバイトを中心にしていて、元教師の講師の先生に、学校の先生になってはどうかと言われたこともあり、生徒が成長していく過程を見ることにやりがいを感じていました。
他には、昔から一度、やってみたいと思っていたマクドナルドでアルバイトをしたこともあります。ただ、体力がなくてすぐに疲れてしまい、お客さんからは、ちょっと無愛想気味な店員と思われたかもしれません(笑)。
弁護士としての信条・ポリシー
まずは、相談者の方の意向、話を聞くことから始まりますので、当然のことながら、相談者の方の心情を考えながら、じっくりと話を聞くことが何よりも大切だと思っています。
そして、話をしっかり聞くだけでなく、相談者の方が、私に話をしやすい雰囲気作りも心がけているつもりです。具体的には、やはり法律の話は難しい言葉、聞き慣れない言葉が多いですので、説明するときは常に相手の顔を見ながら、少しでも疑問に思われたりする様子があれば噛み砕いて、また別の角度からの説明や、他の表現で丁寧に説明しなおす、といったことを意識しながら対応しております。
弁護士というだけで緊張してこられている方、辛い状況で話しづらい問題を抱えている方に、少しでも気楽に話ができるような姿勢で相談に臨んでいるつもりです。また、ご依頼を受けた後は、できるだけわかりやすく、こまめにご報告をさせていただいて、依頼して良かったと思っていただけるよう努めております。
関心のある分野
日常的に取り扱うことが特に多い分野は、家事問題、債務整理手続、交通事故案件等ですが、現在、力を入れているのは高齢者問題です。
例えば特に独居老人の方はそうですが、高齢者には日々の生活の中で様々な不安を抱えていらっしゃる方が多くいます。そういった方の中には、まずは誰かに相談するきっかけを作ることで、お悩みが解決する場合もあります。
また老いに伴う問題は、誰にでも訪れる問題であり、様々な形で問題が表れて(介護の精神的・身体的負担から生じる虐待・消費者被害など)きます。
誰もが抱えるお悩みにつき、迅速かつ適切に対処できるよう高齢者問題については、特にスキルアップを図っております。
高齢者問題について、特に力を入れていること
日弁連が推奨している「ライフプランノート」という取り組みがあります。これは高齢者が認知症などによって判断能力を失ってしまう前に、あらかじめ自分の望む人生設計を示しておくことで成年後見制度などを利用するようになってからも、自分らしい生き方を実現できるようにするものです。
また、ライフプランと併せて、「ホームロイヤー」という考え方もあります。これはかかりつけのお医者さんのようなイメージで、弁護士が依頼者に関わっていく考え方で、問題が発生してからではなく、問題を未然に防いだり、自分の望む老後を弁護士のアドバイスを受けながら事前に準備し、実現していくという考え方で、今後、広く利用されるように皆さんにお伝えしていきたいと思います。
ページを見ている方へのメッセージ
弁護士というと、敷居が高い感じがしてしまうと思います。また、弁護士費用は漠然と高いイメージがあると思います。
ただ、ご相談いただくだけで、解決できる問題もありますし、また、相談前よりも、気が楽になったり、状況が改善できるということもあると思います。
ご依頼いただくかは、ご相談されてからお決めになれば良いと思いますので、問題をご自身で抱え込んでしまう前に、一度、お気軽にご相談いただければと思います。