解説内容:
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交通死亡事故の逸失利益とは、死亡によって将来得られなくなった収入を補填する損害賠償金です。
逸失利益の金額を計算するには、まず基礎収入を求めます。
亡くなったのが会社員の方なら事故前1年間の給与支払額、自営業の方なら事故前年の確定申告の所得額が基礎収入となります。専業主婦で収入がない方が亡くなった場合には、賃金センサスの数値を基礎収入とすることが可能です。
次に、就労可能年数に対応するライプニッツ係数を確認し、これを基礎収入に掛けます。
ライプニッツ係数とは、将来得るはずだったお金を今受け取る際、中間利息を控除するために用いられる係数です。
たとえば50歳の方が亡くなった場合、就労可能年数は17年ですが、それに対応するライプニッツ係数は13.166です。つまり、基礎収入の13年分あまりが、逸失利益のベースとなります。
さらに、最終的に請求できる逸失利益の金額を求めるには、生活費の控除を行う必要があります。事故で死亡したことにより、その後の生活費がかからなくなるためです。
生活費控除率は、亡くなった方の家庭における立場や、扶養する家族の人数によって目安が異なります。
一家の支柱の方が亡くなった場合、扶養する家族が1人であれば40%、2人以上であれば30%の控除が目安です。それ以外の方や、独身の方が亡くなった場合には、女性であれば30%、男性であれば50%の控除が目安となります。
交通死亡事故の逸失利益の計算方法がわからない場合は、弁護士にご相談ください。
この投稿は、2023年02月時点の情報です。
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