遺産相続の解決事例

借地上にある賃貸ビルを売却して遺産分割を行った事例

50代 女性
この事例の依頼主 50代 女性

相談前の状況 ・状況: 依頼者(50代女性・被相続人の子ども)の親(被相続人)が賃貸ビルを所有していましたが、そのビルが建っている土地(底地)は、他の相続人(兄弟姉妹)が経営する会社が所有する借地でした。

・対象となる遺産: 現金・預貯金、不動産(土地・建物)。

・依頼者の希望: 権利関係が複雑な賃貸ビルと底地を同時に売却し、その売却代金を適切に分配してほしいと希望していました。

解決への流れ ・対応と結果: 弁護士が相手方(底地所有会社の経営者)と交渉し、賃貸ビルと底地を一体として同時売却することに成功しました。売却代金を土地と建物にどう分けるかが焦点となりましたが、対象地の「借地権割合が70%」であったことに着目し、土地30%、建物70%の割合で分配するよう求めて交渉しました。

・得られたメリット: 売却代金を借地権割合に応じて適正に分配することに成功し、依頼者は遺産分割によって無事に3,500万円を取得できました。

野崎 大介 弁護士 野崎 大介 弁護士からのコメント 借地上の建物を相続する場合、建物の所有者と土地(底地)の所有者が異なるため、そのままでは売却や分割が困難です。本件のように、底地の所有者と交渉して「一体売却」を実現し、客観的な指標である「借地権割合」を基準に代金を分配することで、複雑な権利関係の不動産でもスムーズかつ公平な遺産分割が可能になることがわかります。

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