遺産相続の解決事例
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行方不明だった兄の居所を特定し、実家の土地を守り抜いた相続のケース

 男性
この事例の依頼主 男性

相談前の状況 依頼者(弟)は、実家で母親と同居していましたが、母親の他界に伴い、土地の相続問題に直面しました。

実家の建物は弟名義でしたが、土地は母親名義のままとなっていました。

最大の問題は、十数年前に金銭トラブルを理由に家を出ていったきり行方不明となっている兄の存在でした。

相続登記の義務化や税務上の観点から、3年以内に遺産分割協議を完了させる必要がありましたが、共同相続人である兄と連絡が取れなければ、建物の立つ土地を分割、あるいは処分しなければならないリスクを抱えていました。

解決への流れ まずは行方不明となっている兄の所在調査から着手しました。

◾️戸籍・住民票等の調査による居所特定
弁護士の職務上請求を用いて戸籍や附票を精査し、粘り強い調査の結果、これまで親族の誰も把握していなかった兄の現在の居住地を特定することに成功しました。

◾️弁護士による直接交渉と提案
弁護士から兄へ、現在の実家の状況や法的リスクを丁寧に説明しました。

相続放棄の選択肢をご提案し、兄ご本人様からも快諾いただきました。

◾️円満な相続手続きの完了
兄に家庭裁判所での相続放棄の手続きを快諾していただいた結果、依頼者である弟が土地の100%を相続することとなり、実家での生活を今後も安心して継続できる環境を整えました。

佐々木 規雄 弁護士 佐々木 規雄 弁護士からのコメント 相続人が行方不明の場合、そのまま放置すると「遺産分割協議」が進まず、時間経過に伴ってより一層この問題を解決することが困難となります。

本件では、初期段階で弁護士が介入し、専門的な調査能力を活かして居所を突き止めたことが早期解決の鍵となりました。

また、第三者である弁護士が間に入ることで、過去の金銭トラブルに起因する感情的な対立を避け、事務的に、かつ円満に手続きを進めることができました。

「連絡の取れない親族がいる」という場合でも、法的な手段で道が開けることは多くあります。

お早めにご相談いただくことが、大切な資産を守る第一歩です。

佐々木 規雄 弁護士
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