地域に根ざした事務所として幅広い相談に対応〜依頼者に寄り添い、同じ目線に立ってトラブルを解決
困っている人を助けたい。公務員から弁護士に転身
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
弁護士を目指そうと考えたのは、社会人になってからです。大学卒業後は北九州市役所に就職し、公務員として勤務していました。もともと人を助ける仕事をしたいと思っていたため、福祉事務所への配属を打診されたときも二つ返事で承諾し、ケースワーカーとして生活に困っている方の支援に携わることになりました。
しかし、福祉事務所での勤務をきっかけに、理想と現実のギャップを思い知ることになります。当時の北九州市では、生活保護受給希望者に対して非常に厳しい対応をしていました。受給希望者が窓口に来ても申請を受理しない、いわゆる水際作戦が横行し、経済的に困っている方が適正に支援を受けられない状況が多発していたのです。
生活保護制度は、「健康で文化的な最低限度の生活」という憲法で認められた権利を保障することを目的としています。しかし、ケースワーカーの仕事をする中で、制度の適用を受けられず、権利を侵害されて苦しむ方を目の当たりにしました。「これは自分がやりたかった仕事なのか?」。日を追うごとに違和感が大きくなり、このまま役所での勤務を続けるべきか本気で考えるようになりました。
組織に属さず、自分の力で困っている人を助けることができないかーー。そう考えたときに思い浮かんだのが弁護士になることでした。憲法や法律で認められた権利を実現し、守るための力になることが弁護士の仕事です。ケースワーカーとはまた違う形で、困っている人を支援できるのではないかと思い、一念発起して市役所を辞め、弁護士を目指すために法科大学院に入学しました。
ーー大きな決断をされたのですね。勉強は大変ではなかったですか。
公務員を辞めた時点で、もう退路を断っています。人生が追い込まれた状況でした。他に選択肢があれば途中で諦めていたかもしれませんが、「自分に残された道はこれしかない」と覚悟を決めていたので、目標に向かって突き進むことができました。
一つひとつの案件に真摯に対応する
ーーどのような相談が寄せられますか。
地域に根ざした事務所として、専門特化はせず、「どんな悩みも全て伺います」という姿勢で幅広い相談に対応しています。その中でも特に多いのは相続、離婚、交通事故、債務整理の相談です。
ーー仕事をするうえで心がけていることは何ですか?
2つあります。
1つは、依頼者の話をじっくり聞くことです。
相談に来る方の多くは、弁護士と初めて接する方です。「うまく話せないかもしれない」「怒られたらどうしよう」などと不安に思い、緊張している方もいると思います。
そのような方が少しでもリラックスできるよう、話しやすい雰囲気づくりを意識しています。依頼者と同じ目線に立って、共感しながら話を聞き、今悩んでいることや将来的な希望をしっかりと受け止めます。その上で、依頼者の希望を実現するための最適な方法を一緒に考えていきます。
もう1つは、フットワークよく対応することです。身体が不自由などの事情があり、事務所に来ることが難しい方に対しては、こちらから駆けつけて話を聞くこともあります。また、仕事をしている方は、なかなか平日の日中に事務所に来られないので、夜間や土日祝日の相談にも対応しています。
困っている方を決して見過ごさず、手を差し伸べることが弁護士の務めです。可能な限り依頼者の事情に合わせた対応をするよう心がけています。
ーープライペートについても伺います。休日の過ごし方やご趣味を教えてください。
サッカー観戦が趣味で、週末はスタジアムに試合を見に行くことが多いですね。
地元に「ブリュー鹿島」というサッカーチームがあり、顧問弁護士としてチームの運営に携わっています。地域リーグでの優勝やJFLへの昇格が少しでも早く叶うよう、弁護士として、そしていちサッカーファンとして、サポートしています。
自身で行動する前に、まずは弁護士に相談を
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
法律トラブルに直面した場合に、ご自身で解決方法を調べて対処しようとする方もいるでしょう。うまく解決することもありますが、場合によっては、良かれと思って起こしたアクションにより、かえって状況がこじれてしまうこともあります。
ご自身で行動する前に、弁護士のアドバイスを受けていただくことをお勧めします。あなたが置かれた状況を伺い、法律の知識に基づいた適切な対処方法を提案します。相談したら必ず依頼しなければならないわけではありません。「とりあえずアドバイスだけ受けたい」という方も、気軽にお問合せください。もちろん、依頼していただいた場合は最善の解決を目指して対応いたします。
「こんな相談をしていいのかな」などと遠慮する必要はありません。1人で抱えていた悩みを話すだけでも気持ちが楽になると思います。自分の悩みを聞いてほしいと思ったタイミングで、いつでもご連絡ください。