本元 宏和 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
きっかけは小学校の頃、学校の図書室にある推理小説を読んでいたことです。当時は弁護士と探偵の区別がついていなかったのですが、小説に出てくる探偵が推理によって事件を解決する姿に憧れて、「このような仕事をしてみたい」という漠然とした思いを持ち始めました。
その後、テレビドラマに出てくる弁護士が推理によって事件を解決する姿を見て、弁護士に憧れるようになりました。そして、法学部に進学し、法律について深く学ぶうちに、この専門的な知識を生かして社会の役に立ちたいと考えるようになり、弁護士という道を選びました。
今までの経験と現在の仕事内容
私は通常、民事事件を中心に取り扱っています。いわゆる一般民事事件はもちろんのこと、多少、特殊な分野としては、証券会社や銀行での金融商品の取引で損害を被った方からご相談やご依頼を受け、損害賠償を請求することもしています。
弁護士としての信条・ポリシー
弁護士にしかできない仕事があり、それが社会の役に立つからこそ、弁護士という資格を与えられているのだと考えています。そのために、目の前の依頼者の方にとって最良の結果とは何か、それが社会貢献となっているか、そしてその結果を導くために弁護士として何ができるかということを常に考えて仕事をしています。
今後の法曹界の動向
現在日本では、法科大学院の設置などに伴い、法曹人数が増加傾向にあります。弁護士の人数が増えるということは、それだけさまざまな価値観や考え方をもった方々が弁護士になるということです。多種多様な弁護士がいるということは皆さんにとって便利である反面、弁護士同士の意思疎通が図れない可能性もあり、連携を図る重要性が増すのではないかと考えております。
また今後弁護士として仕事をしていくうえで、インターネットを上手に活用することが重要だと考えています。瞬時に有益な情報を得られるということで、極めて有力な情報収集の手段となっているのはもちろんのこと、インターネットを利用して、手軽にクライアントの方に弁護士事務所や弁護士自身のことを知って頂くことができます。今後はさらにインターネットの需要と重要性は高まると思いますが、我々が扱う業務は現実に生じている紛争であり、そうした現実に向き合うことが不要になるわけではありません。
むしろ、大量の情報が瞬時に得られるからこそ、その中から真に必要な情報を選別することと、それを問題解決のために適切に適用できることが、今後ますます要求されると考えております。
ページを見ている方へのメッセージ
私はかれこれ10年、弁護士として働いておりますので、弁護士という存在やその仕事内容が日常化しています。けれど、法律に携わったことがない一般の方々にとっては、やはり弁護士は敷居が高いと感じているように思われます。
例えば、東日本大震災に関しましても、大阪に避難されている方々を支援したく思い、大阪の弁護士が協力して相談会や説明会を開催しているのですが、必ずしもたくさんの方に足を運んで頂けているわけではないというのが現状です。来て頂いた方に話を伺うと、「問題は抱えているが弁護士の先生に相談してよいものか分からない、敷居が高くて相談できない」とおっしゃる方もおられました。
みなさんには、弁護士という存在をもっと身近に感じていただきたいと願っております。そのために我々弁護士ができることは何かを模索していくことが重要だと考えております。