岡田 崇 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
高校生のときに社会を少しずつでもよくしていくためにはどうしたらよいかと考え、地に根を張る仕事である法律家を目指すために大阪大学法学部に進学しました。
司法試験合格後、京都で修習しましたが、法曹三者それぞれよいところがあり、修習後の進路については迷いましたが、一番現場に近いところにいると思った弁護士になることにしました。弁護士は料理人のようなもので、現場にいるとさまざまな情報・材料を集めることができ、事件についてたくさん知ることができます。
今までの経験と現在の仕事内容
大阪で消費者問題とインターネット関連問題を中心に民事・家事・刑事事件を幅広く取り扱ってきました。各種弁護団に参加し、消費者センター等の顧問もしてきました。
今も、消費者センターの相談員さんを中心に結成されたNPO法人消費者情報ネットの理事や関西大学法科大学院非常勤講師(消費者取引法)をやっています。非常勤講師をやっていて思うのが、ロースクールに若い学生が増えたということです。消費者法は必須の授業ではないため、授業に関心のある学生ばかりでとても恵まれています。
また、私自身の年齢があがるにつれ、依頼者の年齢層も幅が広がってきていて、ご相談内容が身近になったこともあり、家事・相続等のご相談も今後ますます力をいれていきたいと思っています。
弁護士としての信条・ポリシー
人の話をよく聞くことです。依頼者のお話を納得いくまで聞いたうえで、後で後悔しないようなバランスの良い解決を目指しています。というのも、依頼者にも考えがあり、半分は決まっている場合が多いのです。そのため、お話をお伺いするとご自身で解決策を見つける方もいます。また、その決断の後押しを、お話をする過程でお手伝いさせて頂くこともあります。
関心のある分野
インターネットや電子決済の関係する現代的な消費者問題です。
最近では以前消費者センターに多く寄せられていたような単純な事件が少なく、法律の改正を経て、インターネットが普及してからは、サイト内などで私達も知らないような難しく、新しい詐欺が増えるようになりました。そうした問題に対して一から調べることはもちろん、消費者センターの方々とお話する機会等を大切にし、講演会や勉強会などを通じてアドバイスをしたりもしています。
消費者問題については、消費者センターにご相談の方も多く、まだ弁護士の先生の受け手が少ないのも事実です。只今、学生もインターネットに関連した事件に巻き込まれることが多いため、注意が必要だと思います。