相続問題に注力〜複雑なトラブルも、案件の特徴を見極めて最適解に導く
弁護士の仕事はクリエイティブ
ーー弁護士を目指したきっかけや理由について教えてください。
弁護士を目指そうと思ったのは高校時代です。私は理系だったのですが、進路選択にあたって、学部や大学卒業後に就く職業を具体的に想像できずにいました。理系の学部に進んで研究者になるイメージは湧かず、かといってサラリーマンになるのもしっくりこない…。迷っていたとき、ふと頭に浮かんだのが法学部に進学して弁護士を目指すことでした。
もともと法律に興味があったことに加え、同じような仕事を淡々とこなすよりも、常に変化のある仕事をしたいと考えていた私にとって、様々な事件を扱う弁護士はぴったりだと思ったのです。
実際に弁護士として働く今、自分の選択に間違いはなかったと思っています。日々寄せられる相談や依頼の内容は千差万別です。依頼者1人ひとりの話をじっくり聞き、意向を踏まえて最適な解決方法を考えるプロセスはとてもクリエイティブで、やりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。
複雑な相続問題の解決にやりがいを感じる
ーー注力している分野を教えてください。
相続に注力しています。相続のゴールは、亡くなった方が残した財産を相続人の方々が適切に引き継ぐことです。ただ、相続は家族・親族間で発生するため、財産の分け方を話し合う中で相続人同士の積年の思いが噴出し、トラブルになるケースが少なくありません。また、トラブルは生じていなくても、煩雑な手続きを自分で進めることに負担を感じる方も多いです。
弁護士は、感情的になった当事者の間に入って話合いを取り仕切ったり、面倒な手続きを代行したりするといったサポートをおこないます。こうしたサポートを通して、円満な相続を実現できることにやりがいを感じます。
相続人の数や財産の内容などによって、問題解決のプロセスが全く異なるところも、相続の難しさであり、やりがいでもあります。「相続人が大勢いる」「不動産などそのままでは分けられない財産が多い」といった、案件ごとの特徴を見極めて、解決までの的確な道筋を構築します。そして、依頼者・相手方双方と対話を重ね、それぞれの意向を踏まえて利害を調整していきます。
当事者全員が納得できる着地点に到達するまでには慎重な対応が求められますが、時間をかけて難所を乗り越えたときの喜びはひとしおです。
ーー仕事をする際に心がけていることを教えてください。
当然ではありますが、丁寧な言葉遣いでわかりやすく説明するようにしています。依頼者に見通しを伝えたり質問に答えたりするときは、イメージしやすいよう、できるだけ具体的に話すことを意識しています。
もう1つは、スケジューリングです。複数の案件を同時に抱えているので、タスクが滞らないよう、「●日までに必ず手続きを完了する」「○○さんに連絡する日」と細かい計画を立て、やるべきことを確実に終わらせます。
期限を守る、依頼者にこまめに連絡する、といった当たり前のことをしっかりとこなす。その積み重ねが、日々クオリティの高い仕事をするための土台になると考えています。
依頼者に安心を届けたい
ーープライベートについても伺います。ご趣味や休日の過ごし方を教えてください。
趣味は筋トレです。仕事終わりに週4でジムに行き、トレーニングしています。
平日はアクティブに動き回っていますが、土日は動画の編集をしたりイラストを描いたりすることが多く、1日中パソコンの前にいます。
動画の編集やイラストは、司法試験が終わってから始めました。修習が始まるまでに時間があったのでチャレンジしてみたんです。それからずっと続けています。自分の手で創作物を生み出すことが楽しく、弁護士の仕事とは全く違う頭の使い方をするので気分転換にもなっています。
ーー今後の展望を教えてください。
相続分野は今後も注力していきたいです。一筋縄ではいかないケースが多いですが、多くの案件を手がけてきた中で培った知識と経験を活かし、依頼者の意向に沿った結果を導けるよう力を尽くします。
私が目指すのは、依頼者に「土井先生に任せれば安心だ」と思っていただける存在になることです。頼れる弁護士を目指して、現状にとどまらず、日々スキルを磨き続けたいと思います。
ーー最後に法律トラブルを抱えて悩んでいる方にメッセージをお願いします。
「弁護士は敷居が高い」「怖そう」と思い、相談をためらっている方もいるかもしれません。ですが、実際に弁護士と話していただければ、それほどとっつきにくい存在ではないと感じてもらえると思います。
最近はインターネットで手軽に弁護士の情報を検索できます。アクセスしやすい場所にある法律事務所を調べて、信頼できそうな弁護士を見つけたら、ぜひ気軽に相談に行ってみてください。
相談をしてアドバイスを受けるだけで解決することもありますし、弁護士が対応すべき問題であれば、早めに手を打つことで事態の悪化を食い止め、スムーズな解決につなげられます。
相談を受けていて、「もっと早く来てもらえれば結果は違っていたのに」とやりきれない思いになることもあります。悩みを1人で背負い続ける必要はありません。少しでも辛いと感じたら、早めに弁護士のサポートを受けていただきたいです。