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「既往症の分を差し引く」という相手損保と粘り強く交渉し、示談金額を大幅にアップ
相談前の状況
Cさんは、以前にも交通事故に遭ったことがあり、その際は後遺障害11級が認定されていました。不幸にも再び事故に遭い、今回は後遺障害8級が認定されました。
相手方の保険会社担当者からは「こういう場合は8級でもらえる慰謝料等の金額から11級でもらえる金額を差し引くんですよ」と言われました。
以前の事故の治療終了後は経過良好で日常生活に支障があったわけでもありませんので、Cさんとしては釈然としないものがあり、私の所に相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
交渉は難航しましたが、判例調査・資料収集を経て粘り強く交渉した結果、当方の主張を相手方にもご理解いただき、最後は、大幅に示談金額をアップすることができました。
久保田 匡彦 弁護士からのコメント
慰謝料等についてはいわゆる加重障害の問題であり、自賠責の基準は保険会社担当者の言うようなものになります。
他方で、過去の裁判例を見ますと、個別具体的な事情を根拠として、自賠責の基準を上回る慰謝料等の支払いを認めたものもあります。
もっとも、任意交渉の段階で保険会社担当者がこういった裁判例のような考え方を前提とした支払いに応じることはほとんどありません。
このような状況でしたので、訴訟提起という前提で検討を進めていたのですが、依頼者が訴訟について躊躇しており、また、慰謝料以外の費目の金額に関しては交渉の余地があるように見受けられたことから、訴訟提起を強く示唆しながら交渉をすることとしました。
予想どおり、そう簡単に保険会社担当者が応じてくれませんでしたが、最終的には当方の主張の大部分を認めさせることに成功しました。
このような難しい交渉あるいは裁判であっても、経験豊富な弁護士であれば、成功させることができる可能性が高まります。まずは、お気軽にご相談いただければと思います。
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