「長岡に住む人の心を少しでも楽にしたい」丁寧で細やかなコミュニケーションで依頼者に寄り添う
密なコミュニケーションが信条
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
法学部を卒業した後、法学の研究者を志望して大学院で民事法学を研究していました。内容は主に家族法や医療法で、医療事故に関する裁判資料や論文、慰謝料について研究するなどしていました。
しかし、研究を重ねる中で、現場で人と向き合って仕事をしたいという思いが強くなっていきました。ちょうど、ロースクール制度が始まる時期でもあったので、研究者の道から方針転換し、ロースクールに進むことを決意しました。
また、父が弁理士として地元の長岡に事務所を構えていたことも、今思い返すと弁護士を目指した理由だと思います。幼い頃から法律が身近にある環境でしたので、いつかは法律の知識で地元に貢献したいという思いがありました。
ーー現在の注力分野とその分野に注力されている理由を教えてください。
さまざまな案件を手掛けていますが、依頼数が多く、事務所として注力しているのは破産管財です。常に複数の事件を同時進行で取り扱っている状況です。
また、私自身が家族法を研究していたこともあり、離婚・相続など家族に関する案件も多数の依頼をいただいています。
刑事事件にも意欲的に取り組んできました。国選弁護人として経験を積む中で自然と注力するようになりました。加害者の弁護だけでなく、被害者からの依頼も受けています。
ーー仕事をする上で心掛けていることを教えてください。
相談から解決まで、依頼者に納得していただけることが重要だと思っているので、丁寧で細やかな対応を心掛けています。密なコミュニケーションは欠かせないですね。
委員会にも所属し講演会活動も実施
ーーLGBT関連の事案にも力を入れられていると伺いました。
私自身LGBTの当事者で、大学時代からLGBTサークルに所属し、セクシャルマイノリティに関するワークショップや自助団体の活動などを行っていました。
現在は、当事者の方はもちろん、パートナーシップに関すること、レズビアンカップルの方が生殖補助医療を使い子どもを持つ場合のハードルなど、さまざまな相談をお受けしています。また、自治体や学校から依頼を受け、教員や市職員、中高生、一般市民向けに講演会も行っています。
近年、LGBTという言葉が一般的になりましたが、まだまだ悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。現状を少しでも良い方向に変えていきたいです。
また、子どもの権利に関する委員会にも所属して活動しています。
県外の学校にも出向き、法教育や人権教育に関する講演会を行っています。子どもたちに内容自体を理解してもらうことも大切ですが、弁護士を身近に感じてもらう狙いもあります。もし将来、法律トラブルに巻き込まれた時、弁護士に相談する選択肢があることを知ってもらうだけでも、意味があると思います。
長岡に住む人の手助けをしたい
ーー休日の過ごし方や趣味を教えてください。
基本的にはリラックスして体力回復に努めています。出かける余裕があれば、映画館に行きます。学生時代から映画が好きなんです。そのほかは音楽を聴いたり、読書をしたりして過ごすことが多いです。
ーー地元である長岡で弁護士をされる魅力を教えてください。
生まれ育った町なので、依頼者の思いをスムーズに理解できるような気がしています。
また、長岡市民は、忍耐強い性格の方が多い気がしています。トラブルに巻き込まれても一人で我慢をしてしまう方が少なくない印象なので、そうした方々の心を少しでも楽にできるお手伝いがしたいです。
また、実務的なメリットもあります。たとえば交通事故などで事故現場の場所を聞いた時、「あの場所ならば運転手はこのようなことを考えて運転し、事故につながったのかもしれない」など、事故状況を想像できます。過失割合の見通しもつきやすくなります。
ーー最後に法律トラブルを抱え悩んでいる方にメッセージをお願いします。
当事務所は、丁寧で優しく、フレンドリーにお話することを大事にしています。
ただ、法律事務所に行くとなると身構えてしまうと思うので、「歯医者さんに行く」感覚でお越しいただければと思います。歯が痛くなれば、電話で予約して病院に行き治療をしますよね。法律事務所へもそのような感覚でお越しいただきたいです。