企業法務から個人案件まで幅広く対応「依頼人の将来にとってより良い解決を目指す」
トラブルを防ぎ、人の仕事を応援することもできる弁護士になりたい
ーー弁護士という仕事に興味を持ったきっかけはどういうことですか?
子どもの頃の私は体が細く、運動も得意ではなかったものですから、友だち同士がケンカを始めたときに、力づくで止めることができなかったんです。そうした経験から、腕力ではなく理性や言葉で争いを止められるようになりたいと思っていました。
中学生の頃にいろいろな職業を調べる機会があり、検察官という職業があることを知りました。法律を使って犯罪を解決していく仕事が私の理想としていたものに近いと感じ、法律家を目指すことにしたんです。
司法試験に合格し司法修習をしていく中で、刑事事件だけにかかわる検察官ではなく、もっと多岐にわたる仕事がしたいと思うようになり、弁護士に志望を変更しました。
検察官は事件が起きた後でしか関わることができませんが、弁護士は事件化する前に関わって、未然に防ぐこともできます。また、事件以外にも企業経営のサポート業務などもできる点で、魅力ある仕事だと思いました。
ーー現在、手掛けている仕事はどういう案件が多いのですか?
所属している事務所では中小企業法務を手掛けるチームにいるので、中小零細の地元企業案件が多いです。他には相続や不動産関連、最近ではネットの誹謗中傷対応なども手掛けています。
ネットの誹謗中傷は取れる損害賠償額があまり大きくないこともあって、泣き寝入りしている人が大勢います。しかし、きちんと対応して再発を防いでいかないと、後々大きな問題に発展しかねません。
企業にとっては今まで築いてきた信頼を失墜させることもありますし、個人でも生活に支障が出たり、何らかの活動をしている方なら今までの努力を無にする事態にもなりかねません。
ネット問題に対応している弁護士はまだ多くはないので、一人でも多くの救いを求めている人の力になれるよう注力していきたいと考えています。
将来に禍根を残さない解決を目指す
ーー依頼を受ける上で気をつけていることはありますか?
目先の事件の解決だけでなく、依頼人の将来にとってより良い解決を目指すことを心がけています。
依頼人の意向はできる限り尊重しますが、依頼人の人間関係が断ち切られてしまうような主張や、将来の生活に支障をきたすような要望が出てきたときは、それを選択するとどういう不利益を被るかをじっくり説明します。
その上で、依頼人が本当に望んでいることは何なのか、優先順位を考えながら落としどころを見つけていきます。
例えば高額な慰謝料を請求したいという依頼人は、自身が受けた損害を回復するためにその金額を請求しているのか、それとも相手を懲らしめたいという目的の方が強いのか。そうした、依頼人自身も自覚していない「本当の要望」がどこにあるのかを見極めることを大切にしています。
私に話すことで、依頼人自身が本当に望んでいるのは何かに気づいてもらう。そして私はそれを確認していくことで、依頼人にとって最善の解決策を突き詰めたいと考えています。
ーー依頼人自身が気づいていないこともあるんですね。
その通りです。感情的な問題なのか、法的な解決ができる問題なのかをまず整理して、法的な解決ができる問題であれば、請求して認められるであろう金額や、今後の流れなど、見通しをお伝えします。
初回の相談は特に話が漫然としがちですので、一番言いたいことは何か、的を絞ってもらうように整理しながらお話をうかがっていきます。
自分でまだどうしたいのかわからないという段階でも、気軽に相談に来ていただければと思います。一人で悩んでいるとなかなかわからないものです。お話をうかがいながら問題を整理して、どういう解決方法があるのか、どういう解決を望んでいるのか、一緒に考えていきましょう。