離婚事件に注力〜依頼者の辛い気持ちに寄り添い、解決までの道筋をともに進む
依頼者のために戦う弁護士に憧れて
ーー弁護士を目指されたきっかけや理由を教えてください。
社会保険労務士として仕事をする父の姿を見てきたため、子どもの頃から、自営業という働き方には馴染みがありました。漠然と「自分も将来は、資格を取って独立して働きたいな」と考えていました。
弁護士を目指そうと思ったのは高校生のときです。きっかけは、痴漢の冤罪事件を特集したテレビ番組でした。弁護団を組んで、事件当時の状況を再現したりしながら依頼者の無実を証明するために戦う弁護士たちの姿を見て、感銘を受けました。「こんな仕事がしたい」と思い、弁護士を志しました。
ーーどのような学生生活を送っていましたか。
法学部に進学し、2年生からロースクール受験のために予備校に通い始めました。家族法のゼミに入っていたのですが、教授がロースクール進学をずっと応援してくれていて、心の支えになっていましたね。
ロースクール時代は効率重視で勉強していました。1日の勉強時間は8時間くらいと決めて、週に1回、全く勉強しない日も作っていました。限られた時間内に集中して勉強するスタイルが合っていたのだと思います。
ーー弁護士になり、法律事務所には所属せず、すぐに独立されたのですね。
はい。いわゆる即独です。1年目に事務所を開設し、9年ほど経営しました。開業方法は父がアドバイスしてくれましたし、ちょうど弁護士会も即独したい人の支援に力を入れていた時期で、指導担当の先輩弁護士にサポートしてもらい、不安なく独立できました。
しばらく1人で仕事をしていたのですが、あるときたまたま、今の事務所の先生から声をかけていただいたんです。弁護士になって以来ずっと1人で働いてきたので、「人と一緒に仕事をしてみるのもいいな」と思い、ジョインすることにしました。
丁寧なコミュニケーションを大切に
ーー現在注力している分野と、その分野に注力している理由を教えてください。
特に力を入れているのは離婚事件です。悩みを抱えている方にとって、弁護士に相談するタイミングは一番辛い時期だと思います。「辛い状況から抜け出すためにどうすればいいのかわからない」「頭の中が不安でいっぱいで冷静に考えられない」…。皆さん、そんな苦しい気持ちを抱えて弁護士のもとに相談に来ます。
話を聞きながら少しずつ状況を整理し、今後どうしたいのか、希望を伺った上で、問題解決の道筋を立てます。その道筋に沿って依頼者と一緒に解決に向けた手続きを進めていくことにやりがいを感じます。悩んでいる状況から一歩踏み出してアクションを起こすことで、徐々に不安が解消され、依頼者の表情にも明るさが戻ってきます。
ーー仕事をする上で心がけていることを教えてください。
話をしっかり聞くことです。途中で遮ったりせずに、依頼者が言いたいことを最後まで聞くようにしています。
要所要所で依頼者の意思を確認することも心がけています。私としては「これがベストな解決方法だ」と考えていても、依頼者が納得するとは限りません。依頼者の希望やこちらからの提案に対する意見などをしっかり聞き、私の考えで勝手に対応を進めてしまうことがないように気をつけています。
ーー弁護士として活動してきた中で、印象に残っているエピソードはありますか。
破産の相談に来た方で、初回の相談では「もう駄目です…」ととても辛そうな様子だったのですが、一緒に手続きを進める中でしだいに表情が明るくなっていき、事件終了時には前向きな思考に変わっていました。
初めて会ったときとは別人のような表情で「先生のおかげで生活を立て直せました。これから頑張っていきます」と言葉をかけてもらえたときには、この方の力になれてよかったと実感し、非常に嬉しかったです。
重く考えず、気楽に相談してほしい
ーー今後の展望をお聞かせください。
引き続き離婚事件に注力したいと考えています。この分野であれば誰にも負けないくらい高い専門性を身につけたいです。
ーー弁護士会の委員会活動にも取り組んでいらっしゃいます。
いくつかの委員会に入っていますが、一番力を入れているのはジェンダー平等委員会です。DVの被害者に対する支援、具体的には、法律相談の実施や、市役所に弁護士を派遣して、DV相談員の方に向けた講義をすることもあります。
ーー最後に、トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
「自分の悩みは弁護士に相談すべきことなのかな」と考えて相談をためらう方もいると思います。ですが、あまり重く考えずに、「ちょっと話を聞いてもらいたいな」ぐらいの楽な気持ちで相談に来ていただきたいです。
当事務所では初回の相談は60分まで無料で承っています。弁護士と話すことでご自身の問題を整理できますし、解決のためにどんな対応をすればいいかもわかります。依頼するかどうかは相談後にじっくり検討していただけますので、まずは一度お問合せください。