犯罪・刑事事件の解決事例
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クレプトマニア(窃盗症)事案で二度目の執行猶予判決を獲得

60代 女性
この事例の依頼主 60代 女性

相談前の状況 高齢の依頼者が,お店で商品を数点万引きして逮捕され,ご家族からの依頼。
執行猶予中の再犯であったため,原則は実刑事案。しかし,金銭的に困窮していないにもかかわらず,これまで何度も万引きを繰り返しており,典型的なクレプトマニア(窃盗症)の特徴を有していた。専門治療をして再度の執行猶予獲得に向け,受任した。

解決への流れ まずは,起訴後ただちに保釈請求をした。執行猶予中の再犯は実刑相当であり,クレプトマニア事例は常習性があるため,一般的に保釈も難しいと思われるが,起訴後すぐに保釈許可を獲得。
釈放後は,クレプトマニア(窃盗症)の専門クリニックへ通院してもらい,担当医とも連携を取りながら裁判の準備をした。また,認知症の疑いもあったため,その治療も並行して受けてもらった。さらに,家族の支援を受けながら,具体的な再犯防止策を考え,それをすべて実行してもらい,裁判でも主張した。
その結果,「執行猶予中の再犯なので原則実刑判決であるが,本件では更生に期待すべき特段の事情がある」として,再度,執行猶予判決を獲得することができた。

輿石 祐司 弁護士 輿石 祐司 弁護士からのコメント 家族一丸となってクレプトマニア治療を支援し,その他の再犯防止策を実行して,再犯のおそれがないことを裁判でも説得的に主張できたことが良い結果につながったと思う。相談者は,裁判が終わってからもクリニック通院を続け,現在は平穏な日常生活を送っている。

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