東京の法律事務所で培った経験を活かして地元仙台に恩返し〜依頼者の声を傾聴して親身に向き合う
学者から弁護士への転身
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
大学は法学部に在籍していましたが、弁護士を志していたわけではありませんでした。大学の授業を通じてアメリカ法に興味を抱き、卒業後は大学で助手の職に就き、アメリカ法に関する研究に没頭していました。
しかし、学者の道は険しく、進む先を模索する中で、自分のスキルや志向に合った別の職業を考えるようになりました。その中で、自らの可能性を最大限に発揮できる職業として、弁護士を選択したんです。
最初の受験は軽い気持ちで臨みましたが、不合格の結果を受けて、合格するには真剣に向き合わなければならないと気づき、仙台から東京に上京して、本気で勉強に取り組みました。
私が専門的に研究していたのはアメリカ法だったため、司法試験のために一から日本法を学び直す必要がありましたが、徹底的に勉強に打ち込んだ結果、3回目の試験で合格することができました。
ーー弁護士としてどのようなキャリアを積まれてきたのですか。
弁護士登録後、東京の法律事務所に入所し、消費者問題や企業法務を中心に取り組みました。その事務所で約20年働いた後、地元である仙台に戻り、現在の事務所を開設しました。
東京で働いていた頃と比較して、仙台での業務は幅広い分野に1人で対応しなければならないなどの苦労もありますが、企業・個人問わず、様々な人の悩みに耳を傾けることができることにやりがいを感じています。弁護士活動を通じて、生まれ育った地元に貢献したいと思っています。
なんでも相談できる弁護士でありたい
ーー現在の注力分野を教えて下さい。
離婚、交通事故、債務整理に注力しています。中でも離婚問題は相談件数が多く、離婚調停、不倫の慰謝料請求、財産分野、親権問題など、幅広い問題に対応しています。
どの分野も東京にいた頃から取り組んでいた分野ですので、25年以上の弁護士キャリアで培った経験と知識を活かして、依頼者の期待に応えられるように尽力しています。
ーー仕事をする上で心がけていることを教えて下さい。
なんでも相談できる弁護士でありたいと思っています。例えば、離婚の相談に来た人の話を聞いていると、「それってDVじゃないの?」「不倫されてるんじゃないの?」といった、別の問題が浮かび上がることがあります。特にDVやモラハラなどは、被害を受けている本人が自覚していない場合があり、話を聞いていく中でわかることがあります。
法律とは一見関係がないような話でも、実は問題の核心に触れているということがあります。離婚の相談だから離婚に関すること以外は聞かないという姿勢ではなく、相談に来た人には、遠慮せずになんでも話してもらうようにしています。
ーーこれまで携わった事案で、印象に残っている事案はありますか。
ある建設会社の民事再生手続きが印象に残っています。依頼者は当初、自ら経営する会社の破産を検討していました。しかし、その会社は規模が大きく、破産した場合は多くの従業員が職を失うことになります。そのような事態を避ける方法はないかと、私と仲間の弁護士は破産以外の解決策を模索し、民事再生法に着目しました。
当時、民事再生法は新しく施行されたばかりで、まだ事例が少なかったため、私たちは一から調査し、取り組む必要がありました。そうした中で、試行錯誤しながらも、最終的には破産を回避し、会社を存続させることができたのです。
結果に満足すると同時に、役員の交代や経営面での大きな変革にも関与し、法的な側面だけでなく経営においてもサポートできたことに、大きな達成感がありました。
「無理だろう」とあきらめる前に相談を
ーー今後の展望について教えて下さい。
離婚問題は相談件数が多いこともあり、1人でも多くの人の役に立てるように、これまで以上に注力していこうと考えています。また、交通事故に関しては、後遺障害等級認定において、高い等級の事案も扱えるように対応していくつもりです。
ーー最後に、法律トラブルを抱えている方へメッセージをお願いします。
法律問題は、1人で解決しようとすると、思わぬ結果を招くことがあります。ですから、どんなに小さな問題でも、まずは弁護士に相談することをお勧めします。
どんな問題であっても、弁護士に相談すれば状況を変えることができます。絶望的な状況でも、希望が見つかる可能性があります。「相談しても無理だろう」とあきらめず、まずは弁護士の意見を聞いてから、対策を検討してみてください。
当事務所では、無料で相談を受けています。初回だけでなく、2回目、3回目でも相談料をいただくことはありません。どんな些細な疑問でも、不安でも、お気軽にご連絡ください。あなたの悩みに真摯に向き合い、最適な解決策を一緒に見つけていけるよう、お手伝いさせていただきます。