交通事故の解決事例
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【示談交渉】打ち切り後の治療を前提とした示談が認定された事件

 男性
この事例の依頼主 男性

相談前の状況 1. 事故の状況
当方車両が信号待ちをしていたところ、後方から相手車両に追突されました。

2. 治療費の支払い打ち切り
事故後、相手方保険会社による治療費の支払いで治療が継続されていました。

事故から約3ヶ月後、合理的な説明がないまま、相手方保険会社から突然、治療費の支払いを打ち切る旨が通知されました。

解決への流れ 1. 治療費支払延長交渉と方針転換
交渉: 治療費の支払い打ち切り通知を受け、当職が代理人となり、相手方保険会社に支払延長を申し入れました。

結果: 延長の申し入れは受け入れられませんでした。

方針転換: 治療の必要性があったため、自費での治療を継続し、治療終了後に自賠責保険へ被害者請求を行う方針に変更しました。

2. 自賠責保険への被害者請求
事故から約5.5ヶ月後に治療を終了しました。

自賠責保険に被害者請求を行ったところ、特に問題なく、治療費は全額認定されました。

3. 示談交渉の成立
示談交渉: 自賠責保険の認定結果を踏まえ、打ち切り後の治療期間も前提とした傷害慰謝料を算定し、相手保険会社に対して示談交渉を持ち掛けました。

結果: 相手保険会社から大きな抵抗はなく、若干の金額面の譲歩をもって示談が成立しました。

北野 岳志 弁護士 北野 岳志 弁護士からのコメント 本件は、保険会社の一方的な「治療費打ち切り」という問題に対し、迅速かつ適切な対応を取ることで、依頼者様の損害賠償請求権を完全に守りきった事例です。

一度、保険会社が打ち切り方針を決定した後で延長交渉を試みても、応じてもらえる確率は低いのが実情です。そこで、交渉に時間を費やすよりも、すぐに「自費治療」と「被害者請求」に切り替えたことが、その後の円滑な解決に繋がりました。

自賠責保険が打ち切り後の治療費も全額認定したという事実は、その治療の必要性と妥当性を客観的に証明する強力な根拠となります。この結果を交渉の土台としたことで、相手保険会社も治療期間の長期化について抵抗することができず、慰謝料を含めた示談交渉がスムーズに進み、依頼者様が最終的に納得のいく賠償を得ることができました。

不当な打ち切りに直面しても、焦らず法的手続きを適切に踏むことの重要性を示す一例です。

北野 岳志 弁護士
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