やぎはし のぶゆき

八木橋 伸之 弁護士 プロフィール

所属事務所: 岩手総合法律事務所
所在地: 岩手県 盛岡市神明町10-15
八木橋 伸之弁護士

インタビュー

八木橋 伸之 弁護士インタビュー
八木橋 伸之 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ

小学校3・4年生の頃に偉人伝関係の本を読んだことがあり、野口英世やリンカーンに感動したことがありました。それ以来、医者か弁護士になろうと思うようになりました。そして高校時代に医者は自分に向いていないと思い、また検察官や裁判官などの役人になろうとも思っていなかったので、初めから弁護士になりました。

学生時代

私は中央大学出身で、在学中は真法会という法曹を志す人たちが集まる学生サークルに所属していました。また、一年生の時、渥美東洋という刑事訴訟の先生が、一年生向けの法学の授業をしており、その授業を受けていたのですが、授業の中で「司法試験が受かったら田舎で弁護士をやれ」と言っていて、現在私が岩手で弁護士をしているのは渥美先生の影響も大きかったのではと思います。正式なゼミは木川統一郎先生の民訴ゼミです。

司法修習時代の経験や思い出

私が司法試験を受けたときは、合格者500人の時代で、司法修習も2年間あったりと、現在の状態とは異なっていました。しかし、2年間修習があったことで仲間同士の交流を深めることができ、例えば私は福岡修習なので、九州で事件があった時とかは昔の仲間に電話したりすることもできました。逆に現在の人たちは司法修習期間がそれほど多くないのでかわいそうじゃないかと思います。

印象に残っている案件(事件)

刑事ではいろいろありましたが、特に最初の国選事件が印象に残っています。若い20代の女性の方が婚約中に交通事故に起こした事件でした。国選事件なので、示談の民事費用分のお金は国からでないけれども、私も示談について一生懸命やりました。また周りの人たちが嘆願書を書いたりしたことがあって、田舎にいると隣にどういった人が住んでいるのかわずらわしいけど何か事件が起きたときに周りが助ける地域コミュニティーの存在を強く感じた事件でした。

民事では昭和58年以降のサラ金との闘いや「失われた10年」の間に多くの倒産事件を手がけたことが記憶に残っています。

弁護士になって大変だと感じること

対人関係の処理能力です。東京の人と違って地方の人たちはあまり真意を言わなかったりします。そのため、本音を聞きだすまで時間がかかります。一般的に自分の都合の悪いところをなるべく良くいうので、依頼者の話をしっかり聞くことを徹底しています。

休日の過ごし方

海が好きなので、若いころはスキューバダイビングとか楽しんでいましたが、最近は釣り(トローリング)をしています。朝5時くらいに船で出て、12時間くらい海にいます。また、本を読むのも好きです。最近は歴史と宗教の関係の本を読んでいます。

弁護士としての信条・ポリシー

先ほども触れましたが、対人関係の処理能力という観点です。依頼者の真のニーズは何なのか、例えば貸金訴訟でも本当にお金が無いので経済的回収をしたいという意味なのか、相手が気に入らないからこらしめたいというような精神的な意味合いが強いのか判断することです。そして依頼者のニーズに一番合った方法を選んでいくことを心がけています。

弁護士に最も求められると思う力

先ほどから触れていますが、事件に対する見通しと判断力です。

関心のある分野

一次産業分野です。岩手みたいに人口120万人くらいの地方には1次産業が残っていて、これについての案件も多くあります。また、法律的にも制度が整っていないので、もっと深めていく必要があると思います。

また、個人的には地方新聞の論説を書いていたこともあり、宗教平和条約についても興味があります。宗教間の紛争を平和的に解決するための条約ですが、最近特に宗教が問題になってきています。宗教に名を借りて自分の利益を増やそうとする人もいるので、そういった点をどのようにしていくか、ということに関心があります。

今後のビジョン

地域コミュニティーの再生です。地域コミュニティーがわずらわしくなって都会に出たとしても、結局頼りになるのは周りのコミュニティーで、今後これをどうやって再生していくかが課題です。

少子高齢化の中で人口が元に戻るのが復旧復興なのか、又は別な形があるのか、さらにそこに法律家としてどのように関わることができるかを考えていきたいと思います。また自治体の相談とか、委員会等を通じて、自分の意見を言っていこうと思います。

緊急事態の法制度について

現在日本の法律には非常時条項が欠如しています。左右対立という不幸な歴史的な背景もあり、阪神淡路大震災の時は自衛隊の出動が遅れたこともあります。法律全体が非常事態、緊急事態ではどのようにすべきかを定める時期ではないかと思います。

もともと日本は行政国家なので、別な人間がチェックするという制度的保証の観念が薄いので、制度的保障を考えていかないと難しいのではないかと思います。

人物紹介

所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    岩手弁護士会
  • 弁護士登録年
    1976年

よくある質問

八木橋 伸之 弁護士の事務所へのアクセス方法は?
八木橋 伸之 弁護士の事務所へのアクセス方法は、
【所属事務所】
岩手総合法律事務所

【所在地】
岩手県 盛岡市神明町10-15


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