迅速かつ丁寧な対応がモットー・依頼者の利益を最大化するため、全ての案件に対してベストを尽くす
困難な案件でも決して諦めず、最善の結果を導く
ーーまずは、先生が弁護士を目指したきっかけを教えてください。
司法試験に挑戦しようと決めたのは大学3年生の頃だったと思います。1年生は一般教養の科目が多かったのですが、2年生から民法、刑法、憲法の授業が、3年生になると商法や行政法などの授業が始まりました。学べば学ぶほど「もっと深く知りたい」「この場合はどう考えられるんだろう」と法律に対する興味が湧きました。勉強をしていく中での1つの目標として、司法試験に挑戦することにしたんです。
ーー弁護士になられてから、特に注力している分野を教えてください。
企業法務に注力しています。特に、インターネット上の誹謗中傷トラブルの案件を扱うことが多いです。企業や店舗、商品などについて事実無根の書き込みをされた場合に、削除請求の手続きや、書き込みをした人への損害賠償請求などをおこない、被害回復をはかります。
誹謗中傷の案件を手がける際に最も重要なのはスピード感です。書き込まれた当時のログはプロバイダが保存していますが、保存期間にはリミットがあります。対応が遅れるとログを削除される可能性があり、開示請求をしても「記録がないので分かりません」と言われれば手も足も出ません。本当にゼロか100かの勝負なので、迅速に対応することを心がけています。
インターネットの誹謗中傷トラブルは比較的新しい分野で、対応できる弁護士はまだ多くありません。ですが、ニーズは大きく、プロバイダ責任制限法が改正されるなど世間の注目が大きい分野でもあるため、非常にやりがいを感じています。
ーー日々仕事に向き合う上で、どのようなことを心がけていますか。
どれほど複雑な案件でも、決して諦めたり妥協したりすることなく、依頼者のためにベストを尽くすことです。ひとつのプロセスを丁寧に進めることも大切にしています。事案の争点や依頼者の意向を正確に把握するためにじっくり話を聞き、依頼者の意見を聞きながら、時間をかけて解決方針を決めていきます。
ちょうど今継続中の民事事件の裁判があるのですが、丁寧な対応が功を奏し、今のところ非常に有利に進められています。依頼者と何度も打ち合わせを重ねて事実関係をヒアリングしたり、膨大な資料を隅々まで読み込んだりと努力を積み上げてきた案件で、ほぼこちらの主張を採用した裁判上の和解ができそうな段階に来ています。最後まで気を抜かず、こちらの主張通りに解決することを目指して対応を進めているところです。
もっとも、うまくいくケースばかりではなく、案件によっては依頼者の意向を実現することが難しい場合もあります。そのような場合は受任前に、実現が難しい理由や代替案をお伝えします。その上で、依頼者が「戦って気持ちに区切りをつけたい」「難しいとはわかっていても、初志貫徹したい」と希望する場合は、その思いを尊重することが私の仕事です。徹底的に考えて突破口を見つけ出し、依頼者に最大限メリットがある結果につなげるために最善を尽くします。
早期の対応がよい結果につながる。気軽に連絡を
ーープライベートについても伺います。休日はどのように過ごされていますか。
ベストな休日の過ごし方は、ゆっくり寝ることですね(笑)。弁護士としてのスキルを磨くために休日も仕事をしていることが多く、あまり遠出をするようなことはありません。ただ、ずっと仕事をしていても煮詰まってしまうので、合間に散歩をしてリフレッシュするようにしています。
ーー最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
問題が発生したらなるべく早く弁護士に相談することをお勧めします。相談のタイミングが早いほど有利な結果に繋がる可能性が高くなります。
たとえばインターネット上の誹謗中傷被害でお困りの場合、対応が遅くなるとログが消えてしまい、相手の特定が難しくなってしまいます。また、遺産分割でも、一度協議書にサインしてしまうと、内容に納得できなかったとしても後から撤回することは難しいです。
弁護士に相談するからといって身構える必要は全くないので、気軽に連絡していただければと思います。じっくりお話を伺い、解決に向けてできることをアドバイスします。1人で抱えてきたことを弁護士に打ち明けるだけでも、きっと心の負担が和らぐはずです。