佐藤 邦男 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
大学在学中に授業の一環でインターンシップ生として、弁護士の先生の仕事を間近で見る機会がありました。そこで、相談に来られた方に対して、わずか30分の相談時間で解決の糸口がみつかり、相談者さんが涙を流して弁護士に感謝されている姿を見て、弁護士の仕事に感動し、興味を持ち始めたことがきっかけです。
その後も、司法改革などで、自らの身を切ってでも様々な現場に出て行こうとする弁護士の姿勢に共感し、司法試験を志すようになりました。
弁護士としての信条・ポリシー
個別の事件を大切にしながらも、制度や仕組みをよりよくする必要はないかを考え、できることは実践していくことです。
新しく制度を作るのは政治の役割ですが、政治を動かす前条件を整えたり、まだ制度になっていない問題について下支えをしていくことで、制度導入に結びつけるきっかけができればという思いで活動しています。とくに、母子家庭や外国人など、制度の狭間で困っている人のためになるような活動ができればと思います。
関心のある分野
依存症や障害を持つ方に対する法的支援と成年後見制度の活用方法を考えることです。依存症や障害を持つ方においては自分から声をあげることができません。そのような方に対しては、法律家の方から積極的に支援をしていかなければなりません。
また、成年後見制度は福祉の関係者が、高齢者との関係の中で活用することが多くなっていますが、まだまだ受け皿やアドバイザリースタッフが十分とはいえません。費用などの問題から、制度を使いたいけど使うことのできない人もいらっしゃいます。そのような方をサポートし、力になりたいと思います。
弁護士の魅力
どの分野を取り扱っていたとしても、法律の専門家として幅広く活躍できる点が、魅力だと思います。私は、どちらかというと、資力の少ない方、母子家庭や外国人の方を支援することが多いですが、例えば、外資系の法律事務所で働く弁護士、企業などの顧問を多く抱えている弁護士、行政機関で活動する弁護士など、活動の幅はどんどん広がっていると思います。