平田 かおり 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
広島で起こった過労自殺事件に関する本を読み、一生懸命にまじめに働いている労働者が、過重な労働に耐えかね、自殺せざるを得ない状況に追いやられてしまっていることに深い悲しみと怒りを覚えました。この本は、弁護士の活動にも触れられていたので、これをきっかけに弁護士という職業、弁護士になって何をしたいか、ということを意識しました。
今までの経験と現在の仕事内容
一般民事、刑事、債務整理(過払請求、破産、民事再生など)、交通事故(被害者側)、離婚、相続、労働事件(過労死事件含む)など、市民生活にかかわるものを中心とした事件を扱っています。その他にも、生活保護訴訟、住基ネット訴訟、原爆症認定裁判など、社会的な問題を扱う事件にも関与しております。
また、中小企業と顧問契約を締結し、日常的に相談を受けたり書類のチェックをさせていただいてます。現在も同じです。
弁護士としての信条・ポリシー
おおきな視点からいうと、社会的に弱い立場に置かれている方の言葉に耳を傾けることです。現在関わっている生活保護訴訟は、高齢者の生活保護費の一部をカットした違法性を追及していますが、原告の方々は、高齢で体力もなく、お金も乏しいため、社会に声をあげることは容易でありません。
弁護士は、このような社会的に弱い立場に置かれている方々の声を聞き、力になることができる職業ですので、この点は意識していると思います。
身近な視点からいうと、あまりに当たり前すぎることですが、依頼者のために、何をすることが最もベストなのか、常に考えることです。
関心のある分野
民事事件(交通事故、離婚、相続、貸金事件)が担当事件の大部分を占めるのですが、解雇、残業代請求、過労死など労働事件の占める割合は、比較的多いと思います。労働者はどうしても弱い立場に置かれてしまうので、助けたい、という思いに駆られます。
また、日弁連の情報問題対策委員会に入っていることもあり、情報問題(個人情報保護)についても、関心があります。
さらに、母親になってからは、女性や子どもに関する事項にも関心が強くなりました。