常に依頼者の期待を上回る結果を目指して〜交通事故、破産事件に注力
自転車競技の選手から弁護士へ転身
ーー弁護士を目指した経緯を教えてください。
もともと法律とはまったく関係のない仕事についていました。大学を卒業した後、大阪の会社に就職をして実業団でロードレースの選手をやっていたんです。
プロを目指していたのですが、プロになるという夢は叶わず、3年間で選手生活に区切りをつけて、同時に会社も辞めました。次に何をしようと考えたときに、「人の役に立って、なおかつ独立した働き方をしたい」と考え、弁護士を目指そうと思い立ちました。
実家に戻って、司法試験予備校に通いながら勉強を続け、何度目かのチャレンジで合格することができました。
ーーどのような学生時代を過ごしたのでしょうか
高校から自転車のロードレースをやっていて、プロの選手を目指していました。自転車に乗り始めたきっかけは、高校に入って友人とサイクリングをやるようになったことです。ただ、だんだんサイクリングでは物足りなくなり、レースに参加するようになりました。
大学でも部活動で自転車の競技を続け、自転車漬けの毎日を過ごしていました。自転車競技の本場は、プロの組織もあるヨーロッパです。最高峰にツール・ド・フランスというレースがあって、当時はそういうレースに出られるような選手になりたいと考えていました。
ーー長い競技生活が、今の弁護士の活動に生かされてる部分はありますか。
レースも練習も厳しかったので、根性がついたかもしれません。ロードレースでは距離を200キロ、時間でいうと4時間とか5時間ぐらい走り続けます。練習でも長い時は8時間ぐらい練習していました。体力・精神力など、いろんな面で鍛えられたと思います。
依頼者の期待を上回りたい
ーー弁護士として注力していらっしゃる分野は何でしょうか。
交通事故と破産に注力しています。
私が最初に就職した法律事務所は、損保会社の顧問をしていたので、扱っている案件の7〜8割が交通事故でした。そこで経験を積ませてもらったので、独立してからも交通事故を柱にしたいと考えていました。
最初の事務所では加害者側の依頼が多かったのですが、現在は被害者側の依頼がほとんどです。加害者側を担当した経験から、保険会社や加害者側の考え方もわかりますので、それを活かせるのは強みだと考えています。
ーー弁護士としてやりがいを感じるのはどんなときですか。
依頼者の方の期待を上回る成果を出すことにやりがいを感じています。
交通事故の賠償金を請求した場合、通常、損害保険会社から提示される金額は裁判で認められる金額と比べて低いことが多いです。弁護士が代理人として交渉すると、交渉でも裁判基準に近い保険金を獲得できる可能性が高まります。実際に裁判基準での保険金の獲得に成功すると、依頼者の多くは「こんなにもらえるんですか?」と驚かれることもあります。
損害保険会社は、独自の基準で裁判基準より低い慰謝料などを決める傾向があります。そこに弁護士が入った場合、賠償金の金額が大きく変わることもあります。損保会社の言いなりで済ませてしまうのは、もったいないことだと思います。
また、事件が終わって依頼者が安堵感とともに笑顔になって下さるときもやりがいを感じます。
破産の相談に来られる方は、それまで資金繰りに苦しんで疲れた顔でいらっしゃる方が多いのですが、破産の手続きを終えると、みなさんすごく明るくなりますね。ストレスもなくなりますし、顔色も良くなる方が多いです。健康的になって10キロぐらいのダイエットに成功したという人もいました。
ーー仕事をするときに心がけていることはありますか。
依頼者としっかりコミュニケーションを取ることです。きちんとコミュニケーションを取らなければ、行き違いも増えてしまいます。また、裁判となれば、1年2年とお付き合いをすることになりますので、同じ目線でお話を聞いて、コミュニケーションを密にとり、信頼関係を作るよう心がけています。
「気楽に、気軽に相談してほしい」
ーー趣味や休日の過ごし方について聞かせてもらえますか。
趣味は釣りで、小学生くらいからずっとやっています。地元の広島や、島根県まで出かけたりします。
島根県の浜田市から船を出してもらい釣りに行くことが多いです。アコウ(キジハタ)をはじめ、ヒラメ、カサゴなどが釣れます。釣り仲間に居酒屋の店主がいるので、釣った魚をその居酒屋に持ち寄って、みんなで食べるのが最高の楽しみです。
健康のためにジムにも通っています。トレーニングは嘘をつかないので、続けていくうちに次第に挙げられる重量も増えていきますし、ストレス解消にもなっています。
ーー弁護士としての、今後の展望を教えてください。
最近では、コロナにより一部の事業者の方が大きくダメージを受け、また一般企業でも働き方などが大きく変化しました。
私の仕事でも、会議や裁判もリモートで行うことが増え、今後も、社会の変化や法律改正によって依頼者の方をめぐる事情や、弁護士の仕事も変化が進み、またその変化の速度も速くなっていくだろうと考えています。
そのような中で、どんな変化にも柔軟に対応できるような事務所でありたいし、弁護士でありたいと考えています。
ーー法律トラブルを抱えて、悩んでらっしゃる方にメッセージをいただけますでしょうか。
弁護士に相談することは敷居が高いと思われがちですが、困りごとがある場合は気軽に相談していただきたいというのが一番です。最初はお電話をいただくことが多いですが、インターネットのフォームから相談の申込みをすることもできますので、お気軽に相談の予約をとっていただければと思います。
相談する前の段階で「こういうことを相談してもいいのだろうか」と悩む方も多いように感じています。ひとりで悩む前に、まずは一度、相談に来てください。