

北村 哲
きたむら法律事務所
福岡県 久留米市原古賀町30-1 IKEDAビル5階A号室現在営業中 09:00 - 18:00
◆弁護士歴23年◆懇切ていねいな対応◆わかりやすい報酬基準◆依頼者の悩みに向き合い、ともに考え行動して、最善の解決を図るサポートをお約束します。



落ち着いた雰囲気の中でご相談ができるように、室内は木目調の家具で統一しています。
「こんな問題を弁護士に相談していいのだろうか?」
「何から話してよいかわからない」
「依頼した事件の状況を尋ねるのは、なんだか気が引ける・・・」
こんな不安を抱えてもらいたくない、信頼できるあなたのパートナーでありたい。そう思いながら、一つ一つの事件に取り組んでいます。
また、「依頼者の要望に沿う解決方法はなにか」を考え、柔軟に対処したいと心がけています。
あなたの不安を安心に変えるサポートをします。一人で悩まれず、お気軽にご相談ください。
当事務所の特徴
- 1999年に弁護士登録以来、加害側、被害側を問わず、一貫して交通事故問題の解決に注力しています。
- 重度後遺障害(高次脳機能障害ほか)、人身・物損事故、交通事故の刑事事件等、幅広く全般的に対応いたします。
- 借金問題(個人、法人)、離婚不貞(慰謝料)問題、相続遺言問題、中小企業・事業者様の法務・経営問題も多く取り扱っています。
- 中小企業診断士の資格を生かし、中小企業事業主様の事業承継、M&Aのご相談にも対応いたします。
- 取扱業務・費用の詳細は、事務所ホームページをご覧下さい。
URL https://kitamura-law-office.com/
- 個人(非事業者)のご相談については、初回30分まで相談料を無料としております。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当事務所においては、当分の間、お越しになる皆さまにマスク着用をお願いいたします(お持ちでない方には当事務所備え付けのマスクを配布いたします)。また、相談中も室内換気の励行に努めているほか、定期的にドアノブ、ソファー等のアルコール除菌も行っております。



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インタビュー
北村 哲 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ
高校生のころ、単純に「困っている人の役に立てる仕事がしたい」と考えました。医者もいいなと思いましたが、物理で赤点を取ったのをきっかけに理系はあきらめ、弁護士もいいなと思うようになりました。また、検察官や裁判官とちがい、弁護士は役所や組織に属することなく、自由に仕事ができるという点においても魅力を感じました。
今までの経験と現在の仕事内容
地方の弁護士ですので、民事、刑事、家事事件などごく普通の仕事をしています。
ただ、長く損害保険会社の顧問をしていた関係で、加害者側被害者側を問わず、交通事故の事件が比較的多いです。印象に残っているものとしては、業務上過失傷害事件で無罪を勝ち取った事件、二人乗りのバイク事故で亡くなられた方が運転者かどうかが争われた民事裁判で逆転勝訴した事件でしょうか。
弁護士としての信条・ポリシー
「弁護士は敷居が高い」と思われています。弁護士が思っている以上に、相談者は緊張し、自分の言いたいことを半分も言えないのではと思います。また、深刻な問題でもあえて「それほどでもない」と控えめに説明されることもあります。
これは、自分が病気で医者にかかったときに、「いや、痛みはそれほどひどくはありません」と言ってしまうことがよくあるからです。なるべく話しやすい雰囲気を作り、話を遮らず、共感し、納得がゆくまで話してもらうことを心がけています。
また、初めから全てをお話していただくことは難しいため、相談の終わりには「何か言い損ねていた事があったら、いつでも連絡してください」などと伝えるようにしています。
関心のある分野
弁護士数の増加傾向にあるなか、これからは地方の弁護士でも特徴のある、今までにない仕事をしてゆかないと、展望は開けないのではと感じています。私自身は、中小企業の経営にまつわる法的問題全般に弁護士がもっと関与できる方策はないかに関心があります。
私の父の世代はいわゆる団塊の世代ですが、経営の第一線を退きつつあるなかで、円滑な事業承継等が進まずに廃業率が増えてゆくと、総体としての国の競争力が低下していくばかりです。隣接士業の方との協力も必要ですが、弁護士としてどのようなサービスを提供できるのかを真剣に考える必要があると思っています。
取扱分野
-
交通事故 料金表あり/解決事例あり
-
離婚・男女問題 料金表あり/解決事例あり
原因
- 不倫・浮気
- 別居
- 性格の不一致
- DV・暴力
- セックスレス
- モラハラ
- 生活費を入れない
- 借金・浪費
- 飲酒・アルコール中毒
- 親族関係
請求内容
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 離婚請求
- 離婚回避
- 面会交流
-
借金・債務整理 料金表あり/解決事例あり
依頼内容
- 自己破産
- 過払い金請求
- 任意整理
- 個人再生
-
企業法務・顧問弁護士
依頼内容
- M&A・事業承継
- 人事・労務
- 知的財産・特許
- 倒産・事業再生
業種別
- エンタテインメント
- 医療・ヘルスケア
- IT・通信
- 金融
- 人材・教育
- 環境・エネルギー
- 運送・貿易
- 飲食・FC関連
- 製造・販売
- 不動産・建設
-
遺産相続
請求内容
- 遺言
- 相続放棄
- 相続人調査
- 遺産分割
- 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
- 相続登記・名義変更
- 成年後見
- 財産目録・調査
-
労働問題
原因
- パワハラ・セクハラ
- 給料・残業代請求
- 労働条件・人事異動
- 不当解雇
-
医療問題
依頼内容
- 医療過誤
-
不動産・建築
賃貸トラブル
- 賃料・家賃交渉
- 建物明け渡し・立ち退き
- 借地権
売買トラブル
- 任意売却
-
犯罪・刑事事件
タイプ
- 被害者
- 加害者
事件内容
- 少年事件
- 児童買春・児童ポルノ
- 詐欺
- 痴漢
- 盗撮
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 暴行・傷害
- 窃盗・万引き
- 強盗
- 横領
- 交通犯罪
- 覚せい剤・大麻・麻薬
-
債権回収
自己紹介
趣味はガーデニングです。山野草の庭造りを目指しています。
ギボウシとクリスマスローズがお気に入りです。
- 所属弁護士会
- 福岡県弁護士会
- 弁護士登録年
- 1999年
経歴・技能
- 中小企業診断士
学歴
- 1994年 3月
- 中央大学法学部法律学科卒業
- 1996年 3月
- 中央大学大学院法学研究科博士前期課程修了(修士)
資格
- 2014年 4月
- 中小企業診断士
北村 哲弁護士の法律相談回答一覧
【相談の背景】 半年前に車と車の交通事故を起こしました。 相手は赤信号停止中、私が止まりきれずに軽くぶつかった程度でした。 相手の車に傷はなく、私の車はナンバープレートが少し曲がった程度です。被害が軽微だと相手が判断し、大丈夫だからと言われ、警察を呼ぶことはしませんでした。 相手とは互...
お尋ねの件ですが、停止中の車への追突で、相手の車に傷がなく、あなたの車もナンバープレートが曲がった程度で、連絡先を交換したのに半年間も連絡がないのであれば、相手方は特段の怪我はなく、あなたに何らかの賠償請求をするつもりはないものと考えます。 また、事故当時もその後も警察が関与していないことから見て、刑事事件とされることもないものと考えます。 ご参...

【相談の背景】 先日飲酒運転をしてしまい、単独事故をしてしまいました。 近くの友人に替え玉をしてもらい、一ヶ月近くは警察から連絡がなかったのですが、昨日連絡があり替え玉だった、友人が警察に呼ばれ、わかってるよね?と言われたそうで、もう警察の方にはバレてしまっているということなのでしょうか。 ...
おそらくは警察には事件の実情がバレている可能性が十分あります。 友人は、飲酒運転・単独事故(道路交通法違反)の犯人であるあなたの身代わり行為を行ったという点で、犯人隠避(いんぴ)罪で処罰される可能性があります。 あなた自身は、友人に身代わりを頼んだという点で、犯人隠避罪の教唆(きょうさ)犯として処罰される可能性があります。また、飲酒運転・単独事故...

【相談の背景】 ・当事者 ※バイク同士 A(250cc) B(50cc) ・道路状況 片側3車線(右折専用車線有り) 弱渋滞(信号までの100m程の区間) ・各走行状況 A(250cc) 信号渋滞に捕まり、 路肩スペースに出ようとバイク頭を路肩へ出す。 B(50cc) 信号渋滞を確認し、路肩を走行中。 上記環境での出合い頭による...
お尋ねの件ですが、四輪車どうしの進路変更車と後続直進車の事故の場合、過失割合は後続直進車30対進路変更車70が基本とされています。 あなたのケースでは、二輪車どうしの事故であること、路肩スペースの後続直進と路肩への進路変更であり上記の場合とは異なりますが、類似するケースと見れば、過失割合はB30対A70、と一応考えることができます。 これを前提に...

交通事故
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落ち着いた雰囲気の中でご相談ができるように、室内は木目調の家具で統一しています。
交通事故の詳細分野
事件内容
- 死亡事故
- 物損事故
- 人身事故
争点
- 後遺障害等級認定
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
対応体制
- 24時間予約受付
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 当日相談可
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
お支払い方法
-
初回相談無料
弁護士によっては初回30分や電話相談のみなど、制限がある場合がございます。
- 分割払いあり
- 着手金無料あり
- 完全成功報酬あり
「初めて事故に遭ったが、これからどうなるのかとても不安だ」
「保険会社から治療を打ち切るといわれたが、仕方がないのか」
「過失割合に納得がゆかない」
「保険会社の示談提示が低すぎるのではないか・・・」
事故は一瞬の出来事ですが、将来にわたって精神的、肉体的に大きな影響を受けます。
加害者、保険会社、医療機関、警察等、多くの関係者が関わる一方で、初めてのことゆえどうしてよいか分からず、皆さん悩み、不安を抱えています。
適切な治療、適切な賠償を得て被害回復を図ることは、当然の権利です。
まずはお気軽にご相談ください。10分以内の「かんたん電話相談」も大変好評です。
【強み】
- 加害者や保険会社との対応は全て弁護士が行います。保険会社との煩わしい交渉から解放されます。
- 20年以上の解決実績をもとに、適切な証拠を判断、収集します。事故状況や入通院状況、日常生活の聴きとりをもとに、依頼者の要望もふまえ「このような資料はないですか」と詳しくご説明いたします。
- 後遺障害等級認定に必要な医師への協力依頼もサポートします。医師面談への同行も行っています。
- 高次脳機能障害(1級、3級、5級等)についても、申請段階から多数関与しております。
- 人身事故では、訴訟を前提とした賠償額の一応の目安、予想される争点、争点に対する保険会社の予測主張等を記載した「賠償額診断書」を作成し、依頼者にご説明しております。
- 弁護士費用特約についても、国内大手損害保険、インターネット専業保険、外資系損害保険等、多数の取扱い実績がございます。
【当事務所へ相談するメリット】
事故発生当初からのトータルなサポートをご提案します。
事故発生時、治療変更・終了時、後遺障害等級の申請時、保険会社からの示談提示時など、節目節目に相談されることをお勧めします。
相談者は安心して治療や日常生活に専念でき、弁護士への依頼もスムーズとなり、保険会社の一方的なペースによる低額の示談を未然に防ぐことができます。早めの相談が大事です。
<日常的な解決事例>
・事故から4か月ほど経ち、まだ頸椎捻挫の症状が改善していないが、保険会社の担当者より「今月末で治療費の支払いを打ち切らせてください。後で後遺症の認定が下りたらその分はお支払いしますので、これまでの治療をもとに示談をお願いします」と言われて示談を迫られるケース
・後遺障害等級の認定が下り、保険会社の担当者より示談の提示があった。慰謝料の金額が低いのではと指摘すると、「こちらとして精一杯の金額を提示しています。これ以上をお望みなら裁判でもして下さい」と言われて交渉に応じないケース
【これまでの依頼者の声】
「複雑な内容まで分かりやすく説明して解決まで導いていただいたので、先生に依頼して本当に良かった」と感謝の声をいただいております。
【アクセス】
◆JRでお越しの場合
JR久留米駅東口から西鉄バス「六ツ門」の停留所まで7~8分。六ツ門交差点を南に進み、国道209号線沿いに小頭町(こがしらまち)の交差点を過ぎ、きらら保育園の交差点を過ぎますと、IKEDAビルが見えてまいります。
六ツ門のバス停からは、徒歩約10分。
タクシー利用では、JR久留米駅より10分以内。
◆西鉄でお越しの場合
西鉄久留米駅西側のバスターミナル7番から聖マリア病院、船小屋ゆきの50番のバスに乗車、「六ツ門口」の停留所まで約7~8分。同停留所から徒歩1分。
タクシー利用では、西鉄久留米駅より5分程度。
この分野の法律相談
【相談の背景】 半年前に車と車の交通事故を起こしました。 相手は赤信号停止中、私が止まりきれずに軽くぶつかった程度でした。 相手の車に傷はなく、私の車はナンバープレートが少し曲がった程度です。被害が軽微だと相手が判断し、大丈夫だからと言われ、警察を呼ぶことはしませんでした。 相手とは互...
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【相談の背景】 スーパーでの接触事故になります。 相手は駐車スペースに頭から駐車しており 私は スーパーの駐車場に入り駐車スペースを探していました。 相手方の車が止まっていたのは 私の左側で駐車スペースの一番端になり 私の右側は駐車場の入り口があり 車が入ってくる場所なので 私は必然的に ...
お尋ねの件ですが、駐車場内の車両同士の接触事故の場合、駐車スぺース側の車が過失が大きいものの、裁判では10:0になることは少ないです。 駐車場内では、車が不規則に出入りすることが通常であるため、お互いに注意すべきとの考えが根底にあります。 あなたは相手方の後ろに止まっていたとのことですが、それだけで無過失0主張をするのは難しいでしょう。 た...

交通事故の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | ■初回相談1時間無料 ※弁護士費用特約が利用できる場合は30分ごとに5500円(税込)をいただいています。 |
着手金 | ■示談交渉、調停、紛争処理センターの利用段階 一律11万円(税込) ■訴訟段階 ①請求額が1000万円以内の場合 一律22万円(税込) ②請求額が1000万円を超えて5000万円以内の場合 一律33万円(税込) ③請求額が5000万円を超える場合 一律44万円(税込) ※示談交渉等から訴訟に移行する場合は、11万円(税込)を超える差額分のみ御負担いただきます。 ※訴訟段階の着手金は、分割でのお支払いや、報酬金と合わせて精算することも可能です。 ※上記は人身事故の場合の基準です。物損については、事務所ホームページをご参照ください。 |
報酬金 | ■受任時点で保険会社から賠償額の提示がある場合 提示賠償額から最終獲得額の増額分を基本に ①示談交渉、調停、紛争処理センターの場合 16.5%(税込) ②訴訟の場合 22%(税込) ■受任時点で保険会社から賠償額の提示がない場合 最終獲得額の一律11%(税込) |
※弁護士費用特約が利用可能な場合 | ■旧日弁連報酬基準、または日弁連LAC基準によります。 詳細は、ご依頼者の契約保険会社と協議の上で決定します。 ※ほとんどの案件で、自己負担額なしで最終解決に至っています。 |
日当 | ■遠方(久留米市外)の裁判所への出廷や、遠方(久留米市外)の現場調査等の場合には、日当が発生いたします。 ①基本は、1時間あたり1万1000円(税込) ②あらかじめ複数回の出張が予想される場合には、定額制(1回につき1万6500円等) |
実費 | ■着手金・報酬金とは別に、ご依頼者の負担となります。 ①収入印紙代(訴訟、調停の段階で必要) ②郵券代、コピー代(資料取り寄せ、相手方との交渉、依頼者への報告、訴状作成等) ③交通費実費(電車賃、ガソリン代、高速道路料金等) ④カルテ取り寄せ代、医師意見書料等 ※弁護士費用特約が利用可能な場合は、保険から支給されます。 |
交通事故の解決事例(5件)
分野を変更する-
2人乗り原付バイクでの死亡事故、運転者の認定が争点。一審では死亡者遺族が敗訴したが、控訴審では運転者を相手方と判断、逆転勝訴したケース
- 死亡事故
-
自転車に追突され右手関節、右肩関節の機能障害を負った被害者に、裁判所基準に基づく11級相当の後遺症慰謝料が認められたケース
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
保険会社の素因減額の主張を撤回させ、大幅増額にて示談したケース
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
保険会社が治療費の負担を拒否したため、自賠責に被害者請求、後遺障害等級申請を行い、併合9級の保険金を獲得し、更に訴訟提起して勝訴的和解を獲得したケース
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
後遺障害併合14級。逸失利益、慰謝料を合計100万円以上増額したケース
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
交通事故の解決事例 1
2人乗り原付バイクでの死亡事故、運転者の認定が争点。一審では死亡者遺族が敗訴したが、控訴審では運転者を相手方と判断、逆転勝訴したケース
- 死亡事故
相談前
依頼者のお子さんが、友人と原付バイクに2人乗りをしてコンクリート塀に衝突する事故に遭い、お子さんが死亡、友人が負傷しました。
検察は、依頼者のお子さんが運転していたと認定し、被疑者死亡として捜査を終結させましたが、依頼者はそのことに納得がいかず、再捜査の申入れをしたものの、結論は変わりませんでした。
相談後
依頼者は納得がゆかず、真相を明らかにするために友人に対して民事の裁判に踏み切りました。
一審では、実況見分調書の記載内容や友人の供述等から運転者は依頼者のお子さんであったと認定され、請求棄却となりました。
控訴審では、一審の認定内容が証拠と符合しないことを丹念に指摘し、同形式の原付バイクを取り寄せて事故状況の再現報告書を提出したり、新たに入手した別件訴訟の警察記録を援用するなどした結果、運転者は友人であるとの認定がなされ、逆転勝訴判決となりました。
北村 哲弁護士からのコメント

目撃証言もなく、客観的な証拠も少ない非常に難しい裁判でした。しかし、依頼者はご自分で医師に医学意見書を求められたり、県警等に対する損害賠償請求訴訟を提起され、証人尋問を行われるなどした結果、捜査段階での医師が作成した捜査回答書の信用性が否定されるなど、本件訴訟でも有利に援用することができました。
我が子の名誉を回復したいという依頼者の思いが結実した裁判であり、弁護士として全ての証拠に真摯に向き合う必要性を痛感させられました。
交通事故の解決事例 2
自転車に追突され右手関節、右肩関節の機能障害を負った被害者に、裁判所基準に基づく11級相当の後遺症慰謝料が認められたケース
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
被害者は70代の女性で、歩道上で後方から自転車に衝突されて路上に転倒し、右手関節の骨折、眼窩底骨折等の傷害を負って3か月以上入院しました。
その後、被害者は転院して通院治療を続けていましたが、右肩の痛みがなかなか引かないため更に転医してMRI検査を受けたところ、右肩の腱板断裂が判明しました。被害者は縫合手術を受けたものの、右手関節の機能障害、右肩関節の機能障害が残りました。
相談後
自賠責調査事務所による後遺障害等級の認定手続がないため、示談交渉に時間をかけず、当初から11級相当の後遺症が残ったことを前提に訴訟を提起する方針で臨みました。
訴訟では、相手方は右肩の腱板断裂について、当初入院した病院の救急処置記録上、上肢は左右ともに挙上可能と記載されており、事故から10か月が経過して初めて診断されたこと等から、事故後に何らかの理由によって腱板断裂が発生したものであり、右肩の可動域制限は事故との因果関係がないと主張しました。
当方からは、病院の診療録及び看護記録一式を入手、証拠提出し、事故から2日後の看護記録上、被害者が右肩が挙がらなくなったことを訴え、看護師が自力挙上ができないことを確認して主治医にその旨伝えたこと、主治医はCTやレントゲン撮影がなされているので経過観察のままとしたこと、救急処置記録上も右肩を打撲している記載があること等を指摘して、右肩の腱板断裂は本件事故により生じたもので、右肩の可動域制限は本件事故によるものだと主張しました。
その結果、裁判所より、右肩の腱板断裂は本件事故により生じたものであることを前提に、1上肢の3大関節中の2関節の機能に障害を残すものとして、11級相当の後遺症慰謝料を前提とする和解案が示され、和解成立。
北村 哲弁護士からのコメント

本件は右肩の可動域制限の原因となった腱板断裂について、事故との因果関係があるかどうかが争われました。肩の腱板断裂は、外傷によって生じる場合もあれば、腱板の老化によって日常生活動作の中で生じる場合もあり、事故との因果関係を確定診断するにはMRI検査が必要とされます。
本件では、当初入院した病院において肩のMRIが施行されていなかったため、これに代えて、看護記録等を丹念に検討し、詳細な主張をせざるを得ませんでした。
また、本件は「自転車事故」であり、自動車事故のように調査事務所による後遺障害の認定手続を経ることができないため、主治医の後遺障害診断書の検査結果(可動域測定)を基に、労災の認定基準をふまえて後遺障害の主張を展開せざるを得ませんでした。
仮に、右手関節の機能障害だけが後遺障害として認定される場合、12級相当に止まりますが、右肩関節の機能障害も認定されますと2つあわせて11級に相当します。
裁判所基準の慰謝料は後遺障害12級が290万円、11級が420万円で、130万円もの差があります。労災の認定基準を詳解した「障害認定必携」を熟読し、漏れがないかを検討する必要性を痛感させられました。
交通事故の解決事例 3
保険会社の素因減額の主張を撤回させ、大幅増額にて示談したケース
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
依頼者は車両同士の衝突事故により、外傷性椎間板ヘルニア、膝関節挫傷を受傷し、入院約半月、通院約7ヶ月の後、後遺障害等級14級9号(局部に神経症状を残すもの)と認定されました。
相手方保険会社からは、膝の痛みは依頼者の膝の形態異常が原因であり、素因が大きく影響しているので、既払い金(治療費、休業損害)を除いて75万円(自賠責の14級限度額)しか支払えないとの提示がありました。
相談後
依頼者は保険会社の提示に納得せず、弁護士に依頼しました。弁護士が14級を前提に後遺症損害を算定し、素因の主張に根拠がないことを指摘して交渉した結果、保険会社は素因減額の主張を撤回。既払い金を除いて200万円を支払う内容の示談が成立しました。
北村 哲弁護士からのコメント

事故以前から被害者がお持ちの心因的な要因や、体質的要因(既往症等)を素因(そいん)といい、それが損害の拡大に影響している場合には、裁判でも一定の割合で減額されることがあります(いわゆる素因減額)。しかし、これが保険会社によって安易に主張されるケースがあります。
安易に素因減額が認められると、少しでも持病がある被害者はまっとうな被害弁償を受けられなくなってしまいます。裁判では、素因減額の主張はそう簡単には認められませんし、認められる場合でも大幅な減額はまれです。少しでも疑問に思ったら専門の弁護士に相談するべきでしょう。
交通事故の解決事例 4
保険会社が治療費の負担を拒否したため、自賠責に被害者請求、後遺障害等級申請を行い、併合9級の保険金を獲得し、更に訴訟提起して勝訴的和解を獲得したケース
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
依頼者は原付バイクを運転して信号機のない交差点を通過する際、左方から来た相手方自動車と出合い頭衝突事故に遭いました。
依頼者は骨盤骨折、左脛腓骨骨折、左足関節骨折等の傷害を負い、救急搬送され入院しました。何度も手術を受けましたが、相手方保険は「依頼者の過失が大きいので健康保険を利用してください」と主張し、治療費の任意保険対応を拒否しました。
困った依頼者と夫は、今後の後遺障害等級申請も含めてどうしたらよいだろうかと相談に来られましたた。
相談後
受任後、弁護士は医療機関に照会して依頼者の負傷内容を確認し、症状固定時期に合わせて医療機関に後遺障害等級申請のための診断書作成を依頼しました。
その結果、依頼者は膝関節及び足関節の可動域制限、足底部の神経症状等にて併合9級の後遺障害が認定され、傷害分を合わせた自賠責保険金の満額を獲得しました。
その後、弁護士は直ちに裁判所基準の損害額との差額の支払いを求めて提訴し、数度の弁論、証拠調べを経て、裁判所より、過失割合以外はほぼ当方の請求を認める和解案が勧告され、和解が成立しました。
北村 哲弁護士からのコメント

依頼者は高齢のご夫婦であるのに、相手方保険から治療費の保険負担を拒否されたため、ご自分の健康保険を利用して自費負担での治療を余儀なくされていました。その結果、ご相談に来られた時点で、入院代だけでも100万円を超える負担をされていました。
そこで、まずは適切な後遺障害の認定を経て自賠責保険金を獲得することを目標に、詳細な日常生活動作の聴き取りを行い、主治医に治療状況を照会した後、後遺障害診断書の作成を依頼しました。その際、考えられる限りの後遺障害を指摘し、適切な検査を行っていただくよう要請しました。
その結果、併合9級の認定がなされ、自賠責保険を獲得することができましたので、その後速やかに裁判所基準のあらゆる損害を算定し、訴訟提起しました。
裁判では、症状固定時期や過失割合、主婦の休業損害、後遺症逸失利益などが争点となりましたが、過失割合を除いては、ほぼこちらの予測範囲内の上限に近い和解勧告がなされ、「先生のおかげで大変助かりました」と依頼者ご夫婦から大変感謝されました。
交通事故の解決事例 5
後遺障害併合14級。逸失利益、慰謝料を合計100万円以上増額したケース
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
相談前
依頼者は追突事故に遭い、頸椎捻挫、腰部打撲等の傷害を負い、半年ほど通院。両手首の痛みにつき「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害等級併合14級の認定が出ました。
相手方保険会社と交渉しましたが、逸失利益は3年間、慰謝料も裁判所基準をかなり下回る回答であったため、訴訟を提起しました。
相談後
手首の後遺障害による仕事への影響について詳細に主張し、関連する裁判例等も提出。最終的には逸失利益は5年間、慰謝料も裁判所基準とする和解案が示され、100万円以上の増額で和解が成立しました。
北村 哲弁護士からのコメント

保険会社は神経症状による後遺障害の場合、14級では2~3年の逸失利益しか認めないケースが多いです。神経症状の原因をふまえた詳細な主張、立証をすることで、裁判では5年ないしそれ以上の逸失利益が認められることも可能になります。
後遺障害が認定されているケースでは、慰謝料もふくめて保険会社の示談提示が妥当かどうか、弁護士に相談することをお勧めします。
離婚・男女問題
分野を変更するあなたの不安を安心に変えるために。離婚/財産分与/慰謝料請求/養育費請求等。一人で悩まず、まずはご相談ください。



落ち着いた雰囲気の中でご相談ができるように、室内は木目調の家具で統一しています。
離婚・男女問題の詳細分野
原因
- 不倫・浮気
- 別居
- 性格の不一致
- DV・暴力
- セックスレス
- モラハラ
- 生活費を入れない
- 借金・浪費
- 飲酒・アルコール中毒
- 親族関係
請求内容
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 離婚請求
- 離婚回避
- 面会交流
対応体制
- 24時間予約受付
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 当日相談可
- 休日相談可
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夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
お支払い方法
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法テラス利用可
法テラスの「民事法律扶助制度」や日弁連の「委託援助制度」が利用できます。これらは、経済的に余裕がない方が法的トラブルにあったときに、無料法律相談や、弁護士費用の立替えなどの援助を受けられる制度です。※援助を受けるためには、一定の条件を満たす必要があります。詳しくは、担当弁護士もしくは法テラスまでご確認ください。
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初回相談無料
弁護士によっては初回30分や電話相談のみなど、制限がある場合がございます。
- 分割払いあり
夫婦、男女間をめぐるトラブルは、親族や友人にも「はずかしい」という気持ちが先行してなかなか相談できず、一人で悩まれる方も多いと感じています。
ご自分一人で思い悩む前に、まずはお気軽にご相談ください。
安心できる解決方法をあなたと一緒に考え、ゴールに向かうサポートをいたします。
10分以内の「かんたん電話相談」もたいへん好評です。
離婚・男女トラブルはお任せください
- 配偶者との話し合いを弁護士にお願いしたい
- 子どもの親権や養育費について取り決めたい
- 離婚が成立するまでの生活費を請求したい
- 離婚にあたり年金を分割したい
- 配偶者の不倫相手に慰謝料を請求したい など
特に力を入れている案件
- 財産分与
- (不貞)慰謝料請求
- 養育費・婚姻費用分担請求
- 親権問題
- 面会交流
当事務所へ相談するメリット
- ご依頼の当初に、これまでの結婚生活の実情や、相手方に対する要望等をていねいに聴き取り、考えられる解決方法をご提案させていただきます。
- 弁護士が間に入ることで、心身の負担から解放されます。
- 離婚後やトラブル解消後の生活までを見据えて、サポートいたします。
- お子さんの状況を十分配慮したうえでのアドバイスをいたします。
- これまでの依頼者は、夫側と妻側、概ね半々です。
これまでの依頼者の声
「複雑な内容まで分かりやすく説明して解決まで導いていただいたので、先生に依頼して本当に良かった」と感謝の声をいただいております。
————————-
◆役職(現在)
・久留米児童相談所 虐待事例検討専門委員会委員
・久留米大学生命に関する倫理委員会委員 及び医療に関する倫理委員会委員
・小郡市政治倫理審査会委員(2016年度より)
【アクセス】
◆JRでお越しの場合
JR久留米駅東口から西鉄バス「六ツ門」の停留所まで7~8分。六ツ門交差点を南に進み、国道209号線沿いに小頭町(こがしらまち)の交差点を過ぎ、きらら保育園の交差点を過ぎますと、IKEDAビルが見えてまいります。
六ツ門のバス停からは、徒歩約10分。
タクシー利用では、JR久留米駅より10分以内。
◆西鉄でお越しの場合
西鉄久留米駅西側のバスターミナル7番から聖マリア病院、船小屋ゆきの50番のバスに乗車、「六ツ門口」の停留所まで約7~8分。同停留所から徒歩1分。
タクシー利用では、西鉄久留米駅より5分程度。
この分野の法律相談
幼い頃から実の父から暴力をうけてきており、 結婚を機に連絡を取らない方が良いとの夫からの助言もあり、長らく連絡を取っていませんでした。(結婚する前に親へ挨拶はしています。) しばらくしてそれに激怒した父が何度も電話をかけてきて、手が震えて電話に出れない私に代わり夫が出ると「結納金を払え」と...
お尋ねの件ですが、結納金は、結婚が成立した場合に、当事者ないし両家間の情誼を厚くする目的で授受される、一種の贈与と考えられます。 そうすると、贈与も契約ですから、当事者の合意がなければ授受する義務はなく、たとえ親から一方的に要求されたとしても、合意無しに支払に応ずる必要はないように思います。 警察や児相に相談歴がなくとも裁判等で暴力が認定されることは...

不倫をしており、相手の奥さんにバレて現在進行形で困っている状態です。 概要としては、 当方女性:30代独身、派遣美容師 相手男性:40代既婚者、派遣先美容室店長 以前に不倫経験が有った(当時の相手は50代の会社経営者)が、直近は2年程交際相手がいなかった。 不倫相手の店長とはたまたま休みの日が重なり...
お尋ねの件ですが、示談金を支払う場合には、示談金総額や支払い方法(一括か分割か、遅れた場合の延滞金等)を示談書という形で文書化し、後でもめないようにしておくべきです。したがって、そのような合意が出来るまで、支払いを先延ばしにすることは可能でしょう。 また、あなたと不倫相手が一緒になって奥さんに精神的苦痛を与えたのですから、あなただけでなく不倫相手も奥さ...

喧嘩がきっかけで夫が実家へ帰り、私は夫に離婚の意思を告げましたが離婚に応じてもらえていない状況です。 先日夫宛に重要らしい書類が届いたので夫の実家へ郵送しました。その後も夫は郵便物の転送手続きをしていないらしく、夫宛の郵便物は変わらず自宅に届きます。離婚協議中なのに一々切手代を払って郵送して...
お尋ねの件ですが、夫宛の郵便物を夫に届けなかったことが、離婚協議において直ちにあなたに不利となることはないでしょう。 郵便物の転送手続きは、夫が自ら郵便局等に転居届を提出して行う必要があります。本人確認等が必要ですし、あなたが勝手に行うと、そのこと自体が紛争の元になりますのですべきではありません。 ご参考まで。

離婚・男女問題の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | ■初回相談30分無料 30分を超える場合は、30分5,500円(税込)となります。 |
着手金 | ■離婚交渉・離婚調停 両方を通じて22万円(税込)~44万円(税込)。 ※難易度にもよりますが、基本は22万円(税込)です。 ■離婚訴訟の場合 33万円(税込)~55万円(税込) ※難易度にもよりますが、基本は33万円(税込)です。 ※交渉等から訴訟に移行する場合は、差額分をいただきます。 ※分割払いにも応じています。 |
成功報酬 | ■離婚交渉・離婚調停 両方を通じて22万円(税込)~44万円(税込)。 ■離婚訴訟 33万円(税込)~55万円(税込) ※いずれも離婚成立、離婚阻止、親権、養育費、面会交流権の獲得等の結果をふまえ、協議、決定します。 ※財産分与、慰謝料等を獲得した場合(又は阻止した場合)には、別途成功報酬(評価額の概ね11パーセント)をいただきます。 |
日当 | ■遠方(久留米市外)の裁判所への出廷や、遠方(久留米市外)での交渉の場合には、日当が発生します。 ①基本は、1時間あたり1万1000円(税込) ②あらかじめ複数回の出張が予想される場合には、定額制(1回につき1万6500円等) |
離婚・男女問題の解決事例(1件)
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別居中の夫に生活費を負担させ、離婚に際して財産分与と年金分割を認めさせたケース
- 財産分与
- 別居
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 生活費を入れない
離婚・男女問題の解決事例 1
別居中の夫に生活費を負担させ、離婚に際して財産分与と年金分割を認めさせたケース
- 財産分与
- 別居
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 生活費を入れない
相談前
依頼者は夫と子ども2人の4人で生活していましたが、持病が悪化したにもかかわらず夫が医療費の負担に応じなかったことから、1人実家に戻って療養生活を続けました。医療費を自分の両親に頼る生活であったことから、夫に支払ってもらうにはどうしたらよいかとの相談を受けました。
相談後
弁護士が依頼を受け、夫に対して婚姻費用分担請求の審判を裁判所に申し立てました。審判の結果、夫に月々一定額の婚姻費用(生活費)の支払を命ずる決定が出ましたが、夫がこれに従わなかったことから、夫の給与の差押を裁判所に申立て、夫の給与から毎月一定額が生活費として依頼者に支払われることとなりました。
その後、夫側から離婚を求める調停が申し立てられ、更には離婚訴訟となりましたが、最終的には夫の退職金予定額を前提に一定の解決金が支払われることになり、また年金分割も成立して、依頼者の納得のゆく和解離婚が成立しました。
北村 哲弁護士からのコメント

離婚前に夫婦が別居した場合であっても、別居中の生活費(婚姻費用といいます)を相手方に請求することが認められています。「自分から家を出た以上、相手方に請求できないのではないか」と悩まれる方もいらっしゃいますが、そのような事情は生活費を負担しなくてよい理由にはなりません。
相手方が任意に支払を認めない場合には、家庭裁判所に調停、審判を申し立てて裁判所の判断を仰ぐことができますし、それでも従わない場合には、相手方の給与等を直接差し押さえるよう裁判所に申立てをすることもできます。
本件では、その後相手方から離婚訴訟を起こされましたが、最終的には相手方から退職金予定額を前提とした財産分与がなされることになり、また年金分割も成立して、依頼者の要望に沿った離婚が成立しました。
夫の退職金については、夫婦が生活上協力し夫が仕事に専念することができた結果であるとして、離婚時の財産分与の対象になるとするのが一般です。依頼者からも「これからの生活のために本当に助かりました」と感謝の声をいただきました。
借金・債務整理
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落ち着いた雰囲気の中でご相談ができるように、室内は木目調の家具で統一しています。
借金・債務整理の詳細分野
依頼内容
- 自己破産
- 過払い金請求
- 任意整理
- 個人再生
対応体制
- 24時間予約受付
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- 休日相談可
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お支払い方法
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- 分割払いあり
- 後払いあり
※借金問題で一人で思い悩む前に、まずはお気軽にご相談ください。
10分以内の「かんたん電話相談」もたいへん好評です。
※新型コロナウイルス感染症の拡大をふまえ、当事務所においては、相談中も含めて室内の換気を励行しているほか、定期にドアノブ、ソファー等のアルコール除菌を行っております。
借金トラブルはお任せください
- 会社の休業が続き、ローン/カードの支払いができない
- かなり昔の借入先から、突然「支払請求の最終通告書」が届いた
- 新型コロナウイルスにより業績が悪化している。
- イベント、発売中止により、莫大な借金を抱えてしまった。
- 資金繰りに不安を感じている。
- 借金を返すために借りる状態に陥り、今後どうしたらいいか見通しがつかない。
- 連帯保証した友人が破産し、保証債務の支払いを求められている。
- 勤務している会社にもサラ金業者から電話が掛かってくるのではと悩んでいる。
特徴
- 弁護士に依頼したとしても、秘密は必ず厳守されます。
- 観光関連や製造、医療・福祉の各業界、飲食業、個人の方、自営業や法人様など、業種問わず対応いたします。
特に力を入れている案件
- 任意による債務整理(個人、法人)
- 自己破産
- 法人破産(会社破産)
- 民事再生
当事務所へ相談するメリット
- 弁護士に依頼することで、毎月の支払金額を大幅に減額することができ、場合によっては借金をゼロにすることができます。
- 弁護士が受任通知を送ると、債権者からの取り立ては止まります。
納得のいく解決を目指して
借金・債務整理の問題は、自分だけでなく、ご家族や従業員にまで影響を及ぼす可能性のある問題です。
スピーディーな対応はもちろんですが、それだけではなく、ご相談者様に納得いただける解決方法が見つかるまで、とことん話し合い、最善の解決に向けてサポートします。
これまでの依頼者の声
「複雑な内容まで分かりやすく説明して解決まで導いていただいたので、先生に依頼して本当に良かった」と感謝の声をいただいております。
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◆役職(現在)
・久留米児童相談所 虐待事例検討専門委員会委員
・久留米大学生命に関する倫理委員会委員 及び医に関する倫理委員会委員
・小郡市政治倫理審査会委員(2016年度より)
【アクセス】
◆JRでお越しの場合
JR久留米駅東口から西鉄バス「六ツ門」の停留所まで7~8分。六ツ門交差点を南に進み、国道209号線沿いに小頭町(こがしらまち)の交差点を過ぎ、きらら保育園の交差点を過ぎますと、IKEDAビルが見えてまいります。
六ツ門のバス停からは、徒歩約10分。
タクシー利用では、JR久留米駅より10分以内。
◆西鉄でお越しの場合
西鉄久留米駅西側のバスターミナル7番から聖マリア病院、船小屋ゆきの50番のバスに乗車、「六ツ門口」の停留所まで約7~8分。同停留所から徒歩1分。
タクシー利用では、西鉄久留米駅より5分程度。
この分野の法律相談
こちらの相談に目を留めていただき、ありがとうございます。 先日、母が亡くなりました。 相続は済ませ、借金の返済等全ての手続きを終えました。 母方の祖父母が実家から15分の場所で2人で暮らしており、生前母が生活援助をしておりました。 過去に祖父母と同居したのですが、増築分のお金を祖父母が...
お尋ねの件ですが、①お金の返済を求められた場合に応じなければならないかどうかは、祖父母が亡母にお金を貸したことを証明(裏付け)できるかどうかによると思います。 借用書があるかどうか、あるとしても明確に金額や返済条件が記載されているかどうかが問題ですし、たとえ借用書があるとしても、長期間返済をした事実がないのであれば、実質は親族間の贈与であって、返済義務...

年金暮らしの母親の銀行のカードローンから督促状が届いていて、一括返済するように書いてありました。亡くなった父親の分と2人合わせて100万です。50万ずつです。母親の年金は月に八万弱しかありません。一万ずつの返済ですがそれもままならず、子供たちにも黙っていました。自己破産するしかないのでしょうか?持...
お尋ねの件ですが、銀行と協議して元本の長期分割の交渉をする余地はあります。 どうしても話がつかない場合には、自己破産がやむを得ない場合もありますが、その場合、亡父の家を相続している関係で、自宅を処分(売却)して返済にあてなければならない可能性もあります。 まずはお近くの弁護士に速やかに相談され、お母様の負債の全体像や、お持ちの資産の全体像を説明して、...

娘が最近まで付き合っていた人と揉めています。彼は妹に引越し代として貸したお金を親が肩代わりとしてでも返して欲しいといいます。金額は20万円です。娘は地元を離れて彼がいる県外に引っ越しをしたのですが、そのときに引越し代として貸した、返済は毎月娘が支払うと言ったが、娘は病気になり返済をしてもらって...
お尋ねの件ですが、貸金の返還を請求するには、お金を貸す(あとで返済する)ことの合意と、お金を渡した事実を相手方が証明しなければなりません。 娘さんは借りていないといい、相手方は貸したといって争いになっているのであれば、相手方が裁判で証明できない限り、相手方にお金を渡す必要はないかと考えます。 なお、借用書がないからといって、直ちに貸金の証明ができ...

借金・債務整理の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | ■30分あたり5,500円(税込) ※ただし、初回相談料は無料です。 |
着手金 | 個人の任意整理事案は、1社あたり3万3000円(税込) 自己破産は、個人33万円~(税込)、法人55万円~(税込) 民事再生は、個人38万5000円~(税込)、法人110万円~(税込) ※詳細は、相談時に弁護士にお尋ねください。 |
報酬金 | 過払い金回収は、交渉につき回収額の16.5%(税込)、訴訟につき回収額の22%(税込) |
備考欄 | 弁護士費用の支払方法はご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。 |
借金・債務整理の解決事例(2件)
分野を変更する-
総額400万円を超える借金について、時効の主張と分割弁済の和解提案を行い、総額80万円に減らして長期分割払いの和解が成立した例
- 任意整理
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1000万円を超える負債を個人再生手続により5分の1に圧縮し、計画弁済が承認された例
- 個人再生
借金・債務整理の解決事例 1
総額400万円を超える借金について、時効の主張と分割弁済の和解提案を行い、総額80万円に減らして長期分割払いの和解が成立した例
- 任意整理
相談前
依頼者は15年ほど前から消費者金融3社に借金があり、収入が減ったため約束どおりの支払が遅れがちになりました。
うち1社は、10年ほど前に裁判所を通じて支払督促が申し立てられたため、以後収入が多い時だけ支払っていました。
残り2社は、7~8年前までは時々返済していましたが、以後は収入が減って支払ができなくなりました。
最近になって、最初の1社から貸金請求の裁判が起こされ、残り2社からも支払を催促する通知が届くようになりました。
依頼者の借金は3社合計で400万円を超えるため、自己破産するしかないと思い悩み、相談に来られました。
相談後
依頼者の支払状況を確認したところ、7~8年前に支払を止めた2社については、その後全く支払をしておらず、貸金請求の裁判も起こされていないことが確認できました。そこで、5年の消滅時効が成立し、支払義務がないことを内容証明郵便にて通知しました。
他方、裁判を起こされた1社については、支払督促後も支払をしていた時期があったため、消滅時効の主張は困難と判断し、依頼者の支払可能額を確認の上で、長期分割の和解案を打診しました。
その結果、依頼者の月々の支払可能額の範囲内で、5年間の長期分割の和解が成立しました。
結論として、消滅時効を主張した消費者金融からは請求がなくなり、残り1社の約80万円の借金だけとなって、自己破産をする必要がなくなりました。
北村 哲弁護士からのコメント

消費者金融からの借金では、長期間支払をしていない業者や、その業者から権利を取得したとする回収会社から、突然支払を催促する通知が届くことがあります。そのような場合には、慌てて連絡をせずに、まずは弁護士に相談することで、消滅時効の主張をして借金から解放されるケースが多くあります。
本件でも、3社のうち2社は消滅時効が可能でしたので、実質的に借金は1社だけが残ることとなり、ご本人の収入状況をふまえた長期の分割弁済の和解が可能となりました。結果として、「自己破産するしかない」との依頼者の思い悩みを取り払い、借金整理ができたことで、依頼者から大変感謝されました。
借金・債務整理の解決事例 2
1000万円を超える負債を個人再生手続により5分の1に圧縮し、計画弁済が承認された例
- 個人再生
相談前
依頼者は長年ギャンブルがやめられず、多額の借り入れやおまとめローンを繰り返した結果、相談時点で1000万円を超える負債を抱えていました。当初、自己破産も検討しましたが、借入原因の大部分がギャンブルであったため、免責が不許可となる可能性が大きいことがネックになりました。
相談後
依頼者は仕事は長年真面目にこなしており、収入(給与、賞与)が安定していることから、自己破産ではなく、個人再生手続により負債を圧縮し、計画弁済を目指す方針で臨みました。
また、依頼者がギャンブルをやめるために、心療内科で診察を受けてもらったり、ご家族に家計管理を協力してもらい、月々の家計表をきちんと作成するよう依頼して、生活の立て直しを図りました。
その結果、負債総額を5分の1に圧縮し、3年間の計画弁済を行う再生計画案が裁判所に認められ、無事に確定に至りました。
北村 哲弁護士からのコメント

多額の借金の原因がギャンブルによる場合、たとえ自己破産の申し立てをしても、裁判所は免責を許可しないことがあります。免責不許可になると借金は消えないため、自己破産をするメリットはありません。
このような場合でも、本人の収入が安定しており、負債をカットすれば計画弁済が可能であれば、個人再生手続を申し立てることで、負債を整理することができます。
個人再生手続は自宅を残すために利用されることが多いですが、このように自己破産手続きでは免責が不許可となるケースでも利用価値がありますので、あきらめずに弁護士にご相談ください。
所属事務所情報
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- 所属事務所
- きたむら法律事務所
- 所在地
- 〒830-0046
福岡県 久留米市原古賀町30-1 IKEDAビル5階A号室 - 最寄り駅
- 西鉄久留米駅より50番のバスで「六ツ門口」下車徒歩1分。
西鉄久留米駅から徒歩ですと約15分です。
西鉄花畑駅から徒歩ですと約10分です。 - 交通アクセス
- 駐車場近く
- 受付時間
-
- 平日09:00 - 18:00
- 定休日
- 土,日,祝
- 備考
- ◆個人の方は初回30分相談無料
◆事前予約で土曜日10:00~15:00は相談可
◆12:00~13:00は休憩時間(留守電対応)
◆メールは24時間受け付けています - 対応地域
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- 設備
-
-
バリアフリー
「事務所建物入口から相談スペースまで車椅子で移動でき、トイレも車椅子のまま利用できる」を定義としています。
-
バリアフリー
- 事務所URL
- https://kitamura-law-office.com/
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