木下 明 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
入学当初は弁護士になろうという気持ちはありませんでしたが、大学の法学部で法律を学ぶにあたり、学んだ知識を活かして人の役に立つ仕事をしたいと考え、弁護士を志望しました。
ただ、当時は弁護士の方と接する機会がほとんどなく、自分は弁護士という職業にむいているのだろうかといった不安はいつも感じていました。しかし、どの職業に就くにしても不安はつきものですし、一度勉強を始めてしまった手前ひくこともできず、そのまま弁護士への道を突き進みました。
司法修習時代は、様々な弁護士の方にご指導いただき、どのような方向で仕事をしていくことに自分の適正があるかについて具体的なイメージをもつことができました。当初は、東京の大学に通っていたこともあり、そのまま東京の大きな事務所で弁護士をやるのかなと思っていましたが、地方で実務修習をする中で、大きな事務所に所属するのではなく、早期に自分の事務所を持って仕事をしていこうと考え、故郷である福岡で弁護士登録し、3年半の勤務弁護士を経験した後、独立して現在の事務所を設立しました。
今までの経験と現在の仕事内容
勤務弁護士時代や独立後の数年間は、民事・刑事問わず依頼のある事件をえり好みせずに何から何までやっていました。現在取り扱いが多いのは、顧問先の中小企業が抱える契約締結や債権回収、労務問題などの企業法務と交通事故案件です。特に交通事故に関しては、今までおよそ1000件以上扱ってきました。
弁護士としての信条・ポリシー
フットワークを軽くすることです。弁護士登録してすぐに、県内で弁護士が少ない地域の法律相談センターの相談及び国選弁護をバックアップする担当となり、そのような担当を約10年続けました。福岡市には弁護士はたくさんいるのですが、地方の市は現在も弁護士過疎となっております。
現在でもその地域は半分地元のような意識があり、週に1、2回は通っています。顧問先などからの相談でも、もちろん私の事務所でやることの方が多いですが、状況次第で気軽に先方に訪問して行います。
弁護士が必要とされる場所に積極的に出ていくことは、弁護士、依頼者の双方にとって非常に有意義なことだと思います。今後も依頼者とも距離を縮めることを意識し、フットワーク軽く活動して行きたいと思います。
関心のある分野
交通事故案件については、専門的な医学知識が必要とされる案件も多く、膨大な量のカルテの内容を検討したり、医学文献を調べたりすることも多々あります。そのような経験や、患者からも病院からも関われる点などから、医療訴訟の分野については関心があります。また、今後医療訴訟は増えてくると思うので、さらに研鑽を積みたいと考えています