東 敦子 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
仕事の内容はさっぱりわからなかったのですが、幼少期から、叔父に「弁護士になったらいいよ」とすりこまれていました。法学部4年のとき、気がついたら、就職活動に乗り遅れ、周囲に司法試験の勉強をしていた人がいたので、自分も勉強しようと思ったのが最初です。
何か資格をもっていたら、ずっと働けるなあと思っていたし、結婚や出産後も働けるというところに魅力を感じていました。
司法試験の勉強をはじめたとき、当時、検察官だった方にゼミをしていただき、「自分が本当に幸せになるには、世の中のみんなが幸せにならないといけない」という言葉で、真剣に弁護士を目指しました。
今までの経験と現在の仕事内容
北九州爪切り事件(看護師が療養上の世話として行った爪切りが傷害罪に問われた事件)で、逮捕から控訴審まで刑事弁護を担当し、無罪判決を勝ち取りました。
北九州市小倉監禁事件で、監禁されていた17才の少女が監禁状態を脱出した後に、その6年前に殺された父親の犯罪被害者給付金の支給を求めた事案を担当しました。県は「時効・除斥期間を経過しており支払えない」と主張し、不支給としたのですが、その決定を不服として、最高裁まで争い、不支給決定を取り消せという判決を確定させました。
現在は、離婚事件、少年事件、刑事事件、多重債務の事件など取り扱っています。いわゆるマチ弁です。
弁護士としての信条・ポリシー
依頼者とよく話をすること、人生の辛い時期に精神的に落ち込んでいる依頼者(特に離婚事件の当事者など)に寄り添うこと、なるべく早く対応すること・・・です。
最近は、依頼者にとって何が利益かをいろんな角度から考えること、依頼者自身も気づいていないような悩みの根幹にあるものを一緒に探すことも意識しています。
当然のことですが、事件の相手方にも誠実に接することが大事と思っています。そして、いろいろあるけど、自分はくよくよしないこと!!です。
関心のある分野
子の監護に関する事件(子どもと非監護親との面会交流問題や、子どもに対する虐待が疑われる事件に弁護士としてどう関わるか)、少年事件、覚せい剤やシンナーなど薬物依存は繰り返し行われてしまうが、それを断ち切るために弁護士はどのような役割を果たせるかなど(北九州ダルクの監事をしています)。