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【弁護士ドットコム】弁護士ドットコム、4月下旬より日本初※となる『弁護士専用の裁判官データベース』を提供開始

より公正で公平な裁判の支援を目指して

Press Release

弁護士ドットコム

2023.04.28

 弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:元榮 太一郎、以下当社)は、全国の裁判官情報を、弁護士限定で投稿・閲覧できるナレッジシェアサービス「裁判官データベース」のβ版の提供を開始致します。
 裁判官データベースは、「裁判官を身近に、司法をもっと身近に。」という社会を目指し、これまで共有が難しかった裁判官ごとの訴訟指揮や、法的判断の傾向等の情報を、弁護士が共有、利用できるようにすることで、より多くの依頼解決につながると考えております。 ※2023年4月時点、自社調べ。

https://www.bengo4.com/lawyer/judge/


■『裁判官データベース』とは
 弁護士同士が全国の裁判官に対する情報を共有できるプラットフォームです。このサービスは弁護士のみ利用でき、裁判官に対するコメントの投稿・閲覧が行えます。サービスの特徴は以下の3つです。

①情報の高い信頼性:弁護士のみが投稿・閲覧可能なサービスのため、投稿内容の信頼性と、実務視点からの有用性を担保しています。

②最高判事から簡易裁判判事まで幅広くカバー:最高裁判事から簡裁判事までを対象にしております。すべての裁判官を対象としています。新たな裁判官の追加のリクエストも可能です。

③利用は無料:弁護士ドットコムに登録している弁護士であれば、投稿、閲覧、リクエストなど基本無料で利用できます。

■代表取締役社長 元榮太一郎コメント(提供の背景)
 現在日本の司法制度では、裁判官は公的な存在でありながら、同時に独立性が認められています。裁判官も一人の人間であり、その人ならではの判断や感情が当然ある為です。この裁判官の独立性は、人間が判決を下すうえで、とても重要な前提であり、適切な制度だと思います。一方でこれは、裁判官によって結論が異なることの可能性を許容するものとも言えます(故に不服を申し立てられるよう、三審制が存在します)。このことは少なからず依頼者、また弁護士からすると、どの裁判官が担当するかが、少なからず結果に影響するという点で、多少なりとも精神的負荷になると考えています。
 こうした状況から、これまでも「裁判官の情報共有が難しい」「裁判官の情報を調べるツールがほしい」と言った声は、多くの弁護士からあがっており、今回のサービスが、弁護士がより裁判官に関する豊富な情報を入手、結果的に依頼者の解決につなげられることに貢献できればと考えております。

■弁護士ドットコムについてhttps://www.bengo4.com/
 弁護士ドットコムは、国内最大級の法律相談ポータルサイトです。弁護士ドットコムでは、弁護士の検索や問い合わせのほか、自身の法律問題を弁護士に相談することが可能。国内弁護士の半数に当たる22,431人(2023年1月時点)の弁護士が登録し、ユーザーの相談に弁護士が回答する「みんなの法律相談」の累計法律相談件数は121万件となっています。

本件におけるお問合せ先

弁護士ドットコム株式会社 広報担当

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