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プログラマ向け情報共有サービス「Qiita(キータ)」を提供するIncrements株式会社が「クラウドサイン」を導入- リモートワーカーの契約手続きをクラウド化 -

Press Release

2016.12.05

 弁護士ドットコム株式会社(東証マザーズ6027、東京都港区、代表:元榮 太一郎、以下当社)は、プログラマ向け情報共有サービス「Qiita(キータ)」(https://qiita.com/about)を提供するIncrements株式会社(東京都渋谷区、代表:海野 弘成、以下Increments)が、「クラウドサイン」(https://www.cloudsign.jp)を導入したことをお知らせいたします。
 「クラウドサイン」の導入企業数は上場企業をはじめ4,200社を突破しリモートワークを推進する企業にも導入されるなど多様な働き方に適ったクラウドサービスの一つとして普及しています。


■ 導入背景 - 雇用契約および秘密保持契約における課題
 Incrementsは、「Qiita」「Qiita:Team」「Kobito」などプログラマ向けのWEBサービスを開発する会社であり「ソフトウェア開発をよくすることで、世界の進化を加速させる」をビジョンに掲げています。2016年6月に全従業員を対象にリモートワーク制度を導入し、ほぼ全ての業務がペーパレス化されていますが、雇用契約は紙と印鑑による手続きとして残っていました。
 また各企業との秘密保持契約の締結においては、契約締結作業に1~2週間かかるため契約締結が後回しになる事後契約が発生することがあり、ビジネススピード、コンプライアンスの両立において課題を抱えていました。

■ 導入効果
「クラウドサイン」導入によるメリットは以下2点です。
① 従業員のリモートワークにおけるペーパレス化を実現
「クラウドサイン」の導入により雇用契約のペーパレス化が実現でき、リモートワークのさらなる推進を図れるようになりました。
② 契約締結のスピード化およびコンプライアンスの強化の両立
1週間以上かかっていた秘密保持契約の締結が、「クラウドサイン」導入により、1〜2営業日に短縮しビジネススピードが向上。事後契約がなくなりコンプライアンスが強化されました。

■ クラウドサインの今後の展開
 今後は、導入企業数を拡大させるとともに、プロダクト面においても新機能を順次追加していく予定です。
 また、株式会社デジタルガレージ(東証一部4819、本社:東京都渋⾕区、代表取締役社長 兼 グループ CEO:林 郁)とその投資先であるブロックチェーン関連技術の開発を手がけるBlockstream 社(本社:カナダ・モントリオール、President:Adam Back)と連携し、ブロックチェーン技術を用いて所有権移転などの契約の⾃動執⾏を可能とし、従来の書⾯による契約締結実務をより効率化かつ安全に進める技術「スマートコントラクト・システム」の開発を共同で検討開始してまいります。
 当社では、本サービスをはじめとするリーガルテック領域への事業拡大を通じて、法律をより簡単に活用できる社会を実現してまいります。

本件におけるお問合せ先

弁護士ドットコム株式会社 広報担当

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