クラウド契約サービス「クラウドサイン」においてAPIを公開-社内稟議のワークフローと契約締結業務の自動連携が可能に-
Press Release
日本初のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」(https://www.cloudsign.jp)を提供する弁護士ドットコム株式会社(東証マザーズ6027、東京都港区、代表:元榮 太一郎)は、「クラウドサイン」と社内稟議システムや他社製の基幹システムとの連携が可能になる「クラウドサインAPI」を公開しました。
■ API公開により可能となるサービス
「クラウドサイン」はサービス開始1年で導入企業数が3,500社、累計契約締結件数が3万件を突破し順調に拡大しています。
このたびの「クラウドサインAPI」は、「クラウドサインAPI」と、社内稟議システムや他社製の基幹システムで管理している取引先データや従業員データなどを連携させることで、社内稟議のワークフローと契約締結業務の自動連携が可能となります。その結果、
① 企業における契約締結手続きとして、法的決裁権限を有する者への稟議申請を簡便化
② 法的決裁権限を有する者が稟議を承諾した場合に限り、取引先にクラウドサインを通して契約を送付することが可能な内部統制の強化
③ 既存の社内稟議システムや他社製の基幹システムに登録された情報に基づき契約締結業務を行うことが可能な契約締結業務の簡便化
④ 取引先への契約書、見積書・発注書・請書・納品書・請求書などの帳票を自動作成するシステムと連携することにより、契約書の作成から締結・保管業務を一元管理が可能な業務効率化が実現でき、企業および個人の契約行為が大幅に便利になります。
当社は「クラウドサインAPI」公開により、契約締結件数の多い大企業を中心に導入企業数の更なる拡大を図ります。
■ 活用事例
現在、導入検討を進めている事例をご紹介します。
① 不動産賃貸借、売買契約に伴う契約締結業務を社内稟議システムと連携することによって、社内での稟議ワークフローから契約締結・書類の管理保管を同一のシステムで管理することが可能になるため、導入検討。
② 契約社員の更新時に大量の雇用契約を取り交わす必要があるため、社内の基幹システムから自動的に帳票(雇用契約書)を作成し、従業員に対する送付業務・締結業務・保管業務をシームレスに行うことが可能になるため、導入検討
③ 業務請負契約の検収業務をSalesforceと連携することによって、検収書の発行から送付・合意締結・書類の管理保管をSalesforce上で一元的に行うことが可能となるため、導入検討。
■今後の展開
今後は、プロダクト面において順次機能強化し、導入企業数および契約締結件数の拡大を図ってまいります。
また、株式会社デジタルガレージ(東証一部4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 グループ CEO:林 郁)とその投資先であるブロックチェーン関連技術の開発を手がけるBlockstream 社(本社:カナダ・モントリオール、President:Adam Back)と連携し、ブロックチェーン技術を用いて所有権移転などの契約の⾃動執⾏を可能とし、従来の書⾯による契約締結実務をより効率化かつ安全に進める技術「スマートコントラクト・システム」の開発を、高い改ざん防止性やゼロダウンタイムの実現などを目指し、共同で検討開始して参ります。
当社では、本サービスをはじめとするリーガル・テック領域への事業拡大を通じて、法律をより身近で便利に利用できる社会を実現して参ります。
■クラウドサインとは
契約締結から契約書管理まで可能なクラウド型の電子契約サービスです。ドラフティング済みの契約書をアップロードし、相手方が承認するだけで契約をむすぶことが出来ます。また締結済みの契約書はクラウドに自動で保管。更新通知や文面の検索をすることができます。
サービス開始1年で、導入企業数は3,500社を突破しています。
問合せ先メールアドレス:support@cloudsign.jp
- 本件におけるお問合せ先
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弁護士ドットコム株式会社 広報担当
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