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大手クレジットカード会社クレディセゾンが「クラウドサイン」を導入- 金融業務の契約実務において大幅な効率化を実現 -

Press Release

2016.08.01

 弁護士ドットコム株式会社(東証マザーズ6027、東京都港区、代表:元榮 太一郎、以下当社)は、大手クレジットカード会社である株式会社クレディセゾン(東証一部 8253、東京都豊島区、代表:林野 宏、以下クレディセゾン)が、当社の提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」(https://www.cloudsign.jp/)を導入したことをお知らせいたします。
 「クラウドサイン」の導入社数は上場企業をはじめ2,600社を突破し、金融業界をはじめあらゆる業界で導入されており順調に拡大しています。




■ 導入背景 - 日本初の「クレジットカード加盟店向け資金調達サービス」を契約実務で支援する
 「クラウドサイン」は、契約書作成から契約締結、保管まで一気通貫で行うことができる、日本初のWeb完結型のクラウド契約サービスです。
 クレディセゾンは、2015年4月より、クレジットカードの加盟店向けの資金調達サービス「加盟店ビジネスファンディング」(https://www.saisoncard.co.jp/funding)を提供しています。本サービスは、日本で初めて「将来発生見込みのあるクレジットカードの売上債権を買い取ることで加盟店に資金提供する債権譲渡形態」を採用しており、保証人や担保が不要なことから、加盟店にとって手軽でスピーディな資金調達の手段となっています。
 この度「クラウドサイン」を導入することにより、契約実務のペーパーレス化が実現されました。「加盟店ビジネスファンディング」はさらに利便性の高いサービスとなっています。

■ 導入メリット
「クラウドサイン」を導入したことによるメリットは、以下の3点です。
① 契約実務工数の大幅削減
 「クラウドサイン」の導入前は、帳票の印刷から郵送、押印、保管など、「紙」にまつわる多くの作業が発生していました。「クラウドサイン」でペーパーレス化を実現することにより、双方の契約実務の工数が大幅に削減されました。
② 契約締結のスピード化
 これまでは、契約締結まで最低でも2日はかかっていましたが、「クラウドサイン」導入により、これが1〜2時間に短縮しています。
③ コスト削減
 契約締結を電子化することにより、印紙代や郵送代を削減することができました。


■ 今後の展開
 今後は、金融機関への導入や、他業界への普及を加速化させ、導入社数を拡大させるとともに、プロダクト面においては、API機能やスマートフォンをはじめとした幅広いデバイスへの対応、契約書レビューなど、新機能を順次追加していく予定です。
 また、株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋⾕区、代表取締役社長 兼 グループ CEO:林 郁)とその投資先であるブロックチェーン関連技術の開発を手がけるBlockstream 社(本社:カナダ・モントリオール、President:Adam Back)と連携し、ブロックチェーン技術を用いて所有権移転などの契約の⾃動執⾏を可能とし、従来の書⾯による契約締結実務をより効率化かつ安全に進める技術「スマートコントラクト・システム」の開発を、高い改ざん防止性やゼロダウンタイムの実現などを目指し、共同で検討開始して参ります。
 当社では、本サービスをはじめとするリーガル・テック領域への事業拡大を通じて、法律をより身近で便利に利用できる社会を実現して参ります。

本件におけるお問合せ先

弁護士ドットコム株式会社 広報担当

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