「一緒に住むため寿退社して引越しまでしたのに…」。婚約者から結婚予定日の3日前に婚約破棄を言い渡された紗香さん(37)。仕事を辞めてしまった後の突然の心変わりが「許せない」という女性が、相手にけじめをつけさせるまでの事例を紹介します。
(弁護士ドットコムに寄せられた相談を元にしています)
●「37歳。正直、あせりも感じていました」
私は、学校を卒業後に入社した会社で十数年、事務職として幸いにも大きな不満なく働き続けてきました。雅弘さんから念願のプロポーズを受けたものの、異動の可能性がある彼に退職してまでついていくべきかどうか悩みました。
だから、プロポーズ後まもなく、本当に転勤の話が出たときも気になりませんでした。
これまでとはまったく違う生活になることに、私はワクワク感しかありませんでした。
(次回「『結婚したらウチにも顔出して』電話越しに喜んでくれた母の言葉に涙」へ続きます)