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「規模的に悪質なケースだ」JASRACが刑事告訴、山下達郎さんらの1600曲入りSDカード販売した疑いの男性
JASRACの建物(2022年5月/弁護士ドットコム撮影)

「規模的に悪質なケースだ」JASRACが刑事告訴、山下達郎さんらの1600曲入りSDカード販売した疑いの男性

日本音楽著作権協会(JASRAC)は9月15日、フリマアプリ「楽天ラクマ」で、ミュージシャンの山下達郎さんや竹内まりやさんの楽曲が入ったマイクロSDカードなどを販売したとして、著作権法違反(無断複製物頒布)の疑いで、東京都の20代男性を刑事告訴したと発表した。

JASRACによると、この男性は2020年10月から2021年4月にかけて、JASRACが管理する山下さんと竹内さんの楽曲など、約1600曲を収録したマイクロSDカードや、同じく約550曲を収録したポータブルオーディオプレーヤーをラクマで販売した疑いがあるという。

弁護士ドットコムニュースが取材したところ、JASRACの調査によってこの事件が発覚して、秋田県警に情報提供して捜査がはじまったことがわかった。男性は8月31日に秋田県警に逮捕されていたが、JASRACは9月14日、あらためて刑事告訴した。

刑事告訴の理由について、JASRACの広報担当者は「今回は、確認できている1600曲もの楽曲を販売していたという悪質なケースで、刑事告訴にいたりました」と話している。

この記事は、公開日時点の情報や法律に基づいています。

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