澤田 剛司 弁護士
最初の段階で私が掴んでいたのが「ユーチューブの動画URL」と「相手のメールアドレス」だけだったので、相手の所在などを突き止めることができるかどうか不安でした。もちろん、メールアドレスというのはいわゆる「捨てアドレス」だったと思われます。また、ユーチューブの動画というのも人間が姿を見せているわけではなく、「デフォルメされた熊のキャラクターが喋る」という形式のものでした。声もしっかり加工されていて、むしろ聞き取りにくいくらいでした。ですが、弁護士さんに依頼したところ、相手の居場所を把握することができました。どういう方法でそんなことができたのかは分かりませんが、弁護士さんはすごいですね。しかし、相手方が全く交渉に応じてくれませんでした。そのため、結局裁判まですることになりました。「裁判か……」と面倒に感じないわけではなかったのですが、このまま泣き寝入りするのも嫌だったので全力で協力させていただきました。その結果、「120万円全額返金」とはいきませんでしたが、110万円は戻ってきました。10万円については、今回の出来事の勉強料だと考えておくことにします。弁護士さんのおかげで大損をせずに済んで助かりました。本当にありがとうございました。しかし、今冷静に考えると「動画URL」と「メールアドレス」しか分からないというのはおかしいですよね。私としても「自分自身がなぜ相手の住所や名前を調べなかったのか」と不思議でなりません。あともっと調べてみて分かったのですが、特商法の記載がないとダメなんですね。すでに私が引っ掛かった詐欺商材のサイトは閉鎖されているので確かめられませんが。考えれば考えるほど「なんであんなものに騙されてしまったのか」と悔しくなります。きっと「本当に稼げる可能性があるのか自分で調べてみよう」という気持ちがなかったのが最大の原因なのではないかと思います。これからは少しでも疑わしいものは避けることにします。石橋を叩いて渡るくらいじゃないとダメですね。また、「変なネット広告を探す」という趣味ももうやめました。※これらの内容は個人を特定できないよう、相談者の承諾を得て編集し載せております。
通信販売における詐欺を受けた男性からのご相談の
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