医療問題の解決事例
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心臓血管外科:人間ドックで狭心症の疑いを指摘され、心臓バイパス手術を受けたが、術中出血によりARDS(成人呼吸窮迫症候群)を発症し死亡した事案

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 バイパス手術の成功率は99%でうまくいけば翌日から元気になりますとの説明であったのに、実際は、長時間の手術となったうえ、予定した所に血管を付けられず、出血が止まらないとのことで再手術となりました。しかし、再手術後も状態はよくならず、最終的にはARDS(成人呼吸窮迫症候群)を発症して亡くなりました。
術前、ご本人はとてもお元気だったこともあり、ご家族はどうしても納得できないお気持ちでした。

解決への流れ 本件は訴訟になり、術中の出血は手術器具の操作ミスが原因であったとの当方の主張に対し、病院側はドレーン(手術中に使用する管)が当たったことが原因であるなどと主張しましたが、裁判所は病院に責任があることを前提とする和解案を示し、当方の勝訴的和解で終了しました。

島津 秀行 弁護士 島津 秀行 弁護士からのコメント 本件では、術中の出血が原因になって患者の状態が悪化し、最終的にARDSになり死亡したという機序については争いはなく、術中出血の原因が争点でした。この点についての被告の主張が納得できるものではなかったことから、裁判所は手術器具が原因であるとの心証に至ったようでした。

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